【このT1サンバなんぼ?】いいなあ 欲しいなあ でも高いなあ キャンピング仕様に改造された伝説のブリ 極上コンディションの「VW T1サンバ デラックス」が販売中!
2026年4月19日
ドイツの中古車情報:VW T1サンバ デラックス。1962年式、コンディション評価1-の伝説的「ブリ(Bulli)」。キャンピング仕様に改造された自動車史の一ページと言えるVW T1が、現在、中古車マーケットで販売中だ。
VW T1は単なる古いバンではない。それは自由の象徴であり、ヒッピー時代、そしてキャンピングカー文化の始まりを体現する存在だ。そして今、キャンピング仕様を備えた「VW T1 サンバ デラックス(VW T1 Samba Deluxe)」が売られている。
価格は7万9990ユーロ(約1500万円)。1962年製のバスとしては高額だろうか?確かにそうだ。しかし、このモデルにおいては、それはほぼ“相場通り”と言える。
小さなルーフウインドウを備えたVW T1 サンバ デラックス
いわゆる「サンバ」はT1の中でも最も人気の高い仕様だ。数多くのウインドウによって識別され、その中には車内に開放感をもたらす小さなルーフウインドウ(スカイライト)も含まれる。こうした仕様は現在、特に丁寧にレストア、または良好に保存された個体において非常に高い人気を誇る。専門家の鑑定によれば、この個体は「非常に良好(評価1-)」とされている。60年以上前のVWバスとしては、これはかなり強い評価だ。

ボンネットの下にはクラシックな技術が息づく。空冷式の水平対向4気筒エンジン(排気量1.8リッター/79ps)がリアホイールを駆動する。
キャンピングコンバージョンは、このクラシックモデルの魅力をさらに高めている。4座席に加え、就寝スペース、そして典型的なVWバスのレイアウトにより、週末の“動く住まい”へと変貌する。

フォルクスワーゲン初のトランスポーター
歴史的に見ると、Volkswagen T1(1950年〜1967年生産)はフォルクスワーゲン初のトランスポーターであり、現行のT7に至るまでのすべての「ブリ」世代の礎を築いたモデルである。

特にフロントガラスが左右に分割された初期型―いわゆる「スプリットウインドウ」は、今やカルト的な人気を誇る存在となっている。

もちろん、このようなクラシックカーには欠点もある。安全装備はほとんど備わっていない。快適性も必要最低限に限られる。そして維持・整備には細やかな配慮が求められる。しかし、多くのファンにとっては、まさにそれこそがこの車の魅力なのである。
Text: Bianca Garloff
Photo: Bernhard Jung Sinsheim

