【魔改造】フォード マスタングがピックアップに変身! 533馬力のシェルビーGT350がベース?
2026年11月3日
フォードがマスタングをレンジャーに変身させた。マスタングのピックアップトラックなど、誰も頼んでいない。それでもフォードは造ってしまった!
多くの人にとって、フォード マスタングはポニーカーの代名詞である。ドイツ市場では今やV8エンジン搭載車のみとなったこのクルマを、実用性を理由に選ぶ人はいないだろう。クーペのトランク容量は381リットル、コンバーチブルは310リットルと、荷物を積めるスペースは限られている。もっとも、それはこれまでの話だ。フォードがマスタングをピックアップトラックに改造したのである!
米国でフォードの歴史的車両コレクションを統括するマット コーチックが、この改造車の写真をインスタグラムで公開した。彼によれば、製作したのは研修生たちだという。荷台付きマスタングの存在は、それまでほとんど知られていなかった。
写真を見ると、ベースは現行モデルの先代にあたるS550世代であることがわかる。ボンネットとバンパーの形状からすると、この改造車は、とりわけパワフルな仕様である「シェルビーGT350」をベースにしている可能性さえある。その5.2リッターV8は533馬力を発揮する。
Instagram画像:https://www.instagram.com/p/Dd1hN5XlD-X/?utm_source=ig_embed&ig_rid=A-LI6IeaFF7IwLr-3k_21ka
Bピラーまでは、ごく普通
フロントまわりはごく普通に見えるが、Bピラーから後ろは様子が一変する。後席とトランクの代わりに、黒いライニングを施した荷台が設けられているのだ。
ただし、使い勝手が格別に良いわけではなさそうだ。レンジャーのように、最初からピックアップとして設計されたクルマとは異なり、テールランプが荷台後端の内側へ大きく張り出している。テールゲートはベース車と同様、その間に配置されているため、幅もそれ相応に狭い。
こうしたアイデアを実行したのは、フォードだけではない。BMWはすでに2011年、M3のピックアップを製作している。荷台を備えたこのV8スポーツカーもワンオフにとどまったが、瞬く間にファンの間でカルト的な人気を獲得した。
研修生が一風変わったクルマを造る取り組みも、大手ブランドでは長い伝統がある。シュコダではオクタビアに伸縮式の荷台が取り付けられ、アウディではRS 3が、IMSAレーシングカーを現代的に再解釈した一台へと生まれ変わっている。
Text: Katharina Berndt
Photo: Instagram/Matt Korczyk

