【新車情報】新型BMW 7シリーズ誕生 世界初31インチ 8K パノラマ・スクリーン搭載の最高峰ラグジュアリー・セダン

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BMWのフラッグシップセダン「BMW 7シリーズ」の新型モデルを導入、販売を開始した。納車は、本年第四四半期を予定している。

1977年に登場した7シリーズはこの新型で第7世代(G70)となる。メルセデス・ベンツのSクラスと常に比較され鎬を削っているBMWの最高峰セダンだ。メルセデスと違うのは内燃機搭載モデルとBEVモデルを同じシャシー、ボディで展開するところだ。

メーカー希望小売価格(消費税込み)

モデルメーカー希望小売価格
クリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデル(マイルド・ハイブリッド・システム搭載)
BMW 740d xDrive Excellence¥ 14,600,000
BMW 740d xDrive M Sport¥ 14,600,000
高効率ガソリン・エンジン搭載モデル(マイルド・ハイブリッド・システム搭載)
BMW 740i Excellence¥ 14,900,000
BMW 740i M Sport¥ 14,900,000
電気自動車
BMW i7 xDrive60 Excellence¥ 16,700,000
BMW i7 xDrive60 M Sport¥ 16,700,000

内燃機関は直6のみ

パワーユニットは740dが、最高出力286PS、最大トルク650Nmを発揮する3.0L直列6気筒ツインターボ ディーゼルエンジンに、 48Vマイルドハイブリッドシステム、8速ATが組み合わされ4輪を駆動する。システムトータル最高出力300PS、システムトータル最大トルク670Nm。

740iは最高出力380PS、最大トルク520Nmを発揮する3.0L直列6気筒ツインターボ ガソリンエンジンに、48Vマイルドハイブリッドシステム、8速ATが組み合わされ後輪を駆動する。システムトータル最高出力380PS、システムトータル最大トルク540Nm。

i7 xDrive60は最高出力258PSの電気モーターが前輪に、最高出力313PSの電気モーターが後輪にある4輪駆動。システムトータル最高出力は544PS、最大トルクは745Nm。車両重量は2,640kg。0-100km/hが4.7秒という俊足。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池の総エネルギー量は101.7kWhであり、一回の充電での走行可能距離は約600kmである。

サイズはモデル共通で、全長5,391mm、全幅1,950mm、全高1,544mm、ホイールベース3,215mmとなっている。

i7 xDrive60は普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応しており、普通充電においては、自宅で6.4kWのBMWウォール・ボックス(200V/32A)の利用により、約17時間で、充電開始時0%の状態から100%まで充電することが可能。急速充電(CHAdeMO)においては、現在主流となっている90kW充電器の利用により、約60分で、充電開始時0%の状態から約80%までの充電が完了する。また、僅か10分の急速充電で、最大約80km程度の航続可能距離を伸ばすことが可能である。さらに、(BMWの店舗に設置予定)150kWの急速充電器を利用の場合は、約50分で、充電開始時0%の状態から約80%までの充電が完了する。また、僅か10分の急速充電で、最大約130km程度の航続可能距離を延ばすことが可能である。

世界初BMWシアター・スクリーン

Amazon Fire TVを搭載した8K対応の31インチのタッチスクリーンディスプレイと各ドアには「タッチ・スクリーン・リモート(BMWタッチ・コマンド)」を搭載。
スクリーンがオンになると自動で後部座席のシェードが閉じる。
「タッチ・スクリーン・リモート(BMWタッチ・コマンド)」

Amazon Fire TVを搭載した8K対応の31インチのタッチスクリーンディスプレイ、Bowers & Wilkinsのサラウンド・サウンド・システム、オプションで装備可能なシート内のサブ・ウーファー、ドアのコントロール・パネル「タッチ・スクリーン・リモート(BMWタッチ・コマンド)」、そしてBMWシアター・スクリーンがオンになると自動で後部座席のシェードが閉じるシステムなどが搭載されている。
Fire TV搭載のBMWシアター・スクリーンは、人気のアプリのコンテンツを4K/UHDの解像度で視聴することが可能で、ストリーミング動画の再生、ゲームや音楽鑑賞、ダウンロードした番組の視聴など、後席において、移動中のあらゆるシーンで楽しむことが可能である。

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載

「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となる(SAE International(Society of Automotive Engineers)が定めるレベル2の段階であり、自動運転ではなく、前方注視が必要となるなど、ある一定の条件が必要)

「パーキング・サポート・プロフェショナル」を標準装備

高性能カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した最先端の運転支援システムを標準装備している。パーキング・アシスタントには、時速35km以下で車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されている。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。新型BMW 7シリーズには、駐車時に、ステアリング、アクセル、ブレーキ操作が一切不要な「パーキング・サポート・プロフェッショナル」が、標準装備となる。自宅駐車場、勤務先駐車場を車両に登録しておくことで、駐車スペースが近づくと、車両が自動で検知し、検知後は、完全自動駐車が可能となる。

「OK, BMW」

BMWコネクテッド・ドライブはApple CarPlayやSpotifyへの対応、BMWコネクテッド・ドライブ、新しいスマートフォン向けアプリ「My BMW」を装備することで移動の利便性が高まっている。

さらに押し出しの強い「760i」は2023年に登場か。

先日お伝えしたとおり、「740i」、「760i xDrive」のガソリンモデルは、ドイツには導入されない。つまり、「BMW 7シリーズ」のボンネットにV8が搭載されないのだ!もちろんV12も(2020年に終了)。高出力モデルは「760e」として直6を搭載する。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:BMW Group