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今話題を呼んでいるEVピックアップトラック「スレート(Slate)」ってどうよ?いくらこの値段だからって・・・

2026年7月6日

電気自動車スタートアップのスレート(Slate)が24,950ドル(約411万円)の電動ピックアップトラックをリリース。ウェブサイトの情報漏洩により、米国で大きな波紋が広がっている。

小型車並みの価格で電動ピックアップトラック?まさにそれが、米国のスタートアップ企業、スレート(Slate)が約束していることだ。「テスラ サイバートラック」や「フォードF-150ライトニング」といった電動ピックアップモデルが50,000ドル(約825万円)以上する中、スレートが掲げるのは徹底的にシンプルなコンセプトだ。

豪華装備は少なく、テクノロジーも必要最小限。その代わり、価格は大幅に抑えられる。流出したとされる同社のウェブサイト情報によって、この新型電動ピックアップトラックが実際にどれほど手頃な価格で登場するのかが明らかになったようだ。

24,950ドル(約411万円)の電動ピックアップトラック

米国のポータルサイト、「The Autopian」によれば、メーカーのウェブサイトで24,950ドル(約474万円)という価格が発見されたという。これは他の電動ピックアップトラックの半額以下だ。この価格が確定すれば、大きな話題となるだろう。価格は公式価格表には記載されておらず、予約注文ページのソースコードに隠されていたようだ。スレート社自身はこの情報をまだ確認していない。その後スレートのウェブサイトで公式に掲載された。

電気自動車スタートアップメーカーのスレート(Slate)は、新型ピックアップトラックを24,950ドル(約411万円)から販売する予定だ。

24,950ドル(約411万円)という価格は、現在販売されている多くの電気ピックアップトラックよりも大幅に安価だ。最も手頃な価格帯の競合車種でも、通常は30,000ドル(約495万円)をはるかに超えている。ピックアップトラックのトップメーカー、フォードは現在、30,000ドル(約495万円)前後の手頃な価格帯の電動ピックアップトラックを開発中なので、スレートはさらに競争力を高める可能性がある。

徹底的なミニマリズムがコスト削減につながる

この低価格は、車両のコンセプトにまさに合致している。スレートは最大限の簡素化に重点を置いている。オプション装備の長いリストではなく、意図的にミニマルなベースモデルを用意する。追加機能やカスタマイズは、後付け可能なアクセサリーやコンバージョンキットで提供される。ピックアップトラックスタイルの素のスレート、スクエアバックのSUVスタイル、ファストバックのSUVスタイル、荷台部分にリアシートをつけたオープンスタイルにカスタマイズできるのだ。

コンバージョンキットにより4つのスタイルにカスタマイズできるのがスレートの特徴。

同社は従来のインフォテインメントシステムも採用しない予定だ。代わりに、スマートフォンやタブレットが中心的な役割を果たす。カスタムパーツは200以上、また、高価な塗装仕上げではなく、手頃な価格のラッピングを採用すしてカスタマイズの幅を広げている。

航続距離は最大386キロ

想定される価格に含まれるバッテリーの種類はまだ不明だ。2つのオプションが考えられており、小型バッテリーの場合は航続距離が約240キロメートル、大型バッテリーの場合は最大386キロメートルとされている。

このピックアップトラックは、後輪車軸に搭載された約201馬力の電動モーターで駆動する。急速充電器を使用すれば最大120kW、交流電源を使用すれば11kWで充電可能となっている。

価格についてはスレートが戦略的にリークしたのかは定かではないが、この価格は注目を集め話題となった。

一つ確かなことは、24,950ドル(約411万円)相当の電動ピックアップトラックは、米国市場においても真のゲームチェンジャーとなるだろう。

Text: Bianca Garloff
Photo: Slate