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【新着ニュース】ランボルギーニ、電動化計画を停止ランザドールは中止、ウルスもハイブリッド継続

2026年3月1日

ランボルギーニは電動化計画を断念する。ランザドールおよび電動ウルスは白紙となり、今後の主軸はプラグインハイブリッドに置かれる。

ステファン ヴィンケルマン(Stephan Winkelmann)CEOと英紙「Sunday Times」とのインタビューによれば、ランボルギーニは今後、完全にプラグインハイブリッドへと集中する方針だという。これ以上ないほど明確な方向転換である。

需要は「ほぼゼロ」

昨秋の時点で、サンタアガタ ボロネーゼ発の将来計画はすでに揺らいでいた。当時、同社は将来の電気自動車戦略を再検討していると発表していた。ヴィンケルマンはその際、「いかなる代償を払ってでも技術の最前線に立つことが重要なのではない。より重要なのは顧客のニーズに耳を傾けることだ」と強調している。

そしてランボルギーニのトップによれば、完全電動モデルに対する需要は現在「事実上ゼロ」に等しいという。純電動車では、購入者が期待するブランド特有の感情体験―すなわちサウンド、振動、そして機械的キャラクター―を現時点では提供できないのだ。

ランボルギーニ初の量産電動モデルは、「ランザドール コンセプト(Lanzador Concept)」の技術を採用し、最大2000馬力という強大な出力を備える予定だった。

「ランザドール(Lanzador)」の開発および市場投入はすでに中止寸前とされていたが、最新の報道によれば、このプロジェクトは市場再分析の結果、最終的に打ち切られる見通しだ―少なくともフル電動仕様は消滅する。ランボルギーニは、BEVが「高価な趣味」に終わる可能性を懸念している。多額の資金を投じながら、実際の顧客需要が伴わないプロジェクトになりかねないという判断である。

電動ではなくハイブリッドへ

ランボルギーニにとって、近未来はPHEVセクターにある。「ランザドール」の代わりに、プラグインハイブリッド版が計画されている。ベストセラーである「ウルス」も、一時は電動フラッグシップ化が検討されたが、ツインターボV8を備えるハイブリッドパワートレインを維持する。ランボルギーニはこれを、電動化への移行とブランドDNAとの最適な妥協点と位置づけている。

この動きは全体像とも一致する。「ランボルギーニ レヴエルト(Lamborghini Revuelto)」や「ランボルギーニ ウルス SE(Lamborghini Urus SE)」といったプラグインハイブリッドは非常に好調な販売を記録している一方で、純粋なラグジュアリーEVの需要は依然として低調だ。ランボルギーニは今後、10年末までに全モデルレンジを完全ハイブリッド化する計画である。

電動ランボルギーニは実現するのか?

ヴィンケルマンによれば、完全電動ランボルギーニが完全に排除されたわけではない。適切な時期が来れば選択肢は残しているという。しかし現時点で市場は成熟しておらず、可能な限り長く内燃機関を維持したい考えだ。したがって、最初の電動ランボルギーニというビジョンは、当面のところまだ夢物語にとどまる。

Text: Nele Klein
Photo: Automobili Lamborghini S.p.A.