【FCバイエルンミュンヘンとアウディ】ノイアー、キミッヒ、ムシアラらが選んだ最新アウディとは
2026年7月12日
20年以上にわたりパートナーシップを結ぶFCバイエルンミュンヘンとアウディ。今年もドイツ・ノイブルク・アン・デア・ドナウにあるアウディ施設で、選手たちへの新たな車両の引き渡しが行われた。
FCバイエルンミュンヘン(FC Bayern Munich)のトップチーム所属選手は毎年、アウディのラインアップの中から自らの好みに合わせて車を選択できる。今年はコンパクトEVの「Audi Q4 Sportback e-tron」から、ハイパフォーマンスEV「Audi RS e-tron GT Performance」、さらにはプラグインハイブリッドSUVまで、多彩なモデルが用意された。
ノイアーやムシアラらが選んだモデル
キャプテンであり守護神(ゴールキーパー)でもあるマヌエル ノイアー(Manuel Neuer)は、多くのチームメートと同様に「Audi Q8 TFSI e quattro」を選択。プラグインハイブリッドシステムを搭載したラグジュアリーSUVで、快適性と環境性能を兼ね備えた一台だ。
一方、卓越したドリブルで知られるジャマル ムシアラ(Jamal Musiala)、サイドを駆け上がるアルフォンソ デイヴィス(Alphonso Davies)、そしてフォワードのミヒャエル オリーセ(Michael Olise)は、アウディのフラッグシップEV「Audi RS e-tron GT Performance」をチョイス。ピッチ上さながらの圧倒的な加速性能を日常でも楽しめるモデルを選んだ。

期待の若手トム ビショフ(Tom Bischof)は、扱いやすいサイズの「Audi Q4 Sportback e-tron」を選択。家族を持つヨシュア キミッヒは、3列シートを備える7人乗りSUV「Audi Q7」を愛車としている。
毎年更新される社用車プログラム
バイエルンの選手たちには毎年、新しい車が貸与される。保険やメンテナンス、タイヤ交換などの管理はすべてアウディが一括して担当しており、クラブのフリートは効率的に運用されている。
今回の車両引き渡しでは、選手たちはアウディが参戦準備を進めるF1プロジェクトも見学。ドライビングシミュレーターやパワーユニットのテストベンチ、新世代V6ハイブリッドパワートレインの開発現場など、モータースポーツ最前線にも触れる機会となった。
さらに約100名のアウディ社員が車両引き渡しイベントに参加し、選手たちへ直接キーを手渡す交流の場も設けられた。

EV時代に対応した充電インフラも充実
バイエルンの社用車にはEVが数多く採用されていることから、クラブは充電インフラも大幅に強化している。ミュンヘンの練習拠点であるゼーベナー通りには38基の充電設備を設置。さらに本拠地アリアンツ アレーナには50基以上の充電ポイントが整備されている。
試合当日は選手全員がチームバスでスタジアム入りする一方、各選手の車は別ルートでアレーナへ搬送される。試合終了後には充電を完了した状態で待機しており、選手たちはそのまま自宅へ向かうことができる。アウディのフリートは、ピッチ上のチームワークさながらに、舞台裏でも効率よく運用されている。
Text:Bianca Garloff
Photo:Audi
【編集後記】
FCバイエルン・ミュンヘンとアウディのパートナーシップは、単なるスポンサー契約にとどまらない。毎年の社用車提供に加え、EV化を支える充電インフラやF1プロジェクトとの連携など、モビリティ戦略そのものを共有する関係へと発展している。選手たちが選ぶモデルを見ると、高性能EVである「RS e-tron GT Performance」の人気の高さが目立ち、トップアスリートの移動手段にも電動化が着実に浸透していることがうかがえる。スポーツとプレミアムモビリティが融合した好例と言えるだろう。(Auto Bild Japan)

