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新型コロナウイルス対策?ウイルスから車の乗員を保護する新しいエアフィルターシステム

2020年7月8日

Geely: コロナウイルス対策用新型エアフィルター

中国企業Geely (吉利汽車)が、驚異の新型コロナウイルス対策を進めていると報じられた。

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Geelyは乗客をコロナウイルスから保護するインテリジェントエアフィルターをわずか20日で開発したと発表。

中国をはじめとして全世界で脅威を振るう新型コロナウイルスへの対応として、Geelyは広告キャンペーンを開始した。中国の自動車メーカーによると、エンジニアとサプライヤーは、ウイルスから車の乗員を保護するように設計された新しいエアフィルターシステムをわずか20日で開発したとのこと。
技術についての正確な情報はまだなく、Geelyはそのことだけを明らかにした。
新開発インテリジェントエアフィルターは、活性炭フィルターとマイナスイオンを生成するシステムで構成されている。そのイオンは、ウイルス、バクテリア、菌類などの空気中の汚染物質を中和し、呼吸マスクにも適用されるN95標準に準拠しているとのと。N95は、汚染物質の少なくとも95%が空気からろ過されることを意味する。
新型インテリジェントエアフィルターは、空調システムと連動して機能する。このニューテクノロジーは、2020年3月から量産モデル搭載開始される予定だ。

無菌ボタンがネクストステップ

しかし、Geelyによれば、これは抗菌対策の第1段階に過ぎないという。
現在、中国メーカーは、ウイルスやバクテリアを寄せ付けない素材の開発に取り組んでいる。ボタンとハンドル類にフォーカスして研究開発が進められているとのこと。全体の開発費は、3億7000万元(約58億2200万円)と発表されている。

Text: Katharina Berndt