ミシュラン、⾃動⾞専用360度スキャナーを提供する 仏ProovStation(プルーブステーション)と提携
2021年5月12日
⾃動⾞両点検ソリューションを強化、⾞両点検全体を30分から1分未満に短縮
ミシュランは⾃動⾞専⽤ 360 度スキャナーを提供する ProovStation(本社︓フラン
ス、「プルーブステーション」)と提携し、⾃動⾞車両点検ソリューションを強化すると発表した。
⾞両点検には、これまで約30分を要し、そのうち約3分でタイヤ点検をするのが一般的だが、今回の提携により、わずか数秒でタイヤを点検し⾞両点検全体を1分未満に短縮することが可能になるとのこと。
それによって⾞両点検費⽤を抑え、点検結果の信頼性も高めることが可能になる。
ProovStation が開発したソリューションに、ミシュランは路⾯磁器スキャナーMICHELIN QuickScanで培ったタイヤ点検技術を提供。MICHELIN QuickScan により⾃動⾞両点検機能が強化され、タイヤの摩耗をミリメートル単位の精度で⾃動かつ瞬時に確認できるようになる。
MICHELIN QuickScan は、路⾯の磁気スキャナーでタイヤ摩耗を⾃動測定する。すべてのブランドのタイヤと⾞両を、雨、雪など天候に関わらず測定可能で、電気機器無しに4時間以内に簡単に設置ができる。
また、汚れや泥を取り除く必要はなくメンテナンスも容易になっており、15以上の特許出願をしたこのツールに加え、ミシュランは独⾃の⼈工知能アルゴリズムでタイヤデータを精査分析する。
Text/Movie/Photo:日本ミシュランタイヤ株式会社