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「ロータス エミーラ クラークエディション」国内最後の1台!F1とインディ500を同じ年に制した伝説を称えるロータス エミーラは希少価値の高い1台だ

2026年10月18日

ジム クラークとロータスが、F1とインディ500で頂点に立った1965年。その偉業を称える世界60台限定の「エミーラ クラークエディション」が、LOTUS東京 原宿ショールームで展示・販売されている。日本国内で購入できる最後の1台で、車両本体価格は2359万5000円だ。

ロータスの歴史を語るうえで、ジム クラーク(Jim Clark)の名は欠かせない。その功績を現代のスポーツカーに重ねた特別モデルが、「ロータス エミーラ クラークエディション(Lotus Emira Clark Edition)」である。生産台数は世界限定60台。ロータスによると、日本国内で購入できる車両は、LOTUS東京 原宿ショールームに展示されている1台が最後となる。

フロントのイエローストライプは、1965年のインディ500を制したロータス タイプ38へのオマージュ。
専用ボディカラー「クラーク レーシング グリーン」が、ロータスのレーシングヒストリーを印象づける。

このモデルの背景にあるのは、クラークとチーム ロータスが大きな成功を収めた1965年だ。クラークはこの年、F1世界選手権のタイトルを獲得。さらに、アメリカを代表する大レース、インディアナポリス500でも優勝を果たした。

同じ年にF1王座とインディ500制覇を成し遂げたドライバーは、モータースポーツ史上、クラークただ一人である。異なる舞台で頂点に立ったその実績は、ドライバーの才能とともに、当時のロータスの強さを伝えるものでもある。

ジム クラークの偉業を称えるロータス エミーラ クラークエディション。世界限定60台の特別モデルだ。

エミーラ クラークエディションは、彼がステアリングを握った時代のレーシングカーから着想を得て誕生した。専用のボディカラーや内装の仕立てを通して、ロータスのモータースポーツ史を表現している。

グリーンとイエローでロータス タイプ38に敬意

エクステリアの主役は、専用色の「クラーク レーシング グリーン」だ。そこに組み合わされるのが、フロントを彩るイエローのストライプ。この配色は、1965年のインディ500を制したロータス タイプ38へのオマージュである。グリーンとイエローは、ロータスのレーシングカーを思い起こさせる組み合わせだ。

グリーンとイエローのカラーリングで、クラークが活躍した時代のレーシングカーを現代に重ねる。

クラークエディションでは、それを現代のエミーラに取り入れ、ブランドの歴史とのつながりを印象づけた。専用色の名称だけでなく、カラーリングそのものに由来がある点が、この限定車の見どころといえる。

インテリアにも、通常のエミーラとは異なる意匠を盛り込んだ。スポーツシートは左右非対称のカラーリングを採用し、コックピットに独特の個性を与えている。左右を同じ色で揃えない仕立ては、外装とともに注目したい部分だ。

ウッド製シフトノブがコックピットを彩る。往年のレーシングカーを連想させるディテールだ。
スポーツシートには左右非対称のカラーリングを採用。限定モデルならではの個性を室内にも与えた。

さらに、ウッド製シフトノブを装着。ジム クラークのシグネチャーや専用バッジもあしらい、伝説のドライバーに捧げるモデルであることを伝える。現代のスポーツカーの室内に、往年のレーシングカーを連想させる素材や意匠を組み合わせた構成だ。

専用バッジもクラークエディションの見どころ。細部にまで特別な意匠を盛り込んでいる。

カーボンファイバー製スカッフプレートには、世界60台のうちの1台であることを示すシリアルナンバーが記される。乗り込む際に目にする部分にも、限定モデルならではの特別感を持たせている。

2359万5000円、原宿で展示・販売

車両本体価格は2359万5000円(税込)。展示・販売を行うLOTUS東京 原宿ショールームは、東京都渋谷区神宮前1-4-16に位置する。今回の案内で強調されているのは、世界限定60台という希少性に加え、日本国内で購入できる最後の1台であることだ。クラークの功績に敬意を表した専用カラーや、シリアルナンバーを備える内装など、その価値は細部にも込められている。

カーボンファイバー製スカッフプレートには、世界60台のうちの1台であることを示すシリアルナンバーが入る。

写真では把握しにくいグリーンの色合いや、シートの配色、ウッド製シフトノブの質感は、実車で確かめたいところ。ただし、展示期間は予告なく変更される場合があるため、来店前の問い合わせが必要となる。

ロータスが1948年の創業以来積み重ねてきた歴史の中でも、1965年は特別な意味を持つ年だ。その記憶を現代のエミーラに託したクラークエディション。レーシングヒストリーを大切にするファンにとって、見逃せない1台である。

Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:Lotus