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これぞクール! ドイツ人も脱帽 日本のKei-Camper

2020年3月17日

軽自動車のアート 軽キャンパー in Japan

必ずしもサイズはXXLでなくともいいというお手本だ。
日本人はまるでかわいい盆栽のような軽自動車をベースにキャンパーを作った。
驚きと喜びがいっぱいの日本のキャンピングカーショーを訪ねてみた。

Photo:Werk
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キャンパーの見本市の絶対的なアイキャッチャー(目玉)は、たとえば、ホンダのコンセプトNキャンプだ。
角ばった小さなピックアップトラックに、角ばったキャラバンを備えた小さなキャンパーだ。ベースとなっているのは軽自動車、ホンダN-BOXだ。このNキャンプのロフトベッドには2人の大人がゆったりと横たわって眠れるキャパシティが備わっているという。少なくともこのスタイリッシュなリビングエリアは非常に広く見える(かなり広角レンズの効能の結果、かもしれないが、それでもなんとも快適そうだ)。
向こうの壁にぶら下がっている、靴ベラがなんとも日本的(室内では靴をぬぐことが日本のしきたり&マナーだからだ)。

Photo:www.japan-rv.jp
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これまた美しくきらめく粒子だ。ベースとなっているのはピアジオ ポーター デッキバンGハイルーフ(日本名: ダイハツ ハイゼット デッキバン)で、サイズは3395mmロング、1475mmワイド、そして2320mmという高さだ。
しかし、その最小サイズの小屋の中にはちゃんとスペースが存在する! おそらく、大人2人と子供2人がこの最高にスタイリッシュなマイクロパーツに住むことができるはずだ! 2つの赤いボックスは、洗濯モノやゴミ箱、および調理用具の収納に使われるようだ。この素敵な家の名前を正確に理解できなかったが《かるキャンデッキ クルーザー コイズミ》というそうだ。
寝るときはもちろん上部のテントの中、だが、キャリアの脚がちょっと細く、大人2人と子ども2人でざっと180kgくらいになる重量を支えられるのかやや心配ではあるが。

Photo:Werk
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まさに「トランスフォーマー」! これぞスポーツカーから巨大なロボットに変身したこの超クールなトランスフォームキャンパーだ。スズキ キャリーをベースにしたこのクルマ、見た目こそ少し小さく感じるかもしれないが、100%普通のキャンピングカーだ。しかし、停止時に2.09メートルに広げられた幅により、小屋の中には圧倒的かつ十分なスペースが生まれている! 装飾こそ少し質素で地味すぎる感もあるが、自分風の内装に変えることなども楽しい作業だろう。

Photo:Werk
すべてのコーナーを活用する。あらゆる場所にスモールエクストラコンパートメントが存在する。ドライバーの頭上にもこんな小物入れが。これぞジャパニーズ。Photo:Werk
Photo:www.japan-rv.jp
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ミスティックミニポップビー。これがこの小さな魔法の乗り物の名前で、上の黄色い車はスズキ キャリーをベース、下は絶版間近のホンダ アクティをベースに作られたキャンパーだ。そしてこれまた素晴らしいスペースを提供してくれる! なぜなら実際に4人がここに住むことができるのという(さすがに真夏日にはつらそうだが、冬ならかえって暖かそうだ)。
ミニポップビーには、さまざまな明るい色の組み合わせが可能だ。なお写真ではどちらも天井を折りたたんであるが、もちろん大きく伸ばして空間を稼ぐことが可能。

Photo:www.japan-rv.jp
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ペットなしはありえない! 多くのマイクロモバイルは、動物愛好家に合わせて作られている。たとえば、このオートワン(Auto One)のドッグ クン(笑)。ポチやタロー用のホルダー付きの特別なケージが備わっている。
ワンちゃんたちは窓の外の景色も見ることができるようにもなっているし、おもちゃ、ボール、おやつはすべてこのコンパートメントにぴったり収まる。ワン!
こうなると、人間の寝るスペースはなくなってしまうが、ペットが幸せだったらいいのである。ウッデイな内装がペットとあなたを自然の中へといざなう。

Photo:www.japan-rv.jp
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犬がおなら(笑)をした時とかのために、優れた良い換気システムが必要だ。フレッシュな風が常に犬小屋を通り抜ける。停止中もソーラーパネルで換気可能のようだから、エンジンを止めても大丈夫だ。

Photo:www.japan-rv.jp
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シュテルトと呼ばれる、アフターマーケットメーカー、キャンプマスターの作ったキャンパー。これもスズキ キャリーをベースにしていて、全長は3.4メートルだ。シートは4人分備わっているが、中で眠れるのは2人だけだ。天井も高くにセットすることができ、車内では身をかがめる必要はない。
メッキされたドアミラーとホイールキャップが、精一杯のおしゃれをした、ヘルメット自転車通学している田舎の女子中学生のようでほほえましい。

Photo:www.japan-rv.jp
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すべてが備わっている。ダイヤモンドブラックのレザーで覆われたシートは本当にクールだ! クラブやバーなど必要ない。
あとは眺めの良い場所を見つけるだけだ!

Photo:www.japan-rv.jp
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このちっちゃなファニーフェイスの相棒の名前はあなたを幸せにする。バケーションだ。
アフターマーケットメーカー、オートワンは、なんとスズキ ハスラーXターボ(L/W/H:3390/1470/1660mm)を、居心地の良いキャンピングカーに改造した。ライバル車とは異なり、室内のデコレーションは最小限で、よりスパルタンなキャンパーたちに好まれる可能性が高いが、フラットな空間になる室内は眠るには十分なスペースだ(だが積んでいた荷物を、一度全部下す必要はある)。

蚊や毒虫に刺されないように。Photo:www.japan-rv.jp
フラップと食器棚? いや、ネットはワードローブとしても機能する。空間を邪魔しないような形状の照明にも注意。Photo:www.japan-rv.jp
Photo:www.japan-rv.jp
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キュートだろ? このキャンパーの名前も広い大地を想像させる。テントウムシTポ(T-Po)だ。ベースとなっているのは、ピアジオ ポーター(ダイハツの軽トラ、ハイゼット)だ。
釣りや、ちょっとした自宅からの逃避にも、こいつなら強い味方になってくれる。

Photo:Werk
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最後にふたたびホンダN-BOXオンパレード。
モデル名は「ホワイトハウス キャンパーネロ」。このかわいらしいゴンドラが「ホワイトハウス」と同じような快適さとセキュリティーを提供してくれるかは疑わしいが…。

Photo:Werk
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ホワイトハウスの移動執務室。高身長の人もだいじょうぶ? ノープロブレム! 1.9メータージャイアントはさらにストレッチ可能だ。NBAのスターたちでもゆったりと快適に過ごせる。もちろんドナルド トランプでも十分に就寝可能なサイズ。

Photo:Werk

ブーン、ブーン、ブーン。あれハチが飛んでるのかな?「ホワイトハウス」ではありえない。フライネットがリアとサイドからの侵入者を防いでくれる。 SPがいなくとも、これで大丈夫だ。

Photo:Werk
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とても洗練されている。掛け値なしに。ストーブとシンクも含まれており、テールゲートは補助調理台としても機能する! ファーストレディ用キッチンだ。
素晴らしい! これでイヴァンカもにっこり。

Photo:Werk

そしてより楽しい旅のお供に自転車も2台積めるようにできている。
至れり尽くせりとはこのことだ。