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速報! レッドブルホンダ強し! モナコから4連勝 フェルスタッペンも4勝目 別とハミルトンによる巻き返しはあるか?

2021年6月28日

レッドブルホンダ、堂々のホームヴィクトリー(地元での勝利)。レッドブルホンダがホームサーキットでのレースに勝利した。マックス フェルスタッペンは、フランスGPに次いで、2戦連続のポールトゥウィンを果たした。以下にレースの詳細とランキングをお届け。

マックス フェルスタッペンが、ルイス ハミルトンとの一騎打ちを制し、戦いに勝利した。
レッドブルのホームレースであるシュタイアーマルクGPで、今季4勝目を挙げたレッドブルのスターレーサーは、メルセデスのワールドチャンピオン、ハミルトンに対し、ドライバーズ世界選手権のリードを18点差にまで拡大した(156対138ポイント)。
レースは、ポールポジションスタートのフェルスタッペンが、4秒にまでリードを広げた第1周で決った。
その後、ハミルトンはフェルスタッペンを最後まで脅かすことができなかった。
結局、優勝したオランダ人レーサーとは35秒差という大差となった。
しかし、終了2周前、ハミルトンはフレッシュタイヤに交換し、ファステストラップのポイントを記録して意地を見せた。

フェルスタッペンは歓喜している。
「今日はクルマが文字通り燃えていました。クルマのバランスがとても良かったんです。だから、来週末に同じコースで行われる次のレースが楽しみです。これからも頑張らないといけません」。
ルイス ハミルトン:「レッドブルは単純に速かった。僕らはストレートで最も時間をロスした。マシンを改善する必要がある。リアウイングだけの問題ではないかもしれないが・・・」。

一方、メルセデスのバルテリ ボッタスがレッドブルのセルジオ ペレスを抑えて3位でフィニッシュ。
その理由は、ピットストップ時にレッドブルがスリップしたからだ。
左後輪が動かなくなったため、メキシコ人は4.8秒ダウン。
これにより、フィンランド人レーサーは、「ピットでのオーバーカット」によってメキシコ人レーサーをオーバーテイクすることができたのだった。
これは、2つのトップチームがいかに接近しているかを示している。
ペレスはその後、2ストップ戦略をとり、ブラックアローのスリップストリームにぶら下がってフィニッシュラインを越えていくが、もはや追い抜くことはできなかった。

マクラーレンのランドー ノリスは、フェラーリのカルロス サインツとシャルル ルクレールを抑えて5位でフィニッシュした。

F1第9戦オーストリアGPは、来週、7月4日(日)に、同じく、レッドブルリンク(オーストリア)にておこなわれる。

シュタイアーマルクグランプリ
レース結果(10位まで):
1位: マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 1:22:18.925
2位: ルイス ハミルトン(英国) – メルセデス +35.743秒
3位: バルテリ ボッタス(フィンランド)- メルセデス +46.907
4位: セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル +47.434
5位: ランドー ノリス(英国) – マクラーレン +1周
6位: カルロス サインツ(スペイン) – フェラーリ +1周
7位: シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ +1周
8位: ランス ストロール(カナダ) – アストンマーティン +1周
9位: フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ +1周
10位: 角田裕毅(日本) – アルファタウリ +1周

ドライバーズチャンピオンシップランキング(23試合中8戦終了時):
1位: マックス フェルスタッペン(オランダ) – レッドブル 156ポイント
2位: ルイス ハミルトン(英国) – メルセデス 138ポイント
3位: セルジオ ペレス(メキシコ) – レッドブル 96ポイント
4位: ランドー ノリス(英国) – マクラーレン 86ポイント
5位: バルテリ ボッタス(フィンランド) – メルセデス 74ポイント
6位: シャルル ルクレール(モナコ) – フェラーリ 58ポイント
7位: カルロス サインツJr.(スペイン)- フェラーリ 50ポイント
8位: ピエール ガスリー(フランス) – アルファタウリ 37ポイント
9位: ダニエル リッチカルド(オーストラリア) – マクラーレン 34ポイント
10位: セバスチャン ベッテル(ドイツ) – アストンマーティン 30ポイント
11位: フェルナンド アロンソ(スペイン) – アルピーヌ 19ポイント
12位: ランス ストロール(カナダ) – アストンマーティン 14ポイント
13位: エステバン オコン(フランス) – アルピーヌ 12ポイント
14位: 角田裕毅(日本) – アルファタウリ 9ポイント
15位: キミ ライコネン(フィンランド) – アルファロメオ 1ポイント
16位: アントニオ ジオバナッチ(イタリア) – アルファロメオ 1ポイント

コンストラクターズチャンピオンシップランキング(23試合中8戦終了時):
1位: レッドブル 252ポイント
2位: メルセデス 212ポイント
3位:マクラーレン 120ポイント

  1. フェラーリ 108ポイント
  2. アルファタウリ 46ポイント
  3. アストンマーティン 44ポイント
  4. アルピーヌ 31ポイント
  5. アルファロメオ 2ポイント
  6. ウィリアムズ 0ポイント
  7. ハース 0ポイント

Text: Bianca Garloff
Photo: F1/Twitter