【ニューモデル情報】VWの人気SUV フェイスリフト 新型VWティグアン登場 PHEVやRモデルを含む全情報!

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VWは新型ティグアンに、プラグインハイブリッド仕様に加えて、真のRモデルを与える。ヴォルフスブルク発のSUVのすべての情報と価格をお届け。

コンテンツ一覧:
➤ 価格
➤ 外観
➤ インテリア
➤ 機能と装備
➤ コネクティビティ
➤ 比較テスト
➤ エンジンラインナップ

価格: VWティグアンの価格は以下の通り

現在最も成功しているVWのモデルが、フェイスリフトして提供される。
2019年だけで、「ティグアン」は全世界で90万台以上も製造された。
そして、このように長年にわたり、最も重要なVWとして、「ゴルフ」から王冠を奪ってさえきた。
クラシックなパワートレインと、電動化されたパワートレインに加えて、VWは「ティグアン」のスポーティさを教えるために設計された独自の「R」バージョンも用意した。
スタート価格は、130馬力のガソリンエンジンと6速マニュアルの組み合わせで、29,855ユーロ(約390万円)からとなっている。
プラグインハイブリッドの「ティグアン eHybrid」は43,510ユーロ(約570万円)からで、新たなシリーズのトップモデルである「ティグアン R」は60,420ユーロ(約790万円)からとなっている。

外観: 現行のブランドフェイスを身にまとうティグアン

リアには、フリップフロップ ライトシグネチャーを備えた新しいLEDテールライトが装着されている。

もちろん、「ティグアン」のフェイスリフトは、その外観で主に認識することができる。
キーワードは、新しいブランドフェイスだ。
特に印象的なのがヘッドライトだ。
「ゴルフ8」をベースにした、デイタイムランニングライトが採用され、その「まぶた」はフェンダーにまで伸びている。
マトリックスLEDライトもオプションで用意されている。
ラジエターグリルは、「T-Cross」を彷彿とさせるもので、「ティグアン」をより新鮮にしている。
そして、今回のアップデートにふさわしく、すべてのトリムレベルでグリルの下に新しいスカートが設けられている。
サイドでは、シルとフェンダーの部分の新しいトリムエレメントだけが目立つが、それ以外はVWのSUVらしさが保たれている。
リアでは、LEDテールライトがフェイスリフトで採用されている。

タッチコントロールが可能に。VWはSUVのインテリアを適材適所でアップグレードしている。

インテリア: 未来のタッチ式クライメートコントロール

ヴォルフスブルクに本社を置くVWは、「ゴルフ8」を参考にして、コンパクトSUVにタッチコントロール付きのマルチファンクションステアリングホイールを採用した。
その後ろには、オプションの対角線が10インチの、フルデジタルインストルメントクラスターが備わっている。
また、クライメートコントロールもボタンからタッチサーフェスに変更されている。
ここでも「ティグアン」は、プラットフォーム提供者であるゴルフを彷彿とさせる。
人間工学に関する限り、「ティグアン」は今回のモデルチェンジでも、整然とした実用的なデザインを維持している。
スペースの面でも、「ティグアン」は、いつも通り広々としている。

ダッシュボードのディスプレイはすでにおなじみだが、下部構造は真新しいものになっている。MIB 3が搭載された。

装備: トラベルアシストはティグアンにも搭載

特に安全性の面でアップグレードした。
LEDヘッドライトは従来から標準装備されているが、新たにマトリックスLEDライト「IQ.Light」をオプションで用意した。
1つのヘッドライトに、24個のLEDプロジェクターが搭載され、インテリジェントに道路を照らす。
アシストシステムについては、「VWアルテオン」などでおなじみの「トラベルアシスト」を「ティグアン」に採用している。
これは、さまざまな運転支援機能を半自律的にシステム化したものだ。
ドライバーにとって便利なのは、マルチファンクションステアリングホイールのボタンで起動することだ。
それ以降、「ティグアン」は自分で動くようになる。
ヴォルフスブルクに本拠を置く同社は、装備ラインに関する限り、「ティグアン」を再編成している。
ベースモデルが「ティグアン」と呼ばれるようになり、続いて「Life」ラインがある。
好みに応じて、「エレガンス」または「R」ラインが、新型ティグアンの最上位の装備を形成する。

コネクティビティ: SUVにMIB 3を搭載

今回のマイナーチェンジで、フォルクスワーゲンは「ティグアン」のインフォテイメントを新たなレベルに引き上げた。
このコンパクトSUVには、第3世代のモジュラーインフォテイメントシステム(MIB 3)が、すべての装備ラインで標準装備されている。
このシステムでは、「E-SIM」カードを使用して、常にオンライン状態にすることができるようになっている。
さらに接続性を重視する人は、VWの1つ上のレベルのインフォテイメントを選択し、ケーブル経由でワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoを利用することができるようにもなっている。
その設定にすれば、SUVには「ゴルフ8」のインテリジェントボイスアシスタントも搭載される。
しかし、「ゴルフ」とは異なり、ここでは車両の機能を制御することはできない。
この機能は、次の世代の「ティグアン」でのみ利用可能だ。
タッチスクリーンは、ベースモデルでは6.5インチ、トップバージョンでは9.2インチとなっている。
また、クライメートコントロールモジュールの下には、新たにUSBポートが設置されている。
「ティグアン」が今後数年間もフィットするように、VWは将来的にイルミネーション付きのUSB-Cポートに頼ることになるだろう。

