【このT1ワーゲンバスなんぼ?】今でもファンに大人気のVW T1バス 50年落ちのキャンパーバージョン その価格はやっぱり高いけど欲しくなる
2025年12月26日
ドイツの中古車情報:キャンピングカー仕様に改装された、修復済みの1975年製の希少なVW T1(ブリ)。70年代の本物のT1が、新しく生まれ変わり、新たな冒険の準備が整った。
4輪の自由を考える人は、遅かれ早かれ「VWブリ(Bulli)」にたどり着く。そして、まさにそのような車が現在レーゲンスブルクで販売されているのだ。1975年に初登録された「VW T1」で、愛情を込めて修復され、技術的にオーバーホールされ、次の大きな旅の準備が整っている。
ここでご紹介する「T1」は、このカルト的なモデルの後半の製造年、おそらくブラジル生産のモデルだ。
この「VW T1」には、44馬力の空冷4気筒エンジンが搭載されている。リラックスしたクルージング、左車線(高速道路の追い越し車線)ではなく田舎道、ストレスのないドルチェ ヴィータ(甘い生活)にぴったりのエンジンだ。

1975年式VW T1ブリ
経験上、このような旧車の走行距離48,000kmはあまり意味がない。実際、この「T1ブリ」は驚くほど新鮮に見える。それは、入念なメンテナンスの結果だ。ギアボックスは交換され、ブレーキシステムはオーバーホールされ、内装は完全に新しく生まれ変わった。
まさに、こうした点こそが、クラシックカーキャンパーの良し悪しを分ける要素だ。この車両は、明るく清潔で、非常に愛情を込めてモダンに改装されている。
クラシックなキャンピングカーのインテリア
インテリアは、クラシックなキャンピングカーのセットアップが購入者を待っている。シンクと冷蔵庫を備えた小さなキッチンは、賢く収納され、機能的だ。

シートは寝台に変えることができ、バンらしく驚くほど快適だ。さらに、1975年式の「T1」は禁煙車であり、これはクラシックカーでは決して当然のことではない。
2023年の大規模なレストアと、最新の車検(2025年11月)経て、「T1」は良好な状態を保っている。39,000ユーロ(約700万円)という価格も、市場価格から見て現実的な範囲だ。
最高にレストアされた「T1」は、非常に高価になることもある一方で、レストアされていない個体はそれなりの価格で買えるが、その差額分は買った後に修理費用で消えてしまうことが多い。
この「VW T1」はガレージに置いて人生を楽しみたいと思う、欲しくなる1台だ。





Text: Bianca Garloff
Photo: Privatverkäufer AutoScout24

