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ラグジュアリー × 爆発的加速 キャデラック「リリックV」登場

2026年4月16日

ゼネラルモーターズ・ジャパンは2026年3月25日、キャデラックの高性能ライン“Vシリーズ”として初となるフル電動SUV「リリック V(LYRIQ-V)」を発表した。日本市場では予約受注を開始し、受付は6月21日までの期間限定。納車は2027年初頭を予定している。価格は1890万円(税込)で、導入モデルはすべて右ハンドル仕様となる。

“Vシリーズ”は20年以上にわたりキャデラックのパフォーマンスを象徴してきたサブブランドであり、そのルーツはモータースポーツにある。今回の「リリック V」は、その伝統を受け継ぎながら電動化時代に対応した新たなフラッグシップとして位置づけられるモデルだ。

パワートレインはデュアルモーターAWDを採用し、最高出力646PS(475kW)、最大トルク904Nmを発生。専用の「ヴェロシティマックス」モード使用時には0→96km/h加速3.3秒を実現し、キャデラック史上最速の加速性能を誇る。EVならではの瞬時のトルク特性を最大限に活かしたセッティングが特徴で、従来の内燃機関モデルとは一線を画すドライビング体験を提供する。

キャデラック初の“Vシリーズ”電動SUV「リリック V」が登場。

シャシー面では専用チューニングのマルチリンクサスペンションを採用し、快適性とハンドリング性能を高次元で両立。フロントにはブレンボ製6ピストンキャリパーを装備し、強力な制動力を確保する。また、パドル操作による回生ブレーキ「バリアブル・リジェン・オンデマンド」により、ペダル操作を最小限に抑えつつスムーズな減速制御が可能となっている。

ハンドル位置
全長×全幅×全高5,005×1,985×1,640mm
ホイールベース3,085mm
車両重量2,680kg
乗車定員5名
電気モーター交流同期電動機
最高出力475kW
最大トルク904Nm
バッテリー容量95.7kWh
航続距離( WLTP)471km
駆動方式全輪駆動
指定価格(税込)18,900,000円

ドライブモードは「ツアー」「スポーツ」「スノー/アイス」に加え、ユーザー設定が可能な「マイモード」と、専用の「Vモード」を用意。さらにVモードでは電子制御を緩和する「コンペティティブ」や、ローンチコントロールを含む「ヴェロシティマックス」へと発展し、サーキット走行にも対応するパフォーマンスを備える。

22インチホイールとローダウンフォルムが迫力のスタンスを演出。

インテリアはキャデラックらしいラグジュアリー性と先進性を融合。33インチの大型LEDディスプレイにはVシリーズ専用表示が組み込まれ、ドライバーに必要な情報を直感的に提供する。ナッパレザーシートや専用バッジ、アルミ製パドルなど細部に至るまで特別感が演出されている。

オーディオ面では23スピーカー構成のAKGサウンドシステムを採用し、Dolby Atmosによる立体音響を実現。さらに車両の走行状況に応じたサウンドを生成する機能も備え、EVでありながら感性に訴えるドライビング体験を提供する。

33インチ大型LEDディスプレイを備えた先進コックピット。

エクステリアはローダウンされたスタンスと22インチホイールにより、SUVでありながらスポーティな印象を強調。専用フロントフェイスやサイドデザイン、ブラックルーフなどが精悍なキャラクターを際立たせる。

また、Googleビルトインを採用し、ナビゲーションや音声操作、アプリ利用などのコネクティビティ機能も充実。車内での利便性とエンターテインメント性を大幅に向上させている。

デュアルモーターAWDにより646PS/904Nmを発生。0→96km/h加速はわずか3.3秒、ブランド史上最速を記録。

航続距離はWLTPモードで約471km、バッテリー容量は95.7kWh。高性能と実用性を兼ね備えた次世代EVとして、リリック Vはキャデラックの電動化戦略を象徴する1台となる。

内燃機関の“V”から電動の“V”へ――その進化を体現するリリック Vは、ラグジュアリーEV市場における新たなベンチマークとなりそうだ。

Text:アウトビルトジャパン
Photo:GM ジャパン