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【魔改造】ナニコレ?ブラックアンドゴールド、グリルにタイガー、マイバッハのインテリア「ダーツ プルマン シア カーン」はまさに“やりすぎカスタム”

2026年7月4日

ダーツ プルマン シア カーン(Dartz Pullman Shere Khan):このメルセデス・ベンツVクラスベースの改造車はまさに「やりすぎ」の典型例だ。ツートンカラーの塗装、本物の金、そしてグリルには巨大なタイガー?ライオン?のエンブレムが!

最も奇抜なチューナーといえば、マンソリー(Mansory)だと思っている人がいるなら、それは大きな間違いだ。ラトビアのチューナー、「ダーツ(Dartz)」が手掛けたこの「メルセデス・ベンツVクラス」は、グリルに巨大な虎のような猛獣の顔が取り付けられており、まさに常識外れの極みと言えるだろう!

まずは当然の疑問から始めよう。なぜ、そして何のために?その説明は実に説得力がある。頻繁に旅行をし、A地点からB地点まで送迎サービスを利用したことがある人なら、広々とした「Vクラス」が高級車としての地位をいかに確立しているかを知っているだろう。そして、まさにそこにダーツの出番がある。ある国際的なホテルグループが、このチューニング会社に特別なバンを開発するよう依頼したのだ。

その結果生まれたのは、奇抜な黒と金の派手なバンだ。ダーツ社特有のデザインはそのままに、スカルを思わせるデザインとミリタリーテイストで知られるプロムブロン社のモデルとは明らかに一線を画している。

ダーツ プルマン シア カーン

何という名前だろう。この名称は、同社が長年手がけてきた装甲プルマン車両の歴史を想起させると同時に、ディズニー映画『ジャングル ブック』に登場する有名な虎、シア カーンを連想させる。ダーツ社はこの名前を通して、力強さと高級感を象徴しようとしているようだ。

ダーツがチューニングしたメルセデス・ベンツVクラスのフロントは、オリジナルとはほとんど似ても似つかない。

最も目を引くのは、その名も「ピカシアン スライス アールデコ グリル」。虎の顔をモチーフにしたこのグリルはカスタマイズ可能で、希望に応じてエンブレムやロゴに変更できる。補助ヘッドライト、完全に再設計されたフロントバンパー、ボンネットのエアベントが、そのルックスをさらに引き立てている。

オールドマネースタイルのインテリア

現在レンダリング画像のみが公開されているこのカスタマイズのデザイン哲学は、「オールドマネー」 – つまり、高品質で伝統的、そして紛れもなくエレガント-だ。「マイバッハ」のシート、本木目調のトリム、木製ケースに収められたスクリーンを備えたノスタルジックなインフォテインメントシステムが採用されている。クラシックな携帯電話も搭載される予定だ。このコンセプトカーは、ラグジュアリー感を強調するために本革や金属素材を多用しており、ゴールドが使われているなら、それは本物のゴールドだ。

このバンでマイバッハを彷彿とさせるのは、ツートンカラーの塗装くらいだろう。

もちろん、これほど豪華なキャンピングカーは安全性を犠牲にすることはできない。何しろ、主なターゲット層は富裕層なのだから。シュトゥットガルト製のお馴染みの安全システムに加え、この車両には政府機関や公用車向けに開発された特殊な対ドローン技術が搭載されているという。

この個性的なバンで、ダーツは「マイバッハ」を彷彿とさせる「Vクラス」セグメントに新たな基準を打ち立てようとしている。しかし、このレンダリングが実際に公道走行可能な量産車となるかどうかは、何よりもTÜV(ドイツ技術検査協会)の認証取得にかかっているだろう。

Text: Nele Klein
Photo: Dartz