【F1開幕戦オーストラリアGP予選】メルセデスがライバル勢を圧倒メルセデスがワンツー!ラッセルがポール、フェルスタッペンはクラッシュ!
2026年3月8日
メルセデスがシーズン開幕戦で強烈なメッセージを発した。メルボルンで行われたF1開幕戦オーストラリアGP予選でジョージ ラッセルがポールポジションを獲得し、チームメイトのキミ アントネッリが2番手に入り、メルセデスがフロントロウを独占した。
新時代を迎えたフォーミュラ1の幕開けで、メルセデスは見事にトップへ返り咲いた。メルボルンでラッセルがポールポジションを獲得し、アントネッリが2番手につけ、チームは予選でフロントロウを独占した。
新しいハイブリッド世代の最初の予選Q1で、メルセデスは早くも圧倒的なパフォーマンスを披露。Q3でラッセルは支配的な最速タイムを記録し、アントネッリに0.293秒差をつけてトップに立った。
特に印象的だったのは、若きイタリア人ドライバーの復活劇だ。アントネッリはフリー走行3回目で大クラッシュを喫したが、メルセデスのメカニックたちは大きく損傷したシルバーアローを懸命に修復。予選最初のセッションに間に合うよう、ギリギリでマシンを完成させた。
チーム代表のトト ヴォルフも興奮を隠せない様子だった。
「誰を最初に称えればいいのかわからないよ。おそらくメカニックだろう。信じられない仕事だった。そしてジョージは、あのラップを実に余裕を持って決めてみせた」
メルセデスがライバルを大きく引き離す
2台のメルセデスの後方には、すでに大きなギャップが生まれている。レッドブルのアイザック ハジャーが3番手につけたものの、その差は0.785秒。フランス人ドライバーは率直にこう語った。
「僕たちには勝てるだけのペースがない」

Photo:Red Bull Content Pool
その後方には、フェラーリのシャルル ルクレール、そしてマクラーレンのオスカー ピアストリとランド ノリスの2台が続いた。ノリスは不運だった。アントネッリが落とした冷却ファンにヒットしてしまい、その際にフロントウイングを損傷してしまった。追走グループとの差は、メルセデスがシーズン序盤で明らかにペースを握っていることを示している。これは2014年の最初のハイブリッド時代の幕開けを思い起こさせる。ルクレールは落胆した様子だ。
「この差を見ると、せいぜい0.5秒くらいだと思っていた。でも0.8秒というのは明らかに大きすぎる」
フェルスタッペンが衝撃のクラッシュ
予選で最もドラマチックな瞬間はQ1で起きた。マックス フェルスタッペンはスタート/フィニッシュストレートの終わりでレッドブルのコントロールを失い、バリアにクラッシュした。原因はブレーキング時にリアアクスルがロックしたことだったとみられている。フェルスタッペンは無線で皮肉交じりにこう応じた。
「ファンタスティックだ!」
マシンから降りた際、彼は一瞬手首を押さえる仕草を見せた。
その後、彼は周囲を安心させるようにこう語った。
「手首は大丈夫だ。ただペダルを踏んだらリアアクスル全体が完全にロックしてしまったんだ。これはとても奇妙なことだよ。こんなことは今まで一度も経験したことがない」また、オランダ人ドライバーは新レギュレーションに対する批判も改めて口にした。
「このフォーミュラは正しくない」
ハミルトン、再びルクレールの後塵
ルイス ハミルトンにとって、フェラーリでの最初の予選は期待外れの結果となった。7度のワールドチャンピオンは、冬の間に気持ちをリセットしたことでトップグリッド争いに加われると期待していたが、結果は7番手。チームメイトのシャルル ルクレールからも約コンマ2秒遅れるタイムにとどまった。

Photo:Pirelli
一方で、レーシング ブルズは驚くほど力強いパフォーマンスを披露し、両チームともトップ10入りを果たした。
アウディ、堅実なデビュー
アウディもワークスチームとして臨んだ初の予選で堅実なパフォーマンスを見せた。ガブリエル ボルトレートはトップ10に入ったものの、その後テクニカルトラブルのためピットレーンでマシンを止め、リタイアを余儀なくされた。チームメイトのニコ ヒュルケンベルグはわずかにQ3進出を逃し、11番手で予選を終えた。それでも、この結果はポジティブなものと受け止められている。
ドイツ人ドライバーのニコ ヒュルケンベルグは次のように語った。
「今日はかなり慌ただしくて、いくつか問題もあった。でもQ2最後のラップはうまくいった。まだマシンにはポテンシャルがある」
一方、アストンマーティンのランス ストロールとウィリアムズのカルロス サインツにとっては、予選は完全に失敗に終わった。両者とも技術的トラブルにより、1度もタイム計測ラップを完了することができなかった。
新規参戦のキャデラックは18番手と19番手からスタートすることになり、もう1台のアストンマーティンを駆るフェルナンド・アロンソは17番手にとどまった。
2026年F1開幕戦オーストラリアGP予選結果(10位)まで
1位 G.ラッセル(イギリス)-メルセデス 1分18秒518
2位 A.アントネッリ(イタリア)-メルセデス 1分18秒811
3位 I.ハジャー(フランス)-レッドブル 1分19秒303
4位 C.ルクレール(モナコ)-フェラーリ 1分19秒327
5位 O.ピアストリ(オーストラリア)-マクラーレン 1分19秒380
6位 L.ノリス(イギリス)-マクラーレン 1分19秒475
7位 L.ハミルトン(イギリス)-フェラーリ 1分19秒478
8位 L.ローソン(ニュージーランド)-レーシングブルズ 1分19秒994
9位 A.リンドブラッド(イギリス)-レーシングブルズ 1分21秒247
10位 G.ボルトレート(ブラジル)-アウディ Q3タイムなし
Text:Bianca Garloff

