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911レストモッドで著名なアメリカのシンガーに対抗してドイツのテックアートが964をベースにした911レストモッド「テックアートGTclassic」を発表!

2026年10月1日

テックアートGTclassic (Techart GTclassic): テックアート初のポルシェ911レストモッドは、シンガーへの挑戦状だ。ポルシェ911のレストモッド分野において、シンガーは長年にわたり業界のトップとされてきた。今、シュヴァーベン地方のチューナーであるテックアートがこれに挑み、964をベースにした初の911レストモッドを発表した。

今でも空冷式「ポルシェ911(964)」を愛するポルシェファンは多く存在する。テックアート(Techart)社は、最も成功を収めているポルシェ チューナーの一つだ。今、このシュヴァーベン出身のチューナーは次の段階へと踏み出し、「テックアートGTclassic」という同社初のレストモッドを発表した。「964」をベースにしたこの「911」は、シンガー社製の「911」レストモッドを彷彿とさせる。

というのも、通常、「ポルシェ911」のレストモッドといえば、まず真っ先に思い浮かぶのが米国のシンガー社だからだ。2009年以来、シンガーは象徴的なこのスポーツカーのレストモッドを、主に「Fモデル」のスタイルで製造してきた。今、テックアートはこの業界のトップ企業に直接挑み、「GTclassic」でシンガーから王座を奪おうとしている。

964をFシリーズ風の外観に

外観上、このテックアートのレストモッドは、「964」の前世代にあたる「Fシリーズ」の「911」をイメージしている。灯火類は、洗練された現代のものが使われている。「GTclassic」のボディカラーは灰がかったグリーン。さらに、リヤのテックアートロゴなど、シャンパンカラーのアクセントも施されている。

GTclassicのリアは、ダックテールと、その下にあるTechArtのロゴが特徴的だ。

その真上には、2つのエアスリットを内蔵したダックテールが配置されている。独自に開発された18インチのレトロスポーツ(Retrosport)製鍛造ホイールは、象徴的な「フックス(FUCHS)」デザインを採用している。

インテリアは赤と黒が基調で、ここにもシャンパンカラーのアクセントが加わっている。それ以外は、このレストモッドのインテリアは「964」シリーズを基調としている。新機能としては、スマートフォン連携、ナビゲーション、Bluetoothを備えた最新のインフォテインメントシステムが搭載されている。

インテリアは赤と黒が基調となっている。さらに、シャンパンカラーのアクセントが加えられている。

最大380馬力を発揮する空冷ボクサーエンジン

テックアートは、このレストモッドに空冷式3.8リッター直列6気筒ボクサーエンジンを搭載しており、最高出力は380馬力に達する。エキゾーストシステムは中央に配置されており、カーボン製のカバーが施されている点で、クラシックな「911」とは一線を画している。一方、後輪駆動と5速マニュアルトランスミッションは、歴史的なオリジナルモデルと同一である。

3.8リッター6気筒ボクサーエンジンは、最高仕様で380馬力を発揮する。

「GTclassic」は計11台が製造される予定だ。バーデン=ヴュルテンベルク州レオンベルクに拠点を置くチューニングメーカー、テックアートは、同社の初のレストモッド車の価格についてはまだ明らかにしていない。レストモッドでは一般的なことだが、価格は顧客の個別の要望に大きく左右される。これは有名なレストモッドブランド、「シンガー」でも同様であり、同社の車両の価格はたいていユーロで6桁台(約1億円)後半の範囲にある。

事実、一部のシンガー車はすでに100万ユーロ(約1億8,500万円)の大台を突破している。しかし、オンラインポータルサイト、「Neunelfer Magazin」によれば、「GTclassic」は同等のシンガーモデルよりも手頃な価格になる見込みだ。

Text: Maurus Elias Moritz
Photo: TechArt