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モーガン史上最強の「SUPERSPORT 400」日本発売!408psを誇る新フラッグシップは乗り手を選ばないスポーツカーに進化した

2026年8月28日

創業117年の歴史ある英国のスポーツカーメーカー、モーガンは、ブランド史上最もパワフルなカタログモデル「SUPERSPORT 400(スーパースポーツ400)」を日本市場に導入する。最高出力408psを発生するBMW製直列6気筒ターボエンジンを搭載し、専用サスペンションやアクティブエキゾースト、軽量鍛造ホイールを採用。伝統的なコーチビルディングと現代のエンジニアリングを融合した新たなフラッグシップとして、2026年8月28日に販売を開始する。車両本体価格は31,251,000円。

モーガン初の400ps超えを果たした最強モデル

モーガンモーター・カンパニーは2026年4月に、ブランド史上最もパワフルなカタログモデルとなる「SUPERSPORT 400」を発表した。そして日本でも販売準備が整い、モーガンカーズ・ジャパンを展開するエルシーアイが、2026年8月28日から全国の正規販売代理店で販売を開始する。

SUPERSPORT 400は、2025年に登場したSUPERSPORTをベースに、走行性能、ダイナミクス、ドライバーとの一体感をさらに高い次元へと引き上げたモデルだ。最高出力は408ps。モーガンのカタログモデルとして初めて400psの大台を超え、SUPERSPORTシリーズの頂点に立つ新たなフラッグシップとなる。

SUPERSPORTシリーズの頂点に立つ新フラッグシップ。日本での車両本体価格は3125万1000円となる。

SUPERSPORTが備える落ち着きや扱いやすさは受け継ぎながら、よりシャープで正確な走りを追求した。単純に出力を高めるだけでなく、パワーをいかに正確かつ直感的に引き出せるかを重視して開発されている。

BMW製直列6気筒ターボが408psを発生

SUPERSPORT 400に搭載されるのは、最新世代のBMW B58「O1」直列6気筒ターボエンジンだ。これに8速ZFオートマチックトランスミッションを組み合わせ、鋭いパワーの立ち上がりと優れたレスポンスを実現する。

0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は267km/hに達する。伝統的なスタイリングからは想像しにくいほどのパフォーマンスであり、モーガン史上最強のカタログモデルという位置づけを数字でも明確に示している。

BMW B58「O1」直列6気筒ターボエンジンは最高出力408psを発生。モーガンの量産モデルとして初めて400psを超えた。

モーガンとBMWは長年にわたって技術提携を続けており、その関係がSUPERSPORT 400のパワートレインにも生かされた。エンジンはCXVアルミニウムプラットフォームとのバランスを考慮して入念に調整され、パワーアップと同時に、走りの正確さや安定性、洗練性、効率性も追求している。

モーガンが重視するのは、最高出力の数値そのものではない。軽量な車体に搭載された408psを、ドライバーが意のままに引き出せることが開発の中心に置かれている。ステアリングフィール、スロットルレスポンス、シャシーからのフィードバックを可能な限り直接伝え、ドライバーとマシン、路面のアナログなつながりを一段と強固なものにした。

ナイトロン製ダンパーを24段階で調整可能

SUPERSPORTではオプションだった「ダイナミックハンドリングパック」が、SUPERSPORT 400では標準装備となった。

フロントとリアには、SUPERSPORT 400専用に再調整されたナイトロン製ダンパーを装着する。バルブやスプリングレートも専用にチューニングされており、減衰力は24段階で調整可能だ。ドライバーの好みや走行する道路、サーキットなどの使用環境に応じて、乗り心地とレスポンスを細かく変更できる。

サスペンションジオメトリとダンピング特性も見直され、ボディコントロールと高速域での安定性が向上した。とりわけ激しいコーナリングでは、シャシーの動きを把握しやすく、ドライバーの操作に対して予測しやすい正確なレスポンスを示すという。

それでいて、SUPERSPORTが備えていた滑らかな乗り味と親しみやすさは失われていない。経験豊富なドライバーだけでなく、幅広い層がさまざまな走行条件で性能を楽しめるよう、扱いやすさとのバランスが図られた。さらにオプションのリミテッドスリップディファレンシャルを装着すれば、トラクションと安定性を一段と高めることができる。

新開発のアクティブエキゾーストを採用

SUPERSPORT 400には、専用開発された新型ハイフローアクティブパフォーマンスエキゾーストシステムが採用された。

BMW製直列6気筒ターボの特性に合わせてチューニングされ、フラッグシップモデルに求められる洗練性を維持しながら、従来以上に力強く明確なエキゾーストサウンドを響かせる。音の演出によって走行時の高揚感を高め、ドライバーとマシンとの一体感をさらに強調する狙いだ。

CXVアルミニウムプラットフォームの可能性を拡大

車体の基礎となるのは、SUPERSPORTで初めて採用されたCXVアルミニウムプラットフォームだ。現代的な車体設計とモーガン伝統のコーチビルディングを融合したアーキテクチャで、軽量性、剛性、パッケージングを高いレベルで成立させている。

新デザインの軽量鍛造19インチSportliteアロイホイールを標準装備。バネ下重量と回転慣性の低減に貢献する。オプションでダークブロンズ仕上げも選択できる。

SUPERSPORT 400では、このプラットフォームの潜在能力をさらに引き出すため、必要な部分に的を絞った技術開発を実施した。最高出力の向上だけでなく、シャシーの制御性や精度も高められており、408psというパワーを余すところなく引き出せる構成となっている。

軽量構造、職人技、そしてドライバーを中心とするアナログな運転感覚というモーガンの原則を守りながら、現代の高性能スポーツカーとして通用するダイナミクスを手に入れたことが、SUPERSPORT 400最大の特徴である。

