クルマを超えて、クルマを愉しむ Classic meets Modern and Future「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」開催される
2024年4月15日
春の風物詩となった「AUTOMOBILE COUNCIL」が今年も4月12.13.14日の3日間、千葉県の幕張メッセを会場として開催された。
今年で9回目を迎えた同イベントは、日本の自動車文化を再構築することを目的として、メーカー/インポーターによる様々な車両の展示や、ヘリテージカーの展示/販売、さらに音楽ライブや著名人によるトークセッションも行われた。
さらに自動車関連商品の販売や、自動車エンスージアストの交流の場となるウエルカムパーティなど、自動車文化を彩る数多くのカルチャーにあふれている。
今年のテーマ展示は、アイルトン・セナの没後30年の特別展示として「駆け抜けた天才の記憶」のなのもとにF1マシンが並べられた。
さらにフォルクスワーゲンゴルフの50周年を祝った展示、アメリカンヘリテージとして魅力的なアメリカ車などが並ぶブースなど見どころ満載である。
また3月に亡くなった天才デザイナー マルチェロ・ガンディーニを追悼して彼がデザインしたクルマ達も展示された。
3日に渡って、多くのトークセッションが行われ、またバイオリニストの大谷康子さん、南佳孝さんのライブなどが流れる中、春の装いの色とりどりに身にまとった来客者が、シャンパングラスを片手に笑顔で交友を広げている会場を見ると、主催者の意図した「自動車文化を根付かせたい」という目標は年々、間違えなく達成の方向に向かっていることを実感できる。
早くも来年の開催日程が決定しているAUTOMOBILE COUNCLのこれからの発展から目が離せない。
Text:大林 晃平
Photo:大林 晃平、アウトビルトジャパン