1. ホーム
  2. 特集
  3. 【140年、140カ所】新型「メルセデス・ベンツ Sクラス」によるグローバルジャーニー その20 北京モーターショーとソウルで存在感を示す

【140年、140カ所】新型「メルセデス・ベンツ Sクラス」によるグローバルジャーニー その20 北京モーターショーとソウルで存在感を示す

2026年4月29日

メルセデス・ベンツが創業140年を記念して展開するグローバルジャーニーは、北米大陸を経てアジアへと舞台を移した。2026年1月のワールドプレミア後、3台の新型Sクラスが世界6大陸・総走行距離5万km超を巡る壮大な旅の中で、アジア各地においてブランドの歴史と革新性を体現している。

中国・北京で開催された北京モーターショー(オートチャイナ2026)には開幕前から多くの来場者が詰めかけ、新型Sクラスの登場に大きな期待が寄せられた。

会場に姿を現した新型Sクラスは、堂々たる存在感で観衆の注目を集め、最新フラッグシップとしての威厳を強く印象づけた。会場内では、歴代Sクラスの展示とともにブランドの系譜を俯瞰する演出が施され、メルセデスの歩みを象徴する空間が構築された。加えて、メルセデス・ベンツ 540K、メルセデス・ベンツ 300SL ガルウィング、メルセデス・ベンツ C111といった歴史的名車の展示には多くの来場者が集まり、ブランドの革新のDNAを改めて印象づけた。

北京モータ-ショー会場内で展示された歴代のメルセデス・ベンツの名車に多くの人が関心を寄せている。写真前列ら540K、300SLガルウィング、C111走行実験車。

会場では、メルセデス・ベンツ・グループ AG 取締役会 会長オラ ケレニウスが登壇し、中国市場の戦略的重要性を強調。電動化とラグジュアリー戦略の両軸において、中国が今後も中心的役割を担うことを明確に示した。

北京モータ-ショーでメルセデス・ベンツ・グループ AG 取締役会 会長のオラ・ケレニウス氏が「オートチャイナ 2026」 における中国の戦略的重要性を改めて強調した。

一方、韓国・ソウルでは、新型Sクラスが文化的背景と融合した形で登場。歴史的建造物を背景にした車両演出は、先進性と伝統の共存というメルセデス・ベンツのブランド哲学を視覚的に表現した。また、現地では「140人規模」のパネルディスカッションが開催され、新型Sクラスをバックにブランドの未来やモビリティの方向性について議論が交わされた。こうした双方向型のイベントは、単なる展示にとどまらず、顧客やファンとの関係性を深める重要な機会となっている。

新型Sクラスをバックにメルセデス・ベンツ「140人規模」のパネルディスカッションを実施。

今回のアジアツアーでは、中国・韓国に加え、ベトナム、タイ、シンガポール、マレーシア、日本といった主要市場も巡回予定だ。各地でクラシックモデルや現行車、さらには地域固有の文化との融合を図りながら、新型Sクラスは単なる移動手段を超えた“ブランドの象徴”としての役割を果たしている。

140年の歴史を背負いながら未来へと進むメルセデス・ベンツ。その象徴たる新型Sクラスのグローバルジャーニーは、単なるプロモーションを超え、世界各地でブランドの価値を再定義する旅となっている。

Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)
Photo:Mercedes-Benz Group