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予想よりも安い!99台限定の「ボーフェンジーペン ザガート」は年内に納車が始まる

2026年5月4日

ボーフェンジーペン ザガート(Bovensiepen Zagato)は約1年前に発表された。そして今回、ボーフェンジーペンが99台限定のクーペの価格を明らかにした。

ブッフローエからのニュース:ボーフェンジーペン ザガートの発表からほぼ1年、99台限定のクーペの価格を公表した―しかもそれは予想よりも低い。

アルピナはボーフェンジーペンへ:ボーフェンジーペン ザガートによって、ブッフローエの伝統あるブランドは昨年、企業史の次の段階へと進んだ(AUTO BILDも現地にいた)。アルピナのブランド権がBMWに売却された後、ブッフローエ工場の将来については長い間不透明な状況が続いていた。だが現在は明らかだ。クラシックカー部門への注力に加え、今後もブッフローエで自動車の生産は継続される。

ボーフェンジーペンのマニュファクトリーは、今後も唯一無二の自動車に注力していく方針だ。最初のモデルは、著名なデザインスタジオであるザガートとの協業によって誕生した―ドイツのエンジニアリングとイタリアのデザインが融合している。

ザガートは見事な仕事を成し遂げた。ベースとなっているのはM4コンバーチブル(そう、本当に)だが、ウイングミラー、ドアハンドル、テールライトだけがドナー車の面影を残すにとどまる。過大なキドニーグリルの代わりに、ボーフェンジーペンは削り出しのステンレススチール製による、はるかに控えめなグリルを採用している。ヘッドライトは威圧的な表情を与え、オーバーハングは伝説的な「E24」をやや想起させる。

少量生産モデルにふさわしく、ボーフェンジーペン ザガートは完全にカスタマイズ可能だ。ここに示されているボディカラーは「ベラドンナ パープル メタリック」と呼ばれる。

合計で400点以上のパーツが設計・生産され、その大半はカーボンファイバー製で、ブッフローエにて手作業で丹念に組み上げられる。1台のボーフェンジーペン ザガートの製造には少なくとも250時間を要し、そのうちラヴァリナのフルレザーインテリアだけでも約130時間が費やされる。このような手間を考えれば、99台限定のボーフェンジーペン ザガートが決して安価ではないことは驚くに値しない。

ベース価格は37万ユーロ(約7,030万円)弱

発表当初、ボーフェンジーペンは価格について口を閉ざしており、40万〜50万ユーロ(約7,600~9,500万円)といった憶測が飛び交っていた。だが今回、正式に明らかとなった。全長4.94メートルのグランツーリスモは、そこまで高額ではない。ベース価格は36万9495ユーロ(7,020万円)で、現行のBMW M4コンペティション コンバーチブル(11万4100ユーロ〜=約2,167万円~)の3倍以上の価格となる。

コンフィギュレーターでは、ラヴァリナのフルレザーインテリアに16種類のカラーが用意されている。さらに、さまざまなツートーンの組み合わせも選択可能だ。

購入を検討する顧客は、すでにオンラインで理想のクーペを構成することができる。現在、最初の顧客向け車両が製造されており、納車は2026年第3四半期に開始される予定だ。

Text: Jan Götze
Photo: Bovensiepen