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『解き放たれた新種』プジョー初のクロスオーバー 新型プジョー408登場

2023年6月21日

Stellantisジャパンは、PEUGEOT(プジョー)ブランドのファストバックとクロスオーバーを融合させた新型モデル、「PEUGEOT 408(プジョー ヨンマルハチ)」を発表し、7月1日(土)より販売開始する。また、PEUGEOT 408アンバサダーとして、俳優でありダンサーでもある森山未來氏が起用された。

プジョー 408 GT HYBRID オブセッション・ブルー。

プジョーは、コンパクトな「308」をベースに、より高いデザイン、無塗装のプラスチック製ホイールアーチ、流れるようなルーフラインにもかかわらず、明らかにSUVクーペを意図しない、プジョーブランドの初のクロスオーバーとなる新モデルシリーズ「408」を発表し、モデルレンジを拡大する。

右から、Stellantisインドアジア太平洋地域ビリー・ヘイズ副社長、森山未來プジョー408アンバサダー、Stellantisジャパン打越社長、ジェイミー・アンマーケティングダイレクター、八木亮祐プジョープロダクトマネージャー。

新型PEUGEOT 408は、『解き放たれた新種』というキーワードのもと、フロントウィンドウの絶妙な傾斜、そしてルーフラインからリア方向へと伸びやかに続く美しい流線形が、速さとしなやかさを視覚的にも表現した美しいサイドビューとなっている。また、光の反射によって色彩が微妙に変化する彫の深いプレスラインは、ボディの陰影とともに美しい造形を主張、これらの造形は、プジョー 408の美しさを際立たせるだけでなく、エアロダイナミクスを緻密に計算し、スタイルの魅力を存分に発揮しつつ、実用性も兼ね備えたデザインとなっている。

プジョー 408 Allure パール・ホワイト。

エクステリアについては、センターにライオンエンブレムを配した大型フレームレスグリルを採用。GTグレードでは、精緻なボディ同色グリッドデザインにより、ダイナミックな印象を高めている。そして、走行状況に応じて自動で照射をコントロールする、先進の薄型マトリックスLEDヘッドライトを搭載し、プジョーのアイデンティティとも言えるライオンの牙をモチーフにしたLEDデイタイムランニングライト、リアにはライオンの爪をイメージした鋭い3本LEDランプを採用し、モダンかつスタイリッシュに、ブランドの世界観を演出している。

プジョー 408 GT HYBRIDのエクステリア。

インテリアは、ブラックを基調としたシックで流麗、かつ多くの革新的な機能が組み込まれている。軽快なハンドリングを実現する小径ステアリングや、さまざまなドライビング情報を統合して表示し、スマートフォンのように滑らかな操作を可能にする10インチタッチスクリーンなど、ドライバーを取り囲むセンターコンソールと一体化したレイアウトの「プジョー i-コックピット」、先進運転支援システムおよび最新のインフォテイメントシステム「プジョー i-コネクト」を搭載している。GTグレードには、10インチタッチスクリーン下部にデジタルショートカット機能、i-Toggle(トグル)を組み合わせ、よりシームレスな操作が可能となっている。ラゲッジルームの広さも特徴で、5名乗車時で最大536L、後席を倒すと最大1611Lの荷室容量を実現します。凹凸の少ない形状により、使い勝手の良い設計となっている。

プジョー 408 GT HYBRIDのインテリアとラゲッジスペース。

運転支援機能には、前方の車両との距離と速度を検知しつつ、ドライバーのアクセルとブレーキ操作をサポートする、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)を備えている。右寄りや左寄りなど、ドライバー任意の位置で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストも装備し、ロングドライブをサポートします。さらに、駐車や出庫、狭い路地の走行時に安全をサポートする360°ビジョン(フロント サイドカメラ付)を装備するなど最新の機能を備えている。

プジョー 408 GT HYBRID(上段)とプジョー 408 Allure。

パワートレインは、ガソリンとプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類。130ps/250Nm の1.2L直列3気筒エンジンに、8段ATのトランスミッションの組み合わせとPHEVは、WLTCモードで66kmのEV走行レンジを持ち、日常生活における多くのシーンをEV走行でカバーすることができます。6kWチャージャーを使用すると、約2時間30分ほどでの満充電が可能となる。

ボディカラーは、オブセッション・ブルー、パール・ホワイト、エリクサー・レッド、ぺルラ・ネラ・ブラックの4色展開となる。

なお、新型PEUGEOT 408の日本導入にあたり、特別仕様車「First Edition」を設定された。「408 GT HYBRID」をベースに、ブラック・ナッパレザーシート、パノラミックサンルーフ(メッシュシェード付)、フォーカル製HiFiオーディオの3点を特別装備し、ボディカラーは、オブセッション・ブルー1色となります。メーカー希望小売価格(消費税含む)は669万円。

今回の発表にあたり、新型PEUGEOT 408アンバサダーとして、俳優でありダンサーでもある森山未來氏が起用された。森山氏は、ダンス、俳優、演劇、映像など、カテゴリーに縛られない表現者として国内外で活躍しており、従来のクルマのセグメントやカテゴリーを越え、唯一無二の個性を放つPEUGEOT 408と同様のコアバリューを持つ同氏と今後6ヶ月間、スペシャルムービーなど、さまざまなコラボレーション企画が予定されている。

プジョー408の価格は4,290,000円からと戦略的な値付けがされていて、多くの人に体験してほしいと望むプジョーの意気込みが伝わってくる。

<価格表>

モデル車両本体価格(税込)
PEUGEOT 408 Allure *受注生産4,290,000円
PEUGEOT 408 GT4,990,000円
PEUGEOT 408 GT HYBRID6,290,000円
PEUGEOT 408 GT HYBRID First Edition *限定80台6,690,000円

Text:アウトビルトジャパン
Photo:Sannomiya Yoshie