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『ストリートファイターII』の伝説のレクサスが当たる!ボコボコにされたあのクルマが、今度は豪華賞品に!

2026年10月12日

何百万人ものゲーマーが、ゲームの中でこのクルマを叩き壊してきた。今、その伝説の「ストリートファイター レクサス」が、本当に手に入るチャンスがやってきた。しかも、2万5,000ドル以上の現金付きだ。

技術で有名になるクルマがある。レースでの勝利によって名を上げるクルマもある。そして、このレクサスのようなクルマもある!

1990年代にゲームセンターで遊んだことがある人なら、ひと目でわかるはずだ。『ストリートファイターII』のボーナスステージに登場する、あの気の毒なクルマである。対戦の合間に、プレイヤーは駐車されたセダンにパンチやキックを浴びせ、飛びかかり、スクラップになるまで叩き壊すことができた。何百万発ものバーチャルなパンチを受けた末に、このクルマはとっくにカルト的な存在となっている。

今、そのゲームの伝説が現実の世界へと飛び出した。新作映画『ストリートファイター』のプロモーションのため、カプコンと米国の保険会社「ザ ジェネラル」が、車両製作会社「ビークル エフェクツ」と手を組んだ。その成果が、1990年代初頭のドット絵のゲームから、そのまま抜け出してきたような「レクサス LS 400」だ。

特筆すべきは、これが単なる撮影用の小道具や展示車ではないことだ。このクルマは、実際に公道を走行できる。ベースは、4.0リッターV8エンジンとオートマチックトランスミッションを搭載する後輪駆動の1994年式「レクサス LS 400」。すでに約13万5,000kmを走行しているという。エンジンをはじめとする機械系の部品は、元の市販車のものをそのまま使用している。

シートヒーターはコインを入れてから

ゲームの中のクルマへの変身は、主に細部の作り込みによって実現されている。ボディには、往年のアーケードゲームのグラフィックを再現した、ひときわ目を引くドット絵風の仕上げが施された。車内には、表皮を張り替えたシートと、「You」「Win」の文字が入った特製ヘッドレストを装備。さらに、ゲーム好きにはたまらない仕掛けとして、シートヒーターを作動させるコイン投入口まで備わっている。まるで、ドライブのたびにゲームをひと勝負しなければならないかのようだ。

この唯一無二のクルマは、新作映画のマーケティングキャンペーンの一環として抽選でプレゼントされる。ただし、応募できるのは米国在住者のみだ。レトロゲームのファンにとっては、近年でも屈指の風変わりな自動車の賞品となるだろう。なにしろ、ゲーム史上もっとも有名な「袋叩きの被害者」に乗って毎日通勤している、と言える人はそうそういない。

当選者には、さらに2万5,000ドル超の現金も

公道を走れる往年のゲームの名車というだけでも十分に珍しいが、主催者はさらにボーナスを用意している。当選者には、現金2万5,400.69ドル(約400万円)も贈られるのだ。これだけあれば、V8のレクサスの燃料代も、しばらくは賄えるはずだ。車両と現金を合わせた賞品総額は、なんと9万5,116.94ドル(約1,500万円)に達する!

Text:Kim-Sarah Biehl
Photo:The General Insurance