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シトロエンのベストセラーモデル「ベルランゴ」が30周年を迎える この記念すべき節目を祝して特別仕様車「シトロエン ベルランゴ 30 Years」登場!

2026年6月26日

シトロエンのベストセラーモデルである「ベルランゴ(Berlingo)」が30周年を迎える。それを記念して、装備を充実させた特別仕様車「シトロエン ベルランゴ 30イヤーズ(Citroën Berlingo “30 Years”)」が登場した。

現在の「シトロエン ベルランゴ(Citroën Berlingo)」は、従来の物差しでは過小評価されがちな一台だ。フランス生まれのこのモデルはライフスタイルカーというよりも、徹底して実用性を追求したモビリティツールである。そして、それこそがベルランゴ最大の強みだ。市場投入以来、世界累計販売台数は420万台に達している。

このモデルシリーズは2026年に30周年を迎える。その節目を記念し、シトロエンは特別仕様車「ベルランゴ 30 イヤーズ」を発表した。

「特別仕様車」という言葉からは大幅な変更が想像されるかもしれないが、実際にはそこまで大きな違いはない。エクステリアに目立った変更は施されておらず、Aピラーに貼られた専用ステッカーと、新デザインのブラック仕上げ16インチホイールが30周年モデルであることを示している。

「ベルランゴ 30 Years」は充実した標準装備を採用

特別仕様車「ベルランゴ 30イヤーズ」には、「カオリンホワイト」「キアマブルー」「スチールグレー」「ペルラネラブラック」の4色のボディカラーが設定される。

また、この特別仕様車は乗用モデルのみの設定となり、商用バン仕様は用意されない。それでもベルランゴらしい高い実用性は健在だ。荷室長は最大4mまで拡大できる。

助手席を完全に前方へ倒すことで長尺物の積載が可能になる。ロングボディのベルランゴでは最大4mの荷室長を確保できる。

ベースとなるのは「Plus」グレードだが、この30周年記念モデルでは標準装備が大幅に強化されている。具体的には、10インチディスプレイ、バックカメラ、プライバシーガラス、3座独立式のリアシート、電動格納式ドアミラーなどを標準装備する。

価格は約2万7000ユーロから

モデルの位置付けとしては、「Plus」と上級グレードの「Max」の中間に位置する。そのため価格も両グレードの中間に設定されている。110馬力のガソリンエンジン搭載モデルの価格は27,320ユーロ(約460万円)からで、「Plus」グレードよりわずかに高い。ディーゼルモデルは27,920ユーロ(約470万円)からとなる。電気自動車版のE-ベルランゴ「30イヤーズ」は38,770ユーロ(約650万円)からの設定だ。

通常のベルランゴと同様に、特別仕様車も標準ボディの「M」とロングボディの「XL」の2種類を用意。XLはMより800ユーロ高く設定されている。

なお、この特別仕様車は期間限定モデルであり、販売は2026年末までとなる。30年にわたり培われてきたベルランゴの実用性と使い勝手を、より充実した装備で味わえる記念モデルと言えそうだ。

Text: Sebastian Friemel
Photo: AUTO BILD / Kevin Schiefler