第4世代ルノー トゥインゴがEVとして登場!ルノーは新型トゥインゴでレトロなテーマを見事に実現している!
2025年11月10日
ルノー トゥインゴ(第4世代):これが新型ルノー トゥインゴだ!R5に続くフル電動で2026年発売予定。モデルに関するすべての情報。
電気自動車トゥインゴは2026年に登場予定
その外観は、どこか愛らしく、かわいらしい印象だった。大きな目、優しい表情、本当に陽気な車だった。そして、大成功を収めた。初代「トゥインゴ」は、特別な小型車であり、非常に魅力的な車であったため、発売直後からベストセラーとなった。そして今、ルノーの最小モデルが電気自動車として復活し、大きな期待を集めている。(外観のディテールによる)昔の愛嬌の多くと、(素晴らしい技術的ソリューションによる)昔の機知の多くを継承している。この小型電気自動車は2026年に発売される予定だ。
価格:トゥインゴは20,000ユーロ(約350万円)以下となる見込み
新型「トゥインゴ」は新型「R5」よりも低い位置付けとなるため、そのエントリー価格も「R5」よりも低くなるだろう。「R5」のエントリーモデルは、2025年から24,900ユーロ(約435万円)でディーラーに並ぶ予定(現在の価格は32,900ユーロ=約575万円から)で、トゥインゴは20,000ユーロ(約350万円)以下で販売される予定だ。市場投入は2026年を予定している。

視覚的なハイライトは丸型ヘッドライトだ。オリジナルと同様、フロントマスクの比較的高い位置にわずかに突出して配置されており、LEDリングがボディから浮いているように見える。グリルデザインと相まって、「トゥインゴE-TECH」はこれまでと同じように微笑んでいるように見える。ヘッドライトも、若干の変更を加えて量産モデルに採用される見通しだ。
照明付きドアハンドルも、旧モデルの形状と機能原理を踏襲している。ボンネット上の3つの小さなエアインテークでさえ、旧「トゥインゴ」の精神を反映している。ただし、ここには空気は流れていない。3つの小さなディスプレイが隠されており、バッテリーの充電レベルが表示される。

リヤ部分についても同様だ。コンセプトカーのデザインは初代モデルを彷彿とさせるもので、リヤライトも若干の変更が加えられているが、量産モデルの最初のティザー画像からもわかるように、その丸みを帯びた形状は維持されている。
| モデル | ルノー トゥインゴ E-TECH エレクトリック |
| モーター | 前置き電動モーター |
| 駆動方式 | 前輪駆動 |
| 最大出力 | 60kW (82hp) |
| 最大トルク | 175Nm |
| 0-100km/h | 12.1秒 |
| 最高速度 | 130km/h |
| バッテリー容量 | 27.5 kWh |
| 充電速度 | 11kW |
| 航続距離(WLTP) | 263km |
| 車重 | 1200kg |
駆動:トゥインゴの新しい電動プラットフォーム
新しい「E-トゥインゴ」の公式技術データはまだ発表されていない。ただ、ルノーは10kWh/100kmの消費量を目指しているということだ。

「トゥインゴ」は「CMF」プラットフォームの技術を採用しているため、40kWhのバッテリーと、前輪を駆動する約95馬力の電動モーターが搭載されると予想される。この「小型」パッケージにより、約400kmの航続距離を実現できるだろう。
トゥインゴコンセプトのインテリア
開放感あふれる浮遊感のあるダッシュボードには、7インチの計器ディスプレイと10.1インチのタッチスクリーンが搭載されている。「トゥインゴ」には、「ルノー5」ですでに採用されているのと同じギアセレクターが採用されていることが注目される。

インフォテインメント画面の中央下部には、エアコン操作用の3つの回転式コントロールノブがあり、ハザードランプはダッシュボード上部のエアコン操作ユニットの右側に移動している。
インテリアは、ほぼ全体が黒でまとめられている。ところどころに、ルノーらしいカラフルなアクセントが加えられている。シートクッションは、初代「トゥインゴ」と同様、カラフルなパターンが散りばめられている。

新型トゥインゴは4人乗り
1993年のオリジナルモデルと同様、後部座席は50:50の比率で折りたたみ、スライドさせることができる。対称的な分割は、新世代モデルが4シーターであることを示唆している。さらに、ルノーは後部サイドウィンドウもそのまま採用している。ただし、この小型電気自動車は5ドアモデルのみの販売となる。

結論:
ルノーは「トゥインゴ」を復活させ、2026年から20,000ユーロ(約350万円)以下で販売する予定だ。これが成功すれば、都市部のEモビリティにとって重要な一歩となるだろう。
Text: Bianca Garloff, Sebastian Friemel and Jan Horn
Photo: Renault / Ampere

