アプリ売りのオジさん彷徨記 Vol.70 「ポルシェセンター静岡編2」
2026年10月27日
移転してリニューアルオープンその3
今週は、他の仕事に合わせて機会を作り、お邪魔したかったこちら「ポルシェセンター静岡」を訪問。ネットワーク内でリニューアルが多いのもビックリですが、移転してから最新のCIに準じて、2026年1月21日のグランドオープンです。早速、浜松から異動された、磯部マネージャーにお話を伺いました。
ワークショップツアーを続けると、カイエンやマカンなど新型の先には、なんと928が入庫中。これもウン十年前のクルマだし、しかもメチャクチャ珍しい引っ掻き回し、マニュアルトランスミッションのGTだ。これも博物館モノでしょう。静岡のポルシェオーナーさん、かなり濃度が濃い方が多いのだろうか。


ウンチク話し その3
広いワークショップは左右に分かれていて、これも最近の風潮なのは、床に埋まった車両リフト。柱があるタイプよりも擦るリスクはもちろん低いし、バッテリー関係を触る場合は床下へのアクセスも良い。これが採用の大きな理由とのことだが、左右に分けられたベイは、床から出ている円柱の太さが違うということ。片側は軽量なスポーツカー系用のベイで、たしかに円柱が細い。かたや反対側の円柱は、SUV系まで載せるため、見た目で分かるくらい柱が太い。いやあ、埋め込み型のリフトでもそんな違いがあるなんて、面白いですなあ。


ウンチク話し その1の続き
ショールーム内の個室などで「好きな画像を選べる」と書いたが、ちょっとした驚きは、ワークショップ内でも壁に掲げる画像を選べること。そういえば、思い出すと色々な画像を見たなぁ。こちらのワークショップも、壁一面に様々な新旧ポルシェの画像が飾ってある。テクニシャンにとっても、モチベーションを上げてくれるのではないだろう。ベイが車種別で左右に分けてあるので、画像もスポーツカー系とSUV系などに分けているそうだ。
重整備
こちらではベテランと思わしきテクニシャンが、古い911のエンジン周りを整備中。整備内容をお聞きすると、「エンジン周りのオイル漏れを修理しています」とのこと。思わず「エンジンは降ろさないのですか?」との問いには、「降ろさずに手が入る部分の作業なので、このまま修理していますが、それでもこれだけのパーツを取り外す必要があります」と脇のラックを見ると、けっこうな点数の補器類が区分けしておいてある。ワタシの様にズボラな性格では、この様に理路整然と、作業を進めるのは難しそうだ。




お宝発見 その3
ワークショップの片隅にある倉庫には、けっこうな数と、相当に古い年式から揃っている、ワークショップマニュアル。これぞお宝ではないだろうか?今ではデジタルが当たり前で紙のモノも少なさそうだけど、長い歴史があるからこそ、この手のお宝が残っているのだろう。
サービスコンサルタント
帰り際にご挨拶いただいた、いわゆるサービスアドバイザーの渡辺さん、ほころんだ笑顔が、優しい人柄を表している。昔からのオーナーも、最近どこかで中古車を買った、または引っ越してきたオーナーでも、この笑顔で出迎えて貰えば、安心して愛車を任せられるというもの。デジタルでは敵わないところは、人と人のやり取りですから、たいへん大事なところですね。

新しいロケーションだけど…
長い歴史を持つポルシェセンター静岡だが、お話しを聞いて驚いたのは、最初にポルシェビジネスを始めた頃は、移転してきたこの場所で始めていたこと。先祖返りみたいなことだろう。この地から始め、数カ所を移転したのち、元の場所に戻ってきたってこと。面白いですね。しかも隣には、親会社である静岡スバルの本社が並んでいる。1975年にポルシェのビジネスをスタートし、50年後にふたたび創業の地にもどる。なんかこれもヒストリーだし、これから新たな歴史の1頁を刻んでいくとは、素敵なお話しですなあ。


お問い合わせは下記まで。
ポルシェセンター静岡
〒424-0068 静岡県静岡市清水区長崎南町1‐38
TEL: 054-267-0911
OPEN 10:00~18:00 (サービス10:00~17:00)
定休日:月曜・火曜日
https://www.porsche.co.jp/dealers/shizuoka
Text&Photo:ナカタ ヒロユキ
【筆者の紹介】
ナカタ ヒロユキ
少年の頃から乗りモノ好きで、輸入車のセールスとしてキャリアをスタートし、インポーターでは法人営業や中古車を含め、様々な営業関係のマーケティングを経験。その後ドイツ系の会社で、業務支援アプリを全国の自動車ディーラーを中心に営業中。ほぼ毎週どこかへ出没するが、時には愛機Buellに跨ったり、料理を楽しんでいる。

