メルセデス・ベンツ、2026年パリモーターショーで最新モデルと革新技術を披露 創業140周年を迎え、電動化とパフォーマンスを軸に大規模な新型車攻勢を展開
2026年10月25日
2026年10月12日から18日まで開催されたパリモーターショーで、創業140周年を迎えたメルセデス・ベンツは、最新の市販モデルや先進技術を披露し、ブランドの伝統と未来に向けたモビリティへの取り組みをアピールした。
会場では、新型メルセデス・ベンツGLA、メルセデスAMG CLA 45、新型GLE、メルセデスAMG GT 4ドアクーペ、フル電動の新型VLE、そして新型Sクラスなど、幅広いモデルを展示。コアモデルからラグジュアリー、ハイパフォーマンス、電気自動車まで、同社の多彩な製品展開を紹介する。

創業140周年を迎えたメルセデス・ベンツ
1886年、カール・ベンツが自動車の特許を取得して以来、メルセデス・ベンツは技術革新、安全性、快適性、デザイン、そしてパフォーマンスの向上を通じて、自動車の歴史を切り拓いてきた。
創業140周年となる2026年は、これまで培ってきた伝統を振り返るとともに、次世代モビリティに向けたビジョンを示す記念すべき年でもある。同社が一貫して大切にしてきたのは、顧客を中心に据えたクルマづくりと、メルセデス・ベンツならではの安心感や心地よさである。
今回のパリモーターショーは、その歴史と未来を結びつける重要な機会となる。
メルセデス・ベンツ・カーズの販売・財務サービス担当副社長、イェンス・クナート氏(Jens Kunath)は、次のように述べている。
「パリモーターショーは、140年にわたる開拓者精神と、メルセデス・ベンツの新たな章が交わる舞台です。新型GLAから新型Sクラスまで、当社史上最大規模の製品攻勢を通じて、幅広いお客様に新たな価値をお届けします。電気自動車に対する強い需要もこの攻勢が勢いを増していることを示しています。市場や販売パートナーと協力し、お客様に最高のメルセデス・ベンツ体験を提供することが私たちの目標です」

新型フル電動VLEが世界初公開
今回の出展で注目されるモデルのひとつが、乗用車として世界初公開されるフル電動の新型VLEだ。最大8名が乗車でき、航続距離は700kmを超えるとされるVLEは、広々とした室内空間と柔軟な使い勝手に、電動車ならではの移動の自由を融合させたモデルである。家族での旅行からビジネス用途、プレミアムシャトルサービスまで、多様なニーズへの対応を目指している。

メルセデス・ベンツ・バンズのマーケティング&セールス責任者、マティアス・バイトル氏(Mathias Vaitl)は、VLEについて次のように語る。
「フル電動VLEを乗用車として世界初公開できることを、大変うれしく思います。私が特に期待しているのは、単に新しい電気自動車を発表することではなく、MPVによる移動体験そのものを根本から見直している点です。最大8名の乗車定員、700kmを超える航続距離、そしてこれまでにない快適性を備えたVLEは、電動モビリティの自由とお客様が重視する広い空間や柔軟性を両立させます。より快適で、つながりやすく、負担の少ない新しい旅の時代を切り拓くモデルです」

電動化を軸に広がるモデルラインアップ
会場ではVLEに加え、メルセデス・ベンツCLAシューティングブレーク、新型フル電動Cクラス、新型フル電動GLC、そしてAクラス・エディション140なども展示される。これらのモデルは、電動化に加え、デジタル技術、エネルギー効率、走行性能、顧客ニーズに応える機能を各セグメントで進化させるという、同社の戦略を示すものだ。新型GLAやGLEといった幅広い顧客層に向けたモデルから、AMGの高性能モデル、さらにフル電動車までをそろえることで、メルセデス・ベンツはブランド全体で進める製品刷新を印象づける。



「140年の革新」を未来へ
1886年にカール・ベンツが自動車の特許を出願し、その後ゴットリープ・ダイムラーが自動車を製造して以来、メルセデス・ベンツは魅力的なクルマづくりを目指し、絶え間ない革新を続けてきた。
性能への情熱、開拓者精神、卓越性、そして顧客を重視する姿勢は、世界初期の自動車から現在の新型車攻勢に至るまで、ブランドを支える原動力となっている。
140年にわたり培われた技術と経験を受け継ぎながら、電動化とデジタル技術を通じて新しいモビリティを切り拓く。2026年のパリモーターショーは、メルセデス・ベンツがその歴史と未来を一体として提示する舞台となった。
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:Mercedes-Benz Media

