「2024 SUPER GT Rd.8 MOTEGI GT 300km レース」au TOM’S GR Supraの坪井、山下組が気迫の走りでシリーズチャンピオンに王手!!!
2024年11月18日

GT300クラス
GT300クラスはポールポジションスタートのNo.31 apr LC500h GT、No.7 Studie BMW M4、No.65 LEON PYRAMID AMG、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORTと続き、レース序盤から各所で熱いバトルが繰り広げられる。

前戦優勝のNo.88VENTENY Lamborghini GT3は何と後方の17位からのスタート。どこまで順位を上がるかが見ものであった。6LAPにはNo.11 GAINER TANAX Zがメインストレートで電気系統のトラブルかストップしFCYとなり、その解除後今度はNo.25 HOPPY Schatz GR Supra GTのタイヤがコース上で外れてストップし、またもやFCYとなる。
そして注目のNo.88だが、17位スタートから強烈なペースで追い上げをして、何と10周で6番手にまで追い上げる、その後、3番手争いをしていた4台の背後に着く。一方、こちらも注目の16番手スタートでランキング2位であったNo.2muta Racing GR86 GTだが、前車に詰まっていたか19LAP目早々とピットインして、得意のタイヤ無交換作戦に出た。そして翌周の20LAP目には、トップを走るNo.31とNo.65もピットイン。何と2台ともタイヤ無交換作戦に出た。

そしてNo.88は序盤に走っていた元嶋の判断でリアタイヤのみの交換の戦略に出る。その後トップを走るNo.31の背後に迫りオーバーテイクに成功しトップに浮上した。No.31はNo.65が背後に迫り、その後方にはNo.18 UPGARAGE NSX GT3も迫ってきた。
その後、8番手を争っていたNo.61が前戦、ブレーキトラブルでクラッシュをし、今回はブレーキを万全の体制で持ち込んで来たと言われていたが映像を見る限りまたもやブレーキトラブルなのか1コーナーでコースアウトをしてしまい、マシン回収の為に3回目のFCYが導入された。なおこのサーキットはブレーキに負担が掛かるサーキットだと聞く。

その後、FCYが解除されるも31号車はタイヤ無交換作戦が裏目に出たか、ペースが上がらず苦しくなり後続にパスされてしまった上にGT500のバトルに絡まれコースアウトしてしまった。
トップに躍り出てから快走していたNo.88 VENTENY Lamborghini GT3は、結局こちらも2番手に20秒ほどのマージンを保ちこのままチェッカーを受け、前戦オートポリスから連勝と何と今季3勝目を飾る事になった。2位はNo.65 LEON PYRAMID AMGが入りドライバーランキング首位をキープ。3位にはNo.18 UPGARAGE NSX GT3が入り、今季初表彰台を獲得した。ドライバーズランキング2位だったNo.2 muta Racing GR86 GTはその後もペースが上がらず残念ながら13位。ドラーバーズランキングは3位に後退となった。

今季の最終戦は9月に行われる予定だったRd.5鈴鹿が延期となり12/7に予選、 12/8に300kmレースとして決勝が行われる。
現段階のGT500クラスのドライバーズポイントランキングのトップは、74Pで昨シーズンの王者No.36au TOM’S GR Supra坪井、山下組。2位は56PでNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT 山本、牧野組。3位は52PでNo.38 KeePer CERUMO GR Supra 石浦、大湯組。そして4位の51P Deloitte TOM’S GR Supra 笹原、アレジ組まではドライバーズチャンピオン獲得の可能性がある。

果たして昨シーズンの王者が再度タイトルを獲得するのか、それとも大逆転のドラマが待っているのか目が離せない。
GT300クラスは、84PでNo.65 LEON PYRAMID AMG 蒲生、篠原組がトップ。2位は73Pで今回優勝のNo.88 VENTENY Lamborghini GT3 小暮、本嶋組。そして3位64PのNo.2 muta Racing GR86 GT 堤、平良組までがドライバーズチャンピオン獲得の可能性がある。

いよいよ今シーズンも残り1戦だ。果たしてどんなドラマが待っているのか。誰もが予想できない展開の最終戦を是非とも直接サーキットに足を運んで、レースを観て欲しい。
Photo/Text:Hisao Sakakibara
【筆者の紹介】
Hisao sakakibara
モータスポーツフォトグラファー。レーシングカー好きが高じて、サーキット通いに明け暮れる。モータスポーツの撮影取材を始めて25年のベテランフォトグラファー。