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フォルクスワーゲンがRB大宮アルディージャとモビリティパートナー契約締結 「We Drive Football」で地域・育成・電動化を支援

2026年7月16日

ドイツを代表する自動車メーカー、フォルクスワーゲン ジャパンが、Jリーグクラブ「RB大宮アルディージャ」と長期的な戦略的パートナーシップとなるモビリティパートナー契約を締結した。単なるスポンサー契約に留まらず、クラブへの車両提供や地域密着活動、育成年代の支援、さらには電動モビリティの普及までを含めた包括的な取り組みとなる点が大きな特徴だ。

世界各国でサッカーとの結び付きが強いフォルクスワーゲンにとって、日本国内でも本格的なフットボール支援を展開する重要なプロジェクトとなる。

今回のパートナーシップは、「イノベーション」「パフォーマンス」「地域社会とのつながり」「次世代育成」という両者が共有する価値観を軸としてスタートする。

フォルクスワーゲン ジャパンはこれまでも「We Drive Football」というグローバルな活動を通じ、世界各国でサッカー文化の発展を支援してきた。今回、その考え方を日本市場でも本格的に展開し、急成長を続けるRB大宮アルディージャとともに新たな価値創造を目指す。

支援対象はトップチームだけではない。アカデミーを含めた育成年代の強化、地域イベントへの参加、ファンとの交流機会の創出など、クラブ全体を対象とした長期的な支援を実施する。

グラスルーツから日本サッカーを支える

今回の協業で特に注目されるのが、グラスルーツ活動への取り組みだ。フォルクスワーゲン ジャパンとRB大宮アルディージャは、子どもたちへ夢や挑戦する機会を提供し、サッカー人口の拡大と地域スポーツ文化の活性化を目指す。

プロスポーツクラブを支援するだけではなく、未来の選手やサポーターを育てる活動にまで踏み込むことは、欧州では一般的な考え方だが、日本ではまだ珍しい取り組みでもある。さらに、フォルクスワーゲンが得意とする電動モビリティや充電インフラの分野でも協力を進め、人・地域・環境が調和する持続可能な社会づくりにも取り組む。

カーボンニュートラルが世界共通の課題となるなか、自動車メーカーとスポーツクラブが環境分野でも連携する新しいモデルケースとしても注目されそうだ。

クラブへ車両提供 ユニフォームにもVWロゴ

契約締結に伴い、フォルクスワーゲンはクラブへブランド車両を提供する。また、トップチームおよび女子チームのユニフォーム、プレマッチウェアの左袖にはフォルクスワーゲンブランドロゴが掲出される。ロゴ入りユニフォームは数量限定で販売され、池袋駅と大宮駅で開催されるポップアップストアで購入可能となる。さらに大宮会場では、ファンクラブ会員向けに既存ユニフォームへのフォルクスワーゲンロゴ圧着サービス(無料)も実施予定だ。

(左)RB大宮アルディージャ 杉本 健勇選手(右)RB大宮アルディージャWOMEN 乗松 瑠華選手

今後はイベントやキャンペーンなどでもロゴ入りユニフォームの販売や追加圧着サービスが検討されている。

「Engineered for Everyone.」をサッカーでも体現

フォルクスワーゲンは日本で「Engineered for Everyone.」というブランドステートメントを掲げている。ブランド名の「Volks」は「人々」、「Wagen」は「自動車」を意味し、その名の通り「すべての人のためのクルマ」を目指して誕生したブランドだ。

その思想はサッカー支援にも共通している。

競技レベルだけでなく、多様性や公平性を尊重し、誰もがスポーツを楽しめる環境づくりを推進することも「We Drive Football」の重要なテーマとなっている。スポーツを社会との接点として捉え、人と人を結び付けるプラットフォームに育てていくという考え方は、フォルクスワーゲンらしい取り組みと言えるだろう。

日本でも存在感を高めるフォルクスワーゲン

欧州ではフォルクスワーゲンとサッカーの関係は非常に深い。ドイツ代表やブンデスリーガクラブとの長年にわたるパートナーシップをはじめ、UEFA大会などへの協賛実績も豊富であり、「We Drive Football」は世界規模で展開されるブランド戦略となっている。

