イタリアのコーチビルダーがジュリアをコンバーチブルへと変身させた「ジュリア GTA カブリオ」発表!
2026年10月28日
カスターニャ ミラノによるアルファロメオ ジュリアGTAコンセプト。コンバーチブルはますます希少になっており、アルファロメオは現在、ルーフのないモデルを一切ラインナップしていない。しかし、イタリアの名門コーチビルダーが、ジュリアGTAをベースに新しいアルファロメオのコンバーチブルを製作する用意があるようだ!
50年以上にわたり、オープンカーは常にアルファロメオのモデルラインナップに欠かせない存在だったが、2020年に「4Cスパイダー」が生産終了となり、当面の間、アルファロメオのオープンカーは姿を消した。しかし今、ミラノのコーチビルダーが、スポーツカーとしてのアルファロメオ スパイダーの伝統を再び蘇らせようとしているようだ – たとえそれが1台限りのモデルに過ぎないとしても・・・。
このミッションに挑もうとしているのは「カスターニャ ミラノ(Castagna Milano)」という名門コーチビルダーだ。同社はインスタグラムで、屋根のないアルファロメオを独自に再解釈した画像を公開した。現時点では画像はCGによるものだが、カスターニャ ミラノはベースモデルとなる車種について、すでに具体的な構想を持っている。
ベースモデル自体も極めて限定生産だった
このスポーティなコンバーチブルのベースとなるのは、「ジュリアGTA(Giulia GTA)」だ。このスポーツセダンは500台限定生産で、「ジュリア クアドリフォリオ(Giulia Quadrifoglio)」をベースにしている。もともとダイナミックなチューニングが施されているアルファのセダンに比べ、「GTA」バージョンはさらにモータースポーツ向けに特化されている。その重量は1,570kgで、ベースモデルより約100kg軽い。

Photo: Stellantis
さらに、「ジュリアGTA」は2.9リッターV6ツインターボエンジンから540馬力を発揮する。これにより、現在アルファロメオが販売する量産モデルの中で最もパワフルなモデルとなっている。
カスターニャ ミラノはこれまで「ジュリアGTA」をコンバーチブルに改造した実績はないものの、発表された車両は「ジュリア」と同じ全長、つまり4.65メートルとなる見込みだ。ボディの大部分はカーボン製となる予定である。

写真からは、ボンネット上の大きなカーボンインサートが、アルファの象徴的なグリルへとつながっている様子がすでに確認できる。
ジュリアの面影はほとんど残っていない
エクステリアは、いくつかの伸びやかなラインとシャープなエッジが特徴だ。フロントフェンダーとリヤの端にある大きなエアインテークが目を引く。
リアの大型のディフューザーと、斜めに重ねて配置されたマフラーが際立っている。排気システムのデザインは、むしろ「ジュリア クアドリフォリオ」を彷彿とさせるものだ。

アルファロメオのコンバーチブルの歴史にふさわしく、カスターニャ ミラノは布製ソフトトップを採用している。一方、インテリアの写真はまだ公開されていない。そのため、ミラノのメーカーがこのアルファロメオのインテリアを根本的に刷新するかどうかは現時点では不明だ。
このカブリオレを手にできるのは、真のアルフィスティのみ
この「アルファロメオ スパイダー」の再解釈モデルについて、このコーチビルダーはたった1台のみを製作する意向だ。カスターニャ ミラノによれば、アルファロメオのコレクター、すなわち真のアルフィスティのみが購入の申し込みを行うことができるという。
インスタグラム画像:https://www.instagram.com/castagnamilano/?utm_source=ig_embed&ig_rid=Av6sfu0LL1bzNM-mnOSsS2X
カスターニャ ミラノは、この全面改造にかかる費用を明かしていない。確かなのは、ベース車である「ジュリアGTA」の新車価格が17万3,000ユーロ(約3,150万円)だったということだけだ。しかし、この限定特別モデルはとっくに完売している。そのため、中古車市場に出回っている「GTA」はごくわずかであり、現在の相場は25万ユーロ(約4,550万円)前後となっている。
Text: Maurus Elias Moritz
Photo: instagram.com/@castagnamilano

