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ゴールデンステアリングホイール賞2020 コンパクトSUV 勝者は?

2021年5月18日

ゴールデンステアリングホイール賞2020: コンパクトSUV
説得力のある古典的な車の持つ魅力で審査員を魅了

最も気になるコンパクトSUVの結果発表だ。

フォード プーマ1.0がトップでフィニッシュ、金メダルを獲得。
クロスオーバーとして、プーマは、コンパクトSUVのカテゴリーで、説得力のある古典的な車の持つ魅力で審査員を魅了する。
フォード プーマは、特に、実用性に優れた自動車としての才能が求められている分野: スペース、明快さ、トランク、シャシー、シート、操作コンセプトなどで、その力を顕著に発揮し、証明して見せた。
ヨーロッパ フォードのこのクロスオーバーは、ほとんどのカテゴリーでトップの得点を獲得している。
マツダ初のフル電気自動車であるMX-30は、そのすぐ後に続き、走行性能、CO2排出量、そしてコストの面で脚光を浴びた。
しかしMX-30はオンライン接続の面で(ナビなど、電子デバイスの使い勝手の面で)重要なポイントを失った。
一方で、この分野で唯一のコンバーチブル、オープントップのVW T-Rocは、どの分野でもトップには立てず、コストの面でも最下位に終わっているため、3位にとどまった。

第1位: フォード プーマ 1.0
フォードが3,179ポイントで金メダル: その弱点を備えないコンセプトに対するご褒美。

フォード プーマ
日本未導入モデルだが、ヨーロッパではすこぶる評価が高い。トータルパフォーマンスの高さが魅力。
Photo:Ford

第2位: マツダMX-30
銀メダル: マツダはその走りで審査員たちを納得させ、トータルで3,017ポイントを獲得した。

第3位: VW T-Roc
2,750ポイントで銅メダル: 金メダル獲得には更なる進化が必要とされる。

フォード プーマはその名前とは裏腹に、普段使い、コネクティビティ、快適さという基本的なところを抑えた、実用車の鏡であった。

Photo: C. Börries