【非常に気になる噂】ポルシェが918スパイダーの後継となるスーパーカーを開発中?

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噂が独り歩きをしている。これはポルシェ918スパイダーの後継モデル? ポルシェがミッドエンジンを搭載した新型ハイブリッドスーパーカーを計画中? 果たしてポルシェの「ル マン リビング レジェンド」は実際に生産化されるのだろうか? 最新情報をお届する。

ポルシェがニューデザインの特許を密かに取得した。
これは将来のミッドエンジンスーパーカーを指し示す可能性がある。
その噂の真相は?

2020年末、ポルシェは「ル マン リビング レジェンド(Le Man Living Legend)」という名のスタディモデルを発表した。
それは、その名の通り、「ル マン」レースシリーズへのオマージュとして、「911」のボディを借りたミッドエンジンスーパーカーを示している。
現在、ポルシェのデザイン特許の画像が欧州特許庁のウェブサイトに掲載されているが、これはまさに「ル マン リビング レジェンド」のスタディモデルそのものだ。
そして、これは、ツッフェンハウゼンからの新しいスーパースポーツカーの登場を指し示している可能性がある。
しかしこの噂が悩ましいのは、一方で、それを否定する人々も存在することだ。

ハイブリッドV8ミドエンジン?

特許図面を見ると、少なくとも見た目は生産化が可能なように見える。

スタディモデルのスケッチには「911」の傾向が強いスポーツカーが描かれている。
ライトとリアウィンドウはポルシェのアイコンを彷彿とさせるものの、形状はより平坦で細長くストレッチしたものとなっている。
弟分の「911」との類似性は決して悪いことではない。
スタディモデルのハイライトは、フロントヒンジ式のガルウィングドア、ルーフ上のエアスクープ、2つの部分からなるリアウィンドウだ。
2つのフォグランプを備えたフロントエプロンは、どこかアルピーヌ「A110」を彷彿とさせる。
パワートレイン面では、スーパースポーツモデル、「918スパイダー」からのハイブリッド駆動をさらに発展させたものが採用される可能性がある。
ただし、その場合、eパワーは当然強力にアップされたものとなり、システム出力は887馬力以上になる可能性が高い。
燃焼ユニットはV型8気筒で、スタディモデルの備えたプロポーションから察するに、ドライバーのキャビンの真後ろに配置されることになるだろう。
純粋な電気駆動モデルという考えは、備わっている多くの冷却ベントの存在を考えれば事実上除外することができるだろう。

2023年には登場する可能性が

「ル マン リビング レジェンド」のスタディモデルは、992「ポルシェ911」のデザインからいくつかのヒントを得ている。

しかし、この写真が本当に将来の量産モデルを示しているのかは疑問だと唱える声もある。
デザイン特許はシリーズ生産に言及せずに申請されることが多いからだ。
また、ポルシェは2020年に「ル マン リビング レジェンド」のスタディモデルを特許申請したものの、このスタディモデルはすでに2016年から研究が開始されていたことで知られている。
また、「ル マン リビング レジェンド」のプロトタイプもまだ公道では目撃されていない。
もちろん、現在その開発プロセスがどの段階にあるのかも不明だ。
仮に「ル マン リビング レジェンド」のスタディモデルが現実のものとなったとしても、おそらく数百万ユーロ(2百万ユーロ=約2億6千万円)の小規模な生産シリーズモデルとなるだろう。
シリーズ化と同様に不確実なのは、市場投入の可能性だ。
だが、この噂にはポルシェファンの期待を煽り、彼らの胸を躍らせるものがあるのも事実だ。
2003年に登場した「カレラGT」、その10年後の2013年に登場した「918スパイダー」に続いて、先代スーパーカーモデル登場から10年後となる2023年にツッフェンハウゼンからスーパースポーツカーが登場する可能性は大いにある。
その時のために、ポルシェがファンに何かを用意しているのかどうかは、非常に興味深いテーマと言える。
そして、この噂が真実のものとなるかどうかは、2021年中に明らかになると推測される。

何年かに一度、ポルシェからはこういう当別なモデルが登場する。それは限定生産モデルで、高価で、一般のユーザーには行きわたらないうちに完売になってしまうのが常ではあるが、その一方で技術のエクスペリメンタルモデルのような部分もあり、そういう部分がなんともポルシェらしい。
今回の、ちょっとアルピーヌに似た(?)感じのモデルも、おそらくは何らかの形で登場するだろうが、おそらくは超高性能のモデルというよりも、先進的なハイブリッドシステムを用いたモデル、と考えるのが時期的に妥当だろう。
完全EVではないらしく、おそらくはハイブリッドシステムを持ちながら大変高性能で、なおかつ燃費規制もクリアできるようなそんなモデルなのではないか、と勝手に予想しているが、希望をいえば、軽く、ちょっと小さいエクスペリメンタルモデルだったら、なんとも魅了的であり、今後のポルシェの未来を示唆するように思えてならないのだが…。
いずれにしろ今後の展開と続報を楽しみにしていたい。

Text: Moritz Doka
加筆: 大林晃平