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待ってました!!!ハミルトンがフェラーリで初優勝!メルセデスにはまさかの悲劇【F1スペインGP決勝】

2026年6月15日

ルイス ハミルトンがF1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPで待望のフェラーリ初勝利を挙げた。ジョージ ラッセルが2位、ランド ノリスが3位に入り、表彰台を独占したのは3人のイギリス人ドライバー。一方でメルセデスには悪夢のような結末が待っていた。

ついに呪縛が解かれた。ルイス ハミルトンが“赤いマシン”で初めての勝利を手にしたのである。スペインGPを制したハミルトンは、同胞のジョージ ラッセルとランド ノリスを従えてチェッカーフラッグを受けた。

7度のワールドチャンピオンが歓喜に包まれる一方で、メルセデス陣営には大きな衝撃が走った。ランキング首位のアンドレア キミ アントネッリが、レース終盤にマシントラブルでまさかのリタイアを喫したのだ。

ハミルトンの勝利を支えたのは、フェラーリが選択した巧みな3ストップ戦略だった。フェルナンド アロンソのリタイアによってバーチャル セーフティカー(VSC)が導入されると、フェラーリは絶妙なタイミングで最後のピットストップを敢行。その後のハミルトンはレースを完全にコントロールし、ライバルたちに付け入る隙を与えなかった。

ルイス ハミルトンがフェラーリ移籍後初となるグランプリ優勝を達成した。
Photo:Ferrari

アントネッリ、目前で6連勝の夢が消える

レース序盤はメルセデスにとって理想的な展開だった。ポールポジションからスタートしたラッセルは、ハミルトンとアントネッリを抑えて首位をキープ。しかしレースが進むにつれ、チーム内で激しいバトルが展開される。

終盤になるとアントネッリのペースが上がり、ついにチームメイトのラッセルをオーバーテイク。だが、その歓喜は長く続かなかった。数周後、アントネッリは突然パワーを失い、コース脇でストップ。6連勝という快挙への挑戦は無念のリタイアによって終わりを迎えた。

この結果、ラッセルが2位に繰り上がり、タイトル争いにおけるポイント差を縮めることに成功。3位にはマクラーレンのランド ノリスが入った。

ルクレールが連続リタイア

4位にはマックス フェルスタッペン、5位にはオスカー ピアストリが続いた。6位にはアイザック ハジャー、7位にピエール ガスリー、8位にフランコ コラピントが入り、アルピーヌ勢がダブル入賞を果たした。リアム ローソンとアービッド リンドブラッドもポイント圏内でフィニッシュしている。

今回の勝利によって、ハミルトンはランキング首位アントネッリとの差を41ポイントまで縮めた。

しかし勝利を手にしたフェラーリにも問題はあった。シャルル ルクレールが残り数周の段階でパワーステアリングのトラブルに見舞われ、SF-26をガレージへ戻すことを余儀なくされたのである。ルクレールにとっては2戦連続のリタイアとなった。

アウディはポイント目前で脱落

アウディのニコ ヒュルケンベルグは長い時間にわたってポイント圏内を走行していたが、31周目に技術的トラブルが発生。マシンをピットへ戻し、レースを終えることとなった。

ニコ ヒュルケンベルグはポイント獲得圏内を走行していたが、マシントラブルでリタイアとなった。
Photo:Audi

メルセデスの連勝記録が途絶える

ハミルトンの勝利は、2026年シーズン開幕以来続いていたメルセデスの連勝記録を止める結果にもなった。フェラーリにとっては2024年オースティンGP以来となる待望の勝利であり、ハミルトン加入後初のグランプリ制覇という大きな意味を持つ一戦となった。一方、リタイアを喫したアントネッリは依然としてドライバーズランキング首位を維持。次戦オーストリアGPには41ポイントのリードを持って臨むことになる。

F1スペイングランプリ 決勝結果(10位まで)
1位 ルイス ハミルトン(フェラーリ)
2位 ジョージ ラッセル(メルセデス)
3位 ランド ノリス(マクラーレン)
4位 マックス フェルスタッペン(レッドブル)
5位 オスカー ピアストリ(マクラーレン)
6位 アイザック ハジャー(レッドブル)
7位 ピエール ガスリー(アルピーヌ)
8位 リアム ローソン(レーシングブルズ)
9位 アービッド リンドブラッド(レーシングブルズ)
10位 フランコ コラピント(アルピーヌ)

ドライバーズランキング
1位 アントネッリ 156ポイント
2位 ハミルトン 115ポイント
3位 ラッセル 106ポイント
4位 ルクレール 75ポイント
5位 ノリス 73ポイント

コンストラクターズランキング
1位 メルセデス 262ポイント
2位 フェラーリ 190ポイント
3位 マクラーレン 141ポイント
4位 レッドブル 89ポイント
5位 アルピーヌ 57ポイント

Text:Alexander Warneke