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うーん残念 希少なポルシェ912が炎上!テスラの電動システムを装着してEVになんかしなければよかったのに・・・ネット上で嘲笑の的に

2025年12月31日

電動化されたポルシェ912が炎上:米国で、テスラ製駆動システムを搭載したポルシェ912が炎上。負傷者は出なかったが、歴史的スポーツカーは廃車となった。

電気駆動に改造された「ポルシェ912」が米国で全焼し、ネット上で嘲笑の的となっている。幸いにも負傷者は出なかったものの、この歴史的に希少価値の高いスポーツカーは廃車となった。

「ポルシェは恥ずかしくて自殺した」と、ニュースポータル「Sunshine News」のFacebook投稿に最も多くの「いいね!」が付けられたコメントはこう述べている。これは、このクラシックカーが後付けで電気駆動に改造されたことをほのめかしている。順を追って説明しよう。

この事故は、11月20日に米国フロリダ州ウィンターパーク市で発生した。原因はまだ不明だが、ポルシェは私道で発火し、瞬く間にほぼ全焼した。幸いにも、ドライバーは間に合ってポルシェから脱出でき、他の誰も負傷しなかった。しかし、消防隊にとって、火災の鎮圧は決して容易なことではなかった。

この画像を見ると、被害はそれほど深刻ではないように見えるのだが、動画ではポルシェが激しく燃えている様子が映し出されている。

60,000ドル(約950万円)で落札

興味深いことに、まったく同じ車が、ちょうど1か月ほど前、アメリカのオークションサイト「Pcarmarket」において、6万米ドル(約950万円)相当で落札されている。オークションの出品説明には、このクルマに関する詳細な情報が記されていた。それによれば、モータースポーツ用途として使われた後に残った、走行可能ではないポルシェ912のベアシャシーが電動化改造のベースとなり、そのコンバージョンはOutlaw EVs社によって行われたという。少なくとも、純粋主義者にとっては、公道走行可能なポルシェが犠牲になっていない点は安心材料と言えるだろう。

消防隊は消火活動に苦労した。もしかすると、ポルシェ912には再び内燃機関が搭載されるかもしれない。

ボディはベアメタルになるまで徹底的に剥離され、そのうえでワイドフェンダー、RSスタイルのパーツ、ゴールドのカンパニョーロ風ホイール、そしてポリカーボネート製ウインドウが装着された。内装は徹底的に軽量化され、ロールケージとバケットシートによって、ひときわスポーティな雰囲気が演出されている。ボディカラーは、歴史ある「ライムグリーン」(ペイントコード226)だ。

パワートレインはテスラ・モデルS由来―純粋主義者にとっては冒涜と言うほかないだろう。しかも最高出力は、オリジナルの90psから一気に7倍以上となる646psへと跳ね上がっている。重量を可能な限り抑えるため、31.2kWhのバッテリーが搭載され、最大航続距離は240kmとされていた。

しかし、火災の後には、この電動ポルシェに残されたものは多くない。それでも、もしかするとこの912は再び命を吹き込まれるのかもしれない。今度は、再び内燃機関を積んで―そんな可能性も、決してゼロではない。

Text: Jan Götze
Photo: facebook.com/CentralFloridaScanner