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走行2600キロでクラッシュした約1億1,260万円のランボルギーニ レヴエルトがオークションに出品された その落札価格は?

2026年3月27日

このランボルギーニ レヴエルト(Lamborghini Revuelto)は、数カ月間にわたり複数のディーラーで展示販売されていた。ようやく買い手がついたものの、そのオーナーはクラッシュさせてしまった。

このランボルギーニ レヴエルトは、短くも過酷な生涯を送った。ほとんど使用されないまま数カ月をディーラーで過ごした後、1015馬力のスーパーカーは新オーナーによって大破。走行距離わずか2600キロあまりで、このV12フラッグシップはクラッシュした。現在、この大破したレヴエルトはオークションに出品されている。このランボルギーニに“第二の人生”を与える者は現れるのか。

このレヴエルトは、アメリカのオークションプラットフォーム「Copart」にて、いわゆる「サルベージタイトル(事故車)」として出品されている。これは保険会社がこのV12ランボルギーニを全損と判断したことを意味する。アメリカではこうした重大損傷は必ず記録されるが、それは必ずしも修理不能であることを意味しない。

フロントは完全に破壊

事故の詳細は不明だが、損傷は極めて深刻だ。レヴエルトは何かに衝突、あるいは乗り上げたと見られ、フロントエンドは完全に破壊されている。バンパーとヘッドライトは完全に失われ、カーボンファイバー製トランクリッドは無残に裂けて垂れ下がっている。写真から判断すると、ラジエーター類も損傷している可能性が高い。回収された破片が一部付属している点は、せめてもの救いだ。

事故後、誰かがわざわざ破片を集めたようだ。しかし、それが次のオーナーにとって役立つかどうかは疑問である。

助手席側のリアクォーターパネルにも損傷があると見られる。この損傷規模を考えれば、運転席・助手席のエアバッグが展開したのも当然だ。総じて、このハイブリッドランボルギーニの損傷は壊滅的といえるが、理論上は修理可能とみられる。最終的には、修理が費用対効果に見合うかどうかの問題だ。

新車価格:約1億1,260万円

Copartによると、2024年型レヴエルトの新車価格は約68万6635ドル(約60万ユーロ=約1億1,260万円)。興味深いことに、この個体の履歴はオンライン上でかなり追跡可能だ。2025年1月には「Chicago Motor Cars」にてデリバリー走行距離で約65万ユーロ(74万9800ドル=約1億2,300万円)でショールームに展示販売され、その後同年8月にはフロリダの「Prestige Imports」で約61万ユーロ(69万9950ドル=約1億1,480万円)に値下げされ再び販売された。当時の走行距離は245キロ(152マイル)だった。

インテリアのグリーンレザーは珍しい選択だが、マットシルバーのボディカラーと調和している。

この特徴的な仕様(外装色「Grigio Artis matt」、グリーン内装)のレヴエルトは、そこで新たなオーナーを得たようだ。しかし、そのオーナーがこのランボルギーニを楽しめたのはわずか2500キロに過ぎず、その後事故に見舞われた。

現在の最高入札額:約20万ユーロ

走行距離2655キロ(1650マイル)のこの個体は、オークション終了直前の時点で最高入札額が約22万8000ドル(約20万ユーロ=約3,740万円)に達しているが、まだ最低落札価格には届いていない。理論上、約40万ユーロ(約6,560万円)の「修理予算」が残されている計算になるこの1000馬力級ランボルギーニは、腕のあるYouTuberメカニックによるDIY再生プロジェクトとしてうってつけの存在と言える。さて、マット アームストロング、挑戦してみてはどうだろうか。

Text: Jan Götze
Photo: carscoop.com Photos: Copart