比較テスト: ティグアンはBMW X1とマツダCX-5に勝つ

比較テストでは、フェイスリフトしたティグアンは、BMW X1とマツダCX-5と競わなければならなかった。
しかし、テストの結果、ウォルフスブルクのコンパクトSUVは明らかにトップに立ち、勝利を勝ち得た。
BMWは2位で、マツダは3位に甘んじた。
とりわけ、VWの完成度の高いトータルコンセプトは、テスターたちを納得させた。

※詳しい比較テストの内容はこちらをどうぞ。

ティグアンR スポーツモデルには320馬力を搭載

ティグアンRは、その巨大なエアインテークで、追加されたラジエーターにも空気を供給する。

今回のフェイスリフトでは、ティグアンにも「R」バージョンが設定された。
フロントには強力なエアインテークを備えた特別なスカートが、リアにはディフューザーが装備されている。
ホイールは、「ティグアンR」専用の21インチに、ホイールフランジに「R」のロゴが入っている。
その後ろには、パーフォレーテッドディスク付きの18インチスポーツブレーキが装着されている。
インテリアでは、カラーコントラストステッチを施した、ヘッドレスト一体型のスポーツシートを採用している。
また、トップモデルのレザースポーツステアリングホイールは、特に厚みがあり、手に馴染むようになっている。

最高出力320馬力、最大トルク420Nmの2リッター4気筒エンジンを搭載している。
このエンジンは、すでに実績のある「EA 888」エンジンの第4世代であり、ヴォルフスブルク社のスポーツモデルの万能兵器として長年にわたり活躍してきた。
このエンジンに加えて、VWは「R」に新開発の全輪駆動システムを搭載した。
トルクベクタリング機能を搭載し、駆動トルクを各輪に可変的に配分する。
これにより、「ティグアン」の急激なコーナリング時の俊敏性を高めることを目的としている。
なお、より過激なエンジン音を聞きたい方は、アクラポヴィッチ製のチタン製エキゾーストシステムを「ティグアンR」に追加オーダーすることもできるようになっている。

新型ティグアンは電動化され、プラグインハイブリッドにもなる。

エンジンと市場投入時期: 初めてのプラグインハイブリッドとR

「ティグアン」には、従来からおなじみのガソリン車とディーゼル車に加えて、初めてプラグインハイブリッド車が導入される。
これにより、SUVの電気自動車としての航続距離は最大50kmとなり、システム出力は245馬力となった。
VWはこのドライブを「eHybrid」と呼んでいる。
VWは、ディーゼルエンジンに、ツインドージング方式の排気ガス浄化システムを追加した。
圧縮着火式のエンジンは、122馬力からで、最上位のディーゼルは200馬力を発揮する。
ガソリンエンジンは、130馬力から始まり、最もパワフルなのは320馬力の「R」モデルだ。

エンジンラインナップ:
ガソリンエンジン:

● VWティグアン1.5 TSI: 最高出力: 130PS、最大トルク: 220Nm、トランスミッション: 6速マニュアル、駆動方式: 前輪駆動

● VWティグアン1.5 TSI: 最高出力: 150PS、最大トルク: 250Nm、トランスミッション: 6速マニュアル(7速DSGはオプション)、駆動方式: 前輪駆動

● VWティグアン2.0 TSI 4MOTION: 最高出力: 190PS、最大トルク: 320Nm、トランスミッション: 7速DSG、駆動方式: 全輪駆動。

● VWティグアン2.0 TSI 4MOTION: 最高出力: 245PS、最大トルク: 370Nm、トランスミッション: 7速DSG、駆動方式: 全輪駆動

● VWティグアンR 4MOTION: 最高出力: 320PS、最大トルク: 420Nm、トランスミッション: 7速DSG、駆動方式: 全輪駆動

ディーゼル:
● VWティグアン2.0 TDI: 最高出力: 122PS、最大トルク: 320Nm、トランスミッション: 6速マニュアル、駆動方式: 前輪駆動

● VWティグアン2.0 TDI: 最高出力: 150PS、最大トルク: 340Nm、トランスミッション: 6速マニュアル、駆動方式: 前輪駆動

● VWティグアン2.0 TDI 4MOTION: 最高出力: 200PS、最大トルク: 400Nm、トランスミッション: 7速DSG、駆動方式: 全輪駆動

プラグインハイブリッド:
● VWティグアン1.4 TSI eHybrid: システム最高出力: 245PS、システム最大トルク: 400Nm、トランスミッション: 6速DSG、駆動方式: 前輪駆動

Text: Gerald Czajka, Katharina Berndt, Mirko Menke and Andreas Huber
Photo: Volkswagen AG