テクニカルデータモーガン スーパースポーツ400
全長/全幅/全高4,110/1,805/1,290mm
ホイールベース2,520mm
トレッド 前/後1,500/1,512mm
車両重量1,170kg
エンジン直列6気筒3.0リッター ツインターボ B58 ‘O1’
排気量2,998cc
燃料タンク41L
最高出力300kw(408ps)/6,500rpm
最大トルク500Nm/1,250rpm
最高速度290km/h
トランスミッション8-speed automatic with multiple drive modes
タイヤサイズ 前/後235/40R19 / 255/40R19

機能をデザインに融合したエクステリア

エクステリアは、SUPERSPORTの基本的なデザイン言語を受け継ぎながら、高められた性能を表現するための変更が加えられた。大げさなエアロパーツで武装するのではなく、現代のモーガンを特徴づけるシンプルさと控えめな美しさを維持している。

フロントウイングには新たにベントを設置。ボディワークへ自然に溶け込ませながら、空気の流れと冷却性能を向上させた。装飾ではなく、機能そのものを車体のフォルムに統合するというモーガンのデザイン哲学を示すディテールだ。

SUPERSPORTではサテングレーだったロワーボディワークは、SUPERSPORT 400でグロス仕上げへ変更された。流れるようなアルミニウム製ボディと、機能的な下部構造とのコントラストが強まり、伝統的な造形と現代的なエンジニアリングの融合を際立たせている。

軽量鍛造19インチSportliteホイールを標準装備

足元には、新デザインの軽量鍛造19インチ「Sportlite」アロイホイールを標準装備する。バネ下重量と回転慣性を低減することで、ステアリングや加減速に対するレスポンスを向上。同時に、フラッグシップモデルらしい力強い存在感も与えた。

標準仕上げはミッドシルバーで、オプションとしてダークブロンズも用意される。タイヤには、SUPERSPORT 400のパフォーマンスを引き出すミシュラン「パイロット・スポーツ5」が組み合わされる。

アルカンターラと専用ステッチを採用した室内

インテリアでも、モーガン伝統のクラフツマンシップを守りながら、パフォーマンス志向のキャラクターをより明確にした。

フルレザーに加えてアルカンタラ内装も設定。ブラックの単色と4種類のツートーン仕様から選択できる。

フルレザー内装に加えて、モーガンが推進する「カラー・マテリアル・フィニッシュ(CMF)」戦略に基づくアルカンターラ仕様を幅広く用意する。単色のブラックに加え、4種類のツートーンカラーから選択でき、それぞれに相性の良いレザーが組み合わされる。

ステアリングホイールにもアルカンターラを採用し、グリップ感とドライバーとの一体感を向上。シート、ドア、トランスミッショントンネルにはSUPERSPORT 400専用のステッチパターンが施され、キャビン全体に統一感を持たせた。

専用デザインの計器盤は、英国におけるスミス計器の製造元であるケアボント社が手がけた。CANおよびLIN通信を採用した現代的なシステムでありながら、表示そのものはモーガンらしいアナログな表情を保っている。

専用アルミ製ギアセレクターも選択可能

CX世代のモーガンとして初めて、アルミニウム製オートマチックギアセレクターもオプション設定された。

アルミニウム製オートマチックギアセレクターはSUPERSPORT 400だけに用意されるオプション装備だ。

ダークグレーに陽極酸化処理されたアルミニウムを使用し、人間工学に基づく形状と現代的な素材感を融合。標準のシフトレバーに代わって装着され、正確で心地よい操作感をもたらす。これはSUPERSPORT 400だけに用意される専用オプションだ。

4色のサテンペイントとコーラルアクセント

モーガンの大きな魅力であるパーソナライズの選択肢も拡大された。新開発のサテンペイントとして、「フォージドグレー」「シルクシルバー」「セイルシルバー」「ホライゾンブルー」の4色を設定する。

オプションでは、ロワーボディワークとの調和を考えたグレーのコントラストハードトップも選択できる。さらにコーラルカラーのアクセントを、エクステリアグラフィック、ブレーキキャリパー、マルケトリー仕上げのインテリアパーツなどに取り入れることも可能だ。

木材を組み合わせて模様を描くマルケトリーは、手仕事によるディテールをキャビンへ取り入れてきたモーガンの伝統を継承するものだ。各車の仕様はモーガンのデザインチームおよびディーラーネットワークとの打ち合わせを経て決定され、オーナーの個性を反映した1台に仕上げられる。

SUPERSPORT 400から始まるモーガンの新たな章

SUPERSPORT 400は、単なる高性能モデルではなく、モーガンが新たな成長段階に入ったことを示す存在でもある。

英国マルヴァーンの本社では、エンジニアリング、研究開発、製造設備への投資を継続している。今後1年以上にわたり、オーダーメイドモデルや限定生産モデルを順次発表し、製品ラインナップと世界市場における存在感を拡大する計画だ。

伝統的なモーガンのプロポーションを維持しながら、CXVアルミニウムプラットフォームによって現代的な走行性能を実現した。

1909年の創業以来、モーガンは英国ウスターシャー州マルヴァーンのピッカースレイ・ロードでスポーツカーを手作業によって製造してきた。アッシュ材、アルミニウム、レザーという3つの素材を核に、世代を超えて受け継がれた職人技と最新技術を融合している。

SUPERSPORT 400もまた、1台ごとに注文を受けてからハンドメイドされる。408psというモーガン史上最高のパワーを獲得しながら、ブランドの原点である軽量構造、職人技、アナログなドライビング体験を守り抜いた、新時代のモーガンである。

日本での車両本体価格は31,251,000円。2026年8月28日から、全国のモーガン正規販売代理店で販売が開始される。

Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:モーガンカーズ・ジャパン