フォルクスワーゲン、全国のサービススタッフ日本一を決定 整備品質と顧客満足度向上へ
2026年9月2日
フォルクスワーゲン ジャパンは2026年8月20日、全国の正規販売店で働くアフターセールススタッフの技術と顧客対応力を競う「Service Qualification Japan Championship 2026(SQJC 2026)」の決勝大会を、愛知県豊橋市のフォルクスワーゲン グループ ジャパン 豊橋トレーニングセンターで開催した。
SQJCは、サービステクニシャンとサービスアドバイザーを対象とする全国規模のコンテストである。6月4日の1次予選には全国から多数のスタッフが参加。その中から両部門各100名が7月9日の2次予選へ進み、さらに各部門12名、計24名が決勝大会への切符を手にした。
サービステクニシャン部門では、高度な故障診断や修理技術に加え、診断結果を正確に報告書へまとめる能力を実技試験で評価。一方、サービスアドバイザー部門では、入庫時に顧客と車両を確認する「ダイアログレセプション」をはじめ、課題への対応力や提案力などが審査された。
サービステクニシャン部門の第1位にはVolkswagen松戸ルート6の遠藤耕介氏、第2位には同店の武田祐一氏、第3位にはVolkswagen成田の青木綾兵氏が選ばれた。サービスアドバイザー部門では、Volkswagen足立の高木翔也氏が優勝。第2位はVolkswagen江戸川の結城颯太氏、第3位はVolkswagen岐阜六条の白鳥達也氏となった。各部門の上位3名には、副賞として2027年に予定されるドイツ研修旅行が贈られる。
フォルクスワーゲンがこの大会を開催する目的は、単に優秀なスタッフを選ぶことではない。販売店全体で整備や故障診断、接客の基準を高め、どの店舗でも安心して質の高いアフターサービスを受けられる体制を築くためである。近年の自動車は電動化やデジタル化によって構造が複雑になり、整備スタッフには高度な知識が、顧客と接するアドバイザーには分かりやすい説明と的確な提案が一層求められている。
競技を通じて日頃の技能を確認し、優秀な取り組みを全国の販売店へ広げることは、スタッフのモチベーション向上だけでなく、修理品質の安定や顧客との信頼関係強化にもつながる。2023年から毎年実施されているSQJCは、フォルクスワーゲンが車両販売後も顧客満足度を高め、長期にわたってブランドを選んでもらうための重要な人材育成施策なのである。
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:フォルクスワーゲン ジャパン

