【キャンピングスタイル】多種多様なスタイルでキャンプを楽しもう! 初心者のためのアドバイス

89

モーターホームやキャラバンでの旅行: 初心者のためのキャンプホリデー。コロナをきっかけに、キャンプホリデーを知ったという方も多いのではないだろうか。でも、どうやってキャンプを始めればいいんだろう(?)という方にむけて我々がキャンプ初心者に、キャラバンでの旅の仕組みを解説する!

「キャンプ」という言葉が最も多くネット検索エンジンでググられるのは、いつだかご存じだろうか? 6月、7月、そして8月だ! すでにドイツ人の7人に1人がキャンプを好み(1,149万人)、その3人に1人が、自分のキャラバンやモーターホームを持っている。どこへ? ドイツには2,862か所のキャンプ場があり、209,103のピッチ(テントを張れるスポット)がある。

その中でも、バイエルン州は、最も多くのキャンプ場(421)を持ち、メクレンブルク=フォアポンメルン州は、住民一人当たりのキャンパー数が最も多い州となっている。キャンプをする主な理由: 自然が近いこと。主なダメなところ? 衛生設備が貧弱、または存在しないところ。

キャンプを楽しむ環境は整っているが、さて、あなたはキャンプビギナーですか、それともこれからキャンパーになりたいと思っているのだろうか? クイックなアドバイスはこちら!

ベルクハイマット・オーバーヨッホは、ドイツで最も素晴らしいキャラバン用キャンプ場のひとつで、まさに田園地帯の真ん中にある。

キャラバンかモーターホームか?

最も重要な決定事項とは? 今、キャンプ用品を積んだ「VWバス」や、6人乗りの太ったキャンピングカーなど、モーターホームがブームになっている。キャラバン牽引車のように100km/h(あるいは80km/h)で走る必要はなく、トレーラーカップリング付きの車も必要ないのだ。そして、モーターホームの中古車も大量に供給されている。

デメリット: 買うと3倍はコストがかかる。また、キャンピングカーで観光や買い物に出かけようとすると、キャンプ場にあるガラクタを含めてすべてを片付けなければならない。

一方、牽引式のキャラバンのドライバーならば素早く走り出すことができる。キャラバンを駐車したら、車は自由である。補足: キャラバンは中古品も豊富に揃っている。そしてもちろん、必要なのは、適切な牽引車を見つけて用意することだ。

キャラバンの利点は、小旅行や買い物、移動のために車が必要なときでも、すべての部品と一緒に置いておけることだ。

シャワー、バス、それともキャンプ用トイレ?

キャンピングカーの中にトイレとシャワーがあったならば完璧である。子供がいるとトイレは欠かせないし、夜中に広場を横切ってトイレまで小さい子供を行かせたい人はいないだろう。ポータブルトイレの数々はメーカーが提供したり、市場に出回っていたりして、その消臭性の良さには驚くことだろう。

「メルセデスe-Vito」をベースにソルティモが開発したエレガントな昇降式ルーフとベッドを搭載した、初の完全電動キャンピングカーであろう。

何を搭載する必要があるのだろうか?

機材は? 自宅の食器棚にあるものをすべてキャンピングカーに詰め込むのはNG。重すぎる。キャンピングを楽しむには、「重量のあるものは極力避ける」という原則を学ばなければならない。つまり、メラミン食器、プラスチックグラス、軽いカトラリー、軽いポットから始まって、ブラシ、食器用洗剤(冷水でも油汚れを溶かす)、溶けるトイレットペーパー、雑巾、タオル、全員分の寝具、予備の毛布、クリップ付き物干竿、ケーブルドラム(節約しないこと、120~150ユーロ(約16,800~21,000円)程度するが、ヨーロッパ中のプラグが入る)、ゴムハンマー付きマルチツール、ダクトテープ、トーチ、張りベルト、外用ライトなどなどだ。

調理器: 電気よりガスがいい、とキャンパーは言うのは、すべてのキャンプ場で電気の質が同じとは限らないからだ。椅子、テーブル、キャンプ用キッチン(可能な限り外で調理する)。これだけで、あっという間に1,000ユーロ(約14万円)になる。省略: 衛星アンテナ、Wi-Fiネットワーク(多くのキャンプ場にはこれがある)、テレビ。何か大事なことがあれば、誰かが必ずテレビを持っている。

上級者向けのもの: 冬キャンプは夏場と違って静かでいい感じだ。夏の蒸し暑さよりもずっと心地よく過ごせる。

キャラバンの運転は?

荷造りしながら運転を考えよう。基本的なルールとして、車軸の近くにある重いものはすべて、できるだけ重心を低くする必要がある。そして、「縛る」。スーツケースを始め、食器棚にあるものすべてをきちんと縛るなりして、移動中にあばれないように固定しておくことが快適なキャンピングツアーにつながる。

運転すること

モーターホームの場合: 驚くなかれ、風切り音には慣れが必要で、運転は横風を除けば無害。130km/h以上は推奨されない。

キャラバンの場合: ミラーエクステンションは必須だ(トレーラーが牽引車より幅が広い場合)。トレーラーでの運転は、特にきついカーブや後方での運転が著しく難しくなる。急ブレーキを踏んだら、また離せばいい。運転中のベッドでの睡眠は厳禁だ。

どこで寝てもいいの?

好きな場所でキャンプしてもいいのだろうか? 残念ながら、そんなことはまったくない。ドイツでは野生の場所でのキャンプは禁止されている。モーターホームは、明示的に禁止されていない場所であれば、どこでも1泊(それ以上は不可)することが許されている。この「旅の中断」は、正式には、「運転するための体力を回復させる」目的だけである。野生のキャンプは行政違反となり、最高で500ユーロ(約7万円)の罰金が科せられる可能性がある。

またドイツでは、キャラバンが連結されている限り、車もキャラバンも時間制限なく路肩に駐車することができる。キャラバントレーラーは住宅地に駐車することができるが、1つの同じ駐車スペースに2週間以上駐車することはできない。これはモバイルハウスにも適用される。

ルーフテントはモーターホームやキャラバンに代わる安価なソリューションで、一瞬で展開でき、場所もとらない。

誰もが行くわけではないキャンプ

トレンド? 人里離れたキャンプ場、野外プール、農場、ワイン生産者、養蜂家と共に。3人分のスペースしかないこともあれば、2人分のスペースしかないこともある。電気、洗面所、真水やゴミ処理などはどこでも使えるわけではない。「Landvergnügen」などのアプリや、「autobild.de/reisemobil」などのサイトが参考になる。

もう一つのトレンドは、ルーフテントだ。車のルーフラックにフラットボックスとして搭載され(車の許容ルーフ荷重によってルーフテントの重さが決まるので注意)、折りたたんで準備完了だ。ハードシェルルーフテント(最も高価)、フォールディングルーフテント、ハイブリッドルーフテントの3種類がある。ハイブリッドルーフテントは、ハードシェルとフォールディングルーフテントを組み合わせたもので、ハードシェルとテント生地でできたウォールを備えている。

Text: Tom Drechsler
Photo: autobild.de