違いが分かる人に フェイスリフトされた「キャデラック CT5」登場
2026年5月7日
ゼネラルモーターズ・ジャパンはミドルクラスのラグジュアリー・スポーツセダン「キャデラック CT5」の改良新型を販売開始した。日本導入モデルは「スポーツ」グレードのみで、メーカー希望小売価格は970万円(税込)となる。
2021年に日本市場へ導入された「キャデラック CT5(Cadillac CT5)」は、キャデラックの中核を担うセダンとして位置付けられてきた。今回の改良では、ブランドの次世代デザイン哲学を反映するとともに、走行性能や先進装備のさらなる進化が図られている。
エクステリアでは、より低くワイドな印象を与えるフロントマスクへ刷新。パフォーマンスブラックメッシュグリルの採用により精悍さを強調するとともに、新設計のバーティカルシグネチャーライトがキャデラックらしい強いアイデンティティを際立たせている。

ロングホイールベースによる伸びやかなプロポーションと相まって、流麗かつダイナミックなシルエットを形成。細部まで磨き上げられたボディは空力性能の最適化にも寄与し、存在感と機能性を高次元で両立している。


インテリアでは、9K解像度の33インチ湾曲型LEDタッチスクリーンディスプレイが大きなトピックだ。ドライバーを包み込むように配置され、メーター、インフォテインメント、各種操作系を統合したデジタルコマンドセンターとして機能する。


優れた視認性と直感的な操作性により、運転中の負担軽減と安全性向上を実現している。また、AKG製の15スピーカーオーディオシステムを搭載し、高い静粛性と相まって没入感のあるサウンド体験を提供する。

パワートレインは、2.0リッター直列4気筒直噴ツインスクロールターボエンジンを継続採用。1500rpmという低回転域から最大トルク350Nmを発生し、俊敏なレスポンスと力強い加速性能を両立する。これに10速オートマチックトランスミッションを組み合わせることで、滑らかかつ効率的な走行性能を実現した。さらに、低負荷時に2気筒を休止するアクティブフューエルマネジメントや高度な熱制御システムにより、燃費性能の向上も図られている。

駆動方式にはAWDを採用し、さまざまな路面状況において安定したトラクション性能を確保。ドライブモードは「ツアー」「スポーツ」「アイス&スノー」「マイモード」の4種類を備え、ドライバーの意図や環境に応じた最適な走行特性を選択できる。
| キャデラック CT5 | |
| 全長/全幅/全高 | 4,935×1,895×1,445mm |
| ホイールベース | 2,935mm |
| エンジン | 水冷4サイクル4気筒直列 /LSY |
| 排気量 | 1,997cc |
| 最高出力 | 177kW(240PS)/5,000rpm |
| 最大トルク | 350N・m(35.6kg・m)/1,500~4,000rpm |
| トランスミッション | 10速AT |
| 駆動方式 | 全輪駆動 |
| ハンドル | 左 |
| 定員 | 5名 |
| 車両重量 | 1,760kg |
| 価格 | 9,700,000円 |
安全装備も大幅に強化された。新たにフロントクロストラフィックアラート&ブレーキやサイドブラインドゾーンアラート&ブレーキ、ハンズオンレーンセンタリング機能を追加。さらに、振動で危険方向を知らせるセーフティアラートドライバーシートや、車両周囲を俯瞰表示するHDサラウンドビジョンなど、多角的な運転支援機能を標準装備する。

デザイン、テクノロジー、パフォーマンスのすべてを刷新した新型CT5は、キャデラックが掲げるラグジュアリーとスポーティネスの融合を、より高い次元で体現する1台に仕上がっている。
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:ゼネラルモーターズ・ジャパン

