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【F1アメリカGP決勝】キミ アントネッリが今季9勝目!王座確定を阻んだのは僚友ラッセル アントネッリがアメリカGPで優勝し、自身初のF1ワールドチャンピオン獲得に王手をかけた

2026年10月27日

2026年F1第18選アメリカGP:今季9勝目、123ポイントのリード。それでも、まだワールドチャンピオンではない! キミ アントネッリ(19)が、オースティンで開催されたアメリカGPで再び才能を見せつけた。メルセデスの若武者は、シャルル ルクレール(フェラーリ)とマックス フェルスタッペン(レッドブル)を抑えて快勝。しかし、タイトル獲得の祝宴はお預けとなった。

皮肉にも、早期の王座確定を阻んだのはチームメイトのジョージ ラッセルだった。英国人ドライバーは8位でフィニッシュ。アントネッリのタイトル確定には、ひとつ順位が高すぎたのだ。ラッセルが9位にとどまっていれば、アントネッリはオースティンでワールドチャンピオンに輝いていた。

厳しいレースを戦い抜き、なんとか3位を確保したマックス フェルスタッペン。
Photo:Mark Thompson/Getty Images

これで、このイタリア人ドライバーは次戦メキシコGPでタイトルを決めることができる。現在の選手権順位に基づけば、メキシコでは9位に入れば十分だ。

アントネッリ、フェルスタッペンとフェラーリを寄せつけず

サーキット オブ ジ アメリカズで、アントネッリは別格の速さを見せた。ポールポジションからスタートすると首位を守り、早々に後続を引き離していった。

戦略でもメルセデスが上回った。フェラーリとレッドブルが上位を走るドライバーに2回のタイヤ交換を行わせた一方、アントネッリはわずか1回のピットストップで56周を走り切った。

そのメルセデスの後方では、はるかに波乱に富んだ展開となった。フェルスタッペンは時折マシンの扱いに苦しみ、終盤にはペースを上げるルクレールを相手に防戦を強いられた。残り7周、フェラーリのエースがレッドブルをかわし、2位を手にした。

ハミルトンがノリスを攻略

ルイス ハミルトンも終盤に順位を上げた。7度のワールドチャンピオンは序盤こそアンダーステアに苦しんだものの、2回目のピットストップ後は、よりフレッシュなタイヤの恩恵を受けた。

オースティンでは無得点に終わったアウディ。ヒュルケンベルグは11位で、惜しくもポイントを逃した。
Photo:Audi

ハミルトンはまずレッドブルのアイザック ハジャーを抜き、続いてランド ノリスもかわした。マクラーレンのノリスは1回のタイヤ交換でフィニッシュを目指したが、終盤にはタイヤの性能が大幅に低下。ハミルトンが4位でフィニッシュし、ノリス、ハジャー、オスカー ピアストリが続いた。

一方、ラッセルは8位に甘んじた。メルセデスのラッセルは、序盤にコース外を走行して不当なアドバンテージを得たとして、5秒のタイムペナルティを科された。それでも選手権ポイント4点を獲得し、タイトル決着を次戦以降へ持ち越した。

アウディはポイント獲得ならず

ニコ ヒュルケンベルグのレースは、またしてもトップ10のすぐ外で終わった。ドイツ人ドライバーはアウディを11位でフィニッシュさせ、無得点でサーキットを後にした。最後の入賞枠を手にしたのは、リアム ローソン(レーシングブルズ)とピエール ガスリー(アルピーヌ)だった。

チームメイトのガブリエル ボルトレートもポイントを獲得できなかった。ブラジル人ドライバーは21番手からスタートし、14位まで追い上げた。

F1選手権:アントネッリが123ポイント差で首位

アメリカGP終了時点で、アントネッリは365ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権の首位に立っている。ラッセルが242ポイントで続き、わずか1ポイント差の241ポイントでフェラーリのハミルトンが追う。その後方には、フェルスタッペン(236ポイント)とルクレール(233ポイント)がつけている。

F1アメリカGP決勝結果(10位まで)
1位 キミ アントネッリ(メルセデス)
2位 シャルル ルクレール(フェラーリ)
3位 マックス フェルスタッペン(レッドブル)
4位 ルイス ハミルトン(フェラーリ)
5位 ランド ノリス(マクラーレン)
6位 アイザック ハジャー(レッドブル)
7位 オスカー ピアストリ(マクラーレン)
8位 ジョージ ラッセル(メルセデス)
9位 リアム ローソン(レーシングブルズ)
10位 ピエール ガスリー(アルピーヌ)

ドライバーズランキング(5位まで)
1位 アントネッリ 365ポイント
2位 ラッセル 242ポイント
3位 ハミルトン 241ポイント
4位 フェルスタッペン 236ポイント
5位 ルクレール 233ポイント

コンストラクターズランキング(5位まで)
1位 メルセデス 607ポイント
2位 フェラーリ 474ポイント
3位 レッドブル 355ポイント
4位 マクラーレン 3ポイント
5位 レーシングブルズ 102ポイント

Text:Bianca Garloff