SUPER GT2026シリーズ開幕前のラスト公式テストは、またも3連覇王者のau TOM’S GR Supraがトップタイム!
2026年3月24日
SUPER GT 2026シリーズの開幕戦前に行われる最後の公式テストが3/15(日)〜16(月)に富士スピードウェイで行われた。
初日は日曜日ということもあり、早朝から入場ゲートは長蛇の列。本線さながらの賑わいで2日間合計で1万2千人ものファンが集まった。
初日は晴天の午前から午後は終始曇りでドライコンディション。そんな中、GT500クラストップタイムを叩き出したのはまたもNo.36 au TOM’S GR Supra、2番手は脇阪寿一監督率いるのNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra となった。同チームは昨年まで思うようにペースが上がらない状況が続きもがいていたが、トラブルの原因が掴めたようで、岡山に引き続き富士でのテストも順調との事で今シーズンの活躍が楽しみだ。3番手となったのは今シーズンよりCIVIC TYPE-Rからプレリュードに変更したNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GTだった。



GT300クラスのトップはNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG、2番手にNo.11 GAINER TANAX Z 富田 / 大木組、3番手は、昨シーズンのMercedes AMG GT3からBMW M4 GT3 EVOにマシンをスイッチしたNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWだ。 ミシュランタイヤとのマッチングも良さそうで、岡山と富士のテストともに良いタイムが出ており今シーズンは上位争いに食い込んできそうだ。

2日目のGT500クラスは、No.16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTがトップタイムを記録。前回のテストに比べて空力特性が改善されたようで順調な仕上がりを見せた。2番手タイムとなったのはNo.36 au TOM’S GR Supra、3番手タイムは岡山でも調子が良かったNo.38 KeePer CERUMO GR Supraであった。

ホンダ勢は昨年のシビック TYPE Rよりも空力特性が優れており、今シーズンの活躍が楽しみだ。

GT300クラスでトップタイムを叩き出したのは初日はトラブルのためかほとんど走る事なく終えたNo.61SUBARU BRZ R&D SPORTだった。これまでの2.0L水平対向4気筒のEJ20から3.0L水平対向6気筒ツインターボEG33型に換装した。メインストレートで同クラス最速を記録。43LAP中の16LAPに記録したタイムがトップタイムになった。2番手タイムとなったのはNo.2 HYPER WATER INGING GR86 GT 、3番手はGAINER TANAX Zで2日間好タイムを記録。こちらも順調な仕上がりを見せた。

2回に渡る公式テストが終わり、いよいよ4月11〜12日に岡山国際サーキットで、今シーズンが火蓋を切る。GT500クラスのトップ争いに食い込んで来るのは果たして安定した速さのあるSupraなのか、更なる速さを手に入れたと言われるZか、着実な仕上がりを見せているプレリュードなのか非常に楽しみなところだ。

GT300クラスも昨シーズンの上位争いをしていたドライバー達がGT500クラスへのステップアップやドライバーの変更、ニューマシンへのスイッチなど、様々なチーム事情がある中、準備を進めてきた。結果はまさに蓋を開けてみないとわからない。

いよいよ始まるSUPER GT2026、是非サーキットに足を運んでマシンを間近で見て、あの大迫力の音やバトルを体感して欲しい。
Text&Photo:Hisao.sakakibara

