400馬力を大幅に超える出力!新型4気筒エンジン「トヨタ G20E」がメルセデスAMGを震え上がらせる
2026年3月11日
トヨタの新型エンジンは3気筒エンジンの設計をベースとしており、400馬力を大きく超える出力を発生すると見込まれている。量産モデルへの搭載も十分に現実的とみられている。
1年前、トヨタは東京オートサロンでミッドシップ仕様の トヨタ GRヤリス を公開し、大きな話題を呼んだ。しかもそれだけにとどまらず、従来の3気筒1.6リッターエンジンを4気筒ユニットへと置き換えていた。しかも、これはトヨタ スープラ にも搭載されている「BMW B48エンジン」ではなく、完全な新規開発エンジンである。
報道によれば、この4気筒エンジンは技術的に、「トヨタ GRカローラ」や「トヨタ GRヤリス」に搭載されるおなじみの1.6リッター直列3気筒エンジンをベースにしているという。ただしトヨタはシリンダーを1つ追加することで排気量を拡大した。ボアとストロークの詳細についてはまだ公表されていないが、排気量が0.4リッター増えていることから、少なくともどちらかの数値が変更されていることは確実だ。
トヨタの新エンジン、リッター当たり出力で記録更新の可能性
正確なスペックはまだ公式に確認されていないものの、トヨタによれば「G20E」は最大450馬力に達する可能性があるという。これは多くの高性能4気筒エンジン、たとえばメルセデスAMGのエンジンをも上回る出力だ。
同時に、このトヨタ製4気筒エンジンは最大でリッターあたり225馬力を発生するとされており、アファルターバッハ製の「メルセデスAMG M139エンジン」が保持する1リッターあたり210.5馬力をも超える可能性がある。
さらに長距離レース後、トヨタのエンジニアは「G20E」に大きなトラブルが発生しなかったことを明らかにしている。これはこのエンジンの将来性にとって好材料であり、トヨタがこのユニットを量産車に搭載する計画を本気で進めていることを示唆している。
新型MR2への搭載の可能性
このエンジンがコンセプトカーやレースカーだけでなく、市販車にも搭載される可能性を示す強い兆候がある。トヨタは現在も実環境で信頼性や性能のテストを続けている。
「G20E」の有力な用途のひとつとして挙げられているのが、伝説的スポーツカー「トヨタ MR2」の復活だ。GRヤリスMコンセプトに採用されたミッドシップレイアウトは、トヨタがこのエンジンとこのコンセプトをベースに新たなスポーツカー、もしくはまったく新しい「MR2」を開発する可能性を示唆していると見る向きもある。
Text: Sebastian Friemel
Photo: Toyota Motor