今回、日本でもRB大宮アルディージャとの協業によって、その取り組みが本格化する。

単なる広告露出を目的としたスポンサー契約ではなく、地域社会への貢献、次世代育成、環境対応、そしてモビリティの未来までを包括した長期プロジェクトとして位置付けられている点は、自動車メーカーによるスポーツ支援の新しい形といえるだろう。

サッカーを軸に地域とブランドがどのような相乗効果を生み出していくのか、今後の展開にも期待が高まる。

■フォルクスワーゲン ジャパン ブランド ディレクター マーティン ザーゲ氏
「このたび、RB 大宮アルディージャとモビリティパートナー契約を締結できることを光栄に思います。我々はモビリティ分野において常にイノベーションと技術を追求し、人々の暮らしをより豊かにすることを目指してきました。日本サッカー界において変革と挑戦を続けるクラブの姿勢に共感するとともに、モビリティを通じてその活動をサポートできることをうれしく思います。

フォルクスワーゲンは『We Drive Football』のもと、サッカーの魅力を多くの人に届けるとともに、サッカーに関わるすべての人々へ感動と特別な体験を提供する取り組みを続けてきました。その考え方は、日本で掲げているブランドステートメント『Engineered for Everyone.』にも通じています。『Volks』は人々の、『Wagen』は自動車。名前の通り、すべての人が乗れるクルマとして生まれたフォルクスワーゲンは、限られた誰かではなく、すべての人に安全と性能という自動車の価値を届けたいと考えています。本パートナーシップを通じて、RB 大宮アルディージャ、クラブ、ファン・サポーター、そして地域の皆さまにも新たな価値をお届けしてまいります。」

■RB大宮株式会社 代表取締役兼CEO マーク・オーブリー氏
「このたび、フォルクスワーゲン ジャパンとの新たなパートナーシップを発表できることを、大変うれしく思います。世界を代表する自動車ブランドであるフォルクスワーゲンを、RB 大宮アルディージャのファミリーに迎えられることを心より歓迎します。

フォルクスワーゲンは、イノベーション、高品質、そして未来に向けた挑戦を通じて、常に時代を切り拓いてきたブランドです。日本における私たちの新たな成長フェーズにおいて、卓越性と進化を追求する姿勢、そして次世代と深くつながっていきたいという思いにおいて、両者は強く共鳴していると感じています。

『We Drive Football』を共通のテーマとして、フットボールの魅力をより広く届け、ファンやご家族の皆さまに特別な体験を提供するとともに、グラスルーツ活動や各種イベント、地域貢献施策を通じて次世代の育成にも取り組んでまいります。フォルクスワーゲンの持つグローバルなブランド力と革新性、そしてRB 大宮アルディージャの持つ情熱と地域密着の力を掛け合わせることで、唯一無二の価値を生み出せると確信しています。今後、このパートナーシップが、地域社会、ファン・サポーターの皆さま、そして日本のフットボールの未来に長期的な価値をもたらすことに、大きな期待を抱いております。」

■Red Bull Soccer チーフレベニューオフィサー フィリップ・ヴンダーリッヒ氏
「フォルクスワーゲンとレッドブルは、常に既存の枠を押し広げ、新たな形で人々との接点を創出していく“チャレンジャー精神”を共有しています。私たちは、モビリティの未来に対するフォルクスワーゲンのビジョンと、RB 大宮アルディージャが日本におけるモダンフットボールの新たなベンチマークを目指す志との間に、非常に高い親和性があると考えています。今回のパートナーシップは、世界的に高い認知を誇るブランドと、持続可能で長期的な関係を築いていくという当社のコミットメントを、あらためて示すものです。」

【RB大宮アルディージャについて】
RB大宮アルディージャは、埼玉県さいたま市をホームタウンとするサッカークラブで、2025年1月にクラブ名称を「大宮アルディージャ」から「RB大宮アルディージャ」へと変更しました。男子チームはJリーグ、女子チームはWEリーグに所属し、NACK5スタジアム大宮をホームスタジアムとしています。なお、育成世代の強化や地域貢献にも力を入れています。https://www.rbomiya.com/

Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:フォルクスワーゲン ジャパン