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【この300SLロードスターなんぼ?】1960年代の夢の車 メルセデス300SLロードスター販売中 価格?東京のタワマンが二部屋購入できます(笑)

2026年6月13日

ドイツの中古車情報:メルセデス300 SLロードスター(W198)。希少なガルウィングの後継モデル。完全レストア済みの希少な1960年式300SLロードスターが、中古車市場で現在販売中!

1950〜60年代を代表するドリームカーのひとつ、完全レストア済みの300 SLが新たなオーナーを探している。

メルセデス・ベンツ 300 SLロードスター(Mercedes-Benz 300SL Roadster)は、世界で最も価値が高く、最も人気のあるクラシックカーのひとつだ。現在、ミュンヘン近郊のアンツィングで、特に希少な個体が販売されている。その価格は実に138万ユーロ(約2億5,500万円)に達する。

HK Engineeringによって完全レストアされた1960年式メルセデス300 SLロードスター。価格は138万ユーロ(約2億5,500万円)に設定されている。

もちろん、ただの古いメルセデスではない。この1960年式ロードスターは、300 SLのスペシャリストとして知られるHK Engineeringによって徹底的にレストアされ、広告によれば新車同様のコンディションにまで復元されている。また、TÜV Süd(ドイツ技術検査協会)の鑑定書によって、車両状態評価「1」(最優秀評価)が与えられているという。

伝説のガルウイングに続いて登場した300 SLロードスター。優雅なオープンボディが大きな魅力だ。

メルセデス300 SLロードスター:ガルウイングのオープンモデル版

300 SLロードスターは、伝説的な「ガルウイング」の後継モデルとして誕生した。技術的には有名なW198シリーズをベースとしているが、象徴的なガルウイングドアは採用せず、代わりに伝統的なソフトトップを備える。

走行距離は約11,500km。レストア後のコンディションは博物館級といえる仕上がりだ。
この個体は後期型で、ディスクブレーキを装備するなど性能面でも進化を遂げている。

その見返りとして、ロードスターは乗降性が大幅に向上し、後期モデルではディスクブレーキも装備された。

今回販売されているのは、まさにその後期型だ。長いボンネットの下には、最高出力215馬力を発生する3リッター直列6気筒エンジンを搭載。さらに、この個体の特筆すべき点として、アルミ製エンジンがHK Engineeringによって完全にオーバーホールされ、性能面でも最適化されていることが挙げられる。

トランスミッションは当時らしくマニュアル仕様となる。

数年を費やした完全レストア

このクルマの歩んできた歴史は、まるで映画のようだ。1960年にスイスへ新車として納車された後、記録によれば初代オーナーはディーティコンのホテルに長期滞在しながら生活していたという。

しかし1971年、このメルセデスはフランスでフロント部分を損傷する事故に遭う。その後、ロードスターは長年にわたって分解された状態で屋外に放置され、一部のボディパーツは盗難被害に遭ったとされる。

走行距離は約11,500km。レストア後のコンディションは博物館級といえる仕上がりだ。

転機が訪れたのは2017年。HK Engineeringがこの車両を発見・救出し、本格的なレストアプロジェクトを開始した。

目標は可能な限りオリジナル状態への復元だった。販売店によれば、レストア作業は2019年まで続けられたという。

現在、このロードスターは「ミディアムブルーメタリック」のボディカラーに、クリーム色のレザーインテリア、そしてブルーのソフトトップという美しい組み合わせで仕上げられている。

クリーム色のレザーインテリアとブルーのソフトトップが、クラシックな高級感を演出する。

コレクターにとって特に魅力的なのは、ディスクブレーキやホワイトウォールタイヤに加え、専用ラゲッジセットまで揃っていることだ。こうしたディテールこそが、一流クラシックカーの価値を大きく押し上げる要因となる。

専用ラゲッジセットやホワイトウォールタイヤなど、コレクター垂涎の装備も価値を高める要因となっている。

オドメーターの表示距離はわずか約11,500km。現在の姿は、まるで博物館の展示車両のようである。

当時の300 SLはいくらだったのか?

特に印象的なのは、その価格の変遷だ。1960年代初頭、ドイツでの300 SLロードスターの新車価格は約32,000ドイツマルク。当時ですら天文学的な価格であり、多くの一戸建て住宅よりも高価な存在だった。

長いボンネットの下には215馬力を発生する3リッター直列6気筒エンジンを搭載する。

そして現在、この完全レストア車に付けられた価格は138万ユーロ(約2億5,500万円)。オープンモデルのSLは数十年の歳月を経て、その価値を何倍にも高めたことになる。それも不思議ではない。W198シリーズは、自動車史上最高のアイコンのひとつとして長年評価され続けているからだ。

クラシックカーでは「状態」よりも「素性」が重要

こうした車両においては、一般的な中古車で気にされるようなトラブルの有無は、もはやそれほど重要ではない。重視されるのは、オリジナリティ、レストア品質、そして車両の来歴だ。しかし、それらを維持するには莫大なコストがかかる。300 SLのスペアパーツや専門技術者による整備費用は、まさにトップクラスのコレクターカー水準である。

1971年の事故と長年の放置を経ながらも、専門家の手によって見事によみがえった300 SL。

こうした数百万ユーロ級クラシックカーの購入を検討する場合は、シャシーナンバー、マッチングナンバー、レストア記録、そして車両履歴を徹底的に確認することが不可欠だ。

今回の出品車については、W198シリーズの真正な300 SLロードスターであり、名門HK Engineeringによるレストアが施され、さらにスイス時代からの履歴も追跡可能な個体とされている。

Text: Bianca Garloff
Photo: Wallner Classic GmbH