思い立ったらぶらりドライブ 息抜きのショートトリップ&リラックスタイム 人気カフェ訪問記

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巣ごもりの毎日? 何もかも思うようにならない、フラストレーションとストレスがたまる日々? そんなときに、我々には、何よりも心強い味方、相棒がいる。そう、クルマ、愛車だ。あーむしゃくしゃするとストレスがたまったら、愛車のキーを握って、ちょっとしたドライブへ。気持ちの良い風に吹かれながら・・・。

みなさん、お元気にお過ごしでしょうか?
正直、まだまだ息苦しい日々が続きそうで、いやですよね、辛いですよね、残念ですよね。
公園や街角や居酒屋で、大声で唾を飛ばしながら、つまらない話に大笑いしていた楽しい日々は、いったいどこへ行ってしまったのでしょう?
希望の光はどこかで輝いているのでしょうか?
つらい想いをしてらっしゃる方々のことを思うたびに、そう願わずにはいられない。

日々、自宅のオフィスに閉じこもり、音楽を聴きながらPCに向かって黙々と仕事をする。
外へ出るのは、スーパーやコンビニへの買い物の時と、息抜きを兼ねた夕方の散歩のときだけ。
一時の楽しみはクルマオタク(クルマ馬鹿)たちとのメールやラインでのやり取り。

そんなある日、仲間の一人から、ドライブがてら、三浦半島の一か所にある、自動車好きに人気のあるカフェへ行かないかと誘いが来た。
「ああ、これだ」
思い立ったら、ワクワクしてきた。
そうだ、自分には愛してやまないクルマが側にて、出かけるのを待ち焦がれているのだ。
季節は気持ちの好い秋にもなってきたことだし、さわやかな風を愛車とともに浴びながら、湘南に向かって車を走らせて、フレッシュなエアを思い切り吸い込んで、少しだけでもリフレッシュしよう。
そう思うと急にウキウキしてきた。
オイルや冷却水やバッテリーやタイヤの空気圧など、愛車の状態をチェックして、翌日に備えた。

ということで、現地集合で、東京や横浜から四台が参加した。
私は、横浜駅の近くから、横浜新道➡横浜横須賀道路➡三浦縦貫道路➡134号線というルートで、その自動車愛好家たちの人気のカフェへと向かった。
連休中だったので、混んではいたが、道路は大渋滞することもなく、停まることなく流れていた。
幸いにして天気もよかったので、窓を開けて、音楽を聴きながら、クルージングを楽しんだ。

連休中ということもあって渋滞を避けるため、早めに家を出たせいもあって、カフェには、1時間足らず、予定より30分ほど早く到着した。
お店の人にそこらへんをドライブして時間をつぶしてきて、と言われた。
もちろんオーケーだ。
せっかく三浦半島の端っこまで来たのだから、海の風と空気を思い切り浴びてみたくて、岬へと向かった。

カフェの入り口。セブンが似合う。
今回の目的地「リバイバルカフェ https://hitosara.com/0006115568/」。自動車愛好家たちの人気スポット。

海を観に、「ソレイユの丘(残念ながら臨時休園中)」のそばを通って、海岸へ。
懐かしい景色が広がっていた。
クルマから降りて、潮風の香りを思いっきり吸い込む。
あー懐かしい香りだ。
幸せ―。

三浦岬。遠くに富士が望める。
海の近くで一枚。

時間になったので、カフェに戻って、クルマ好きの仲間たちと合流して、ランチをはさんで2時間ほど、楽しい時間を過ごした(むろん、何の役にも立たない(?)クルマ話に終始した☺)。
その間、多種多様な、(すごい)クルマたちが出入りした。
到着した際には、カフェの敷地内にある駐車スペースは、すでに凄いクルマで埋まっていたが、その後も、ひっきりなしに、クルマが訪れ、入れ替わる。
911ターボや、すごいフェラーリ、ビーエム軍団。
でもクラシックな愛らしいクルマに、ついつい目が行ってしまう。
観ていて飽きない。
そして、カメラやスマホのシャッターを切る音が停まらない。
そんなギャラリーを意識してか、これ見よがしに(?)、ボンネットを開けて、エンジンを見せているクルマも数台いた。
帰り際に入ってきたのは品川3ナンバーのブリティッシュホワイトのMG。
オーナーの方に、「素晴らしいですね、ずっと愛用されておられるんですか?」と尋ねたところ、
「はい、46年、乗り続けています」
とのこと。
付け加えて、
「もう1台、53年間、所有しているクルマがありますが、もう乗っていません。でも、ナンバープレートを返すのが嫌で、持ち続けています。」と、笑顔で語っておられた。
素晴らしい。

190SLのコックピットとダッシュボード。
カフェの敷地内の一画には修理工場も。
築90年以上の蔵をリノベーションして作ったカフェ。

楽しい時間を過ごした後、午後2時前、仲間と別れて横浜へと戻る。
復路も往路と同じルート。
道路はまったく混んでいなくて、スイスイと走れた。
もちろん窓は今回も全開だ。
風が気持ちいい。
つい鼻唄も出てしまうくらいだ。
ストレス?
風と共に去りぬ。
本当に楽しい7時間だった。
久しぶりにリフレッシュできた。
「テージス、君も楽しかったろ?」
「È stato molto divertente!」
「こちらこそ!」
本当にクルマというのは楽しい。
掛け替えのない相棒君、いつもそばにいてくれてありがとう。

戻った夜の月。

Text: AUTO BILD JAPAN
Photo: T. M. / AUTO BILD JAPAN