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伝説的なV12エンジンへのオマージュ 24Kゴールドのアクセントが施された50台限定「メルセデス・マイバッハV12エディション」登場!

2025年10月9日

メルセデス・マイバッハV12エディション(Mercedes-Maybach V12 Edition):12気筒の黄金の特別仕様。伝説的なV12エンジンへのオマージュ。24Kゴールドのアクセントが施された、50台限定生産のメルセデス・マイバッハV12エディションが登場。

「Sクラス」は、常に豪華さの象徴であり続けている。しかし、メルセデス・マイバッハとなれば、その豪華さはさらに増す。限定特別モデルは、その豪華さをさらに引き立てている。

「メルセデス・マイバッハV12エディション」は50台限定モデルで、24Kゴールドのアクセントと、自社工場で手作りされたディテールが特徴だ。

ベースはメルセデス・マイバッハ S 680

この特別モデルのベースは、6.0リッターV12エンジン、デュアルターボチャージャー、612馬力を搭載した「メルセデス・マイバッハ S 680」だ。このセダンは、9速オートマチックトランスミッションと四輪駆動を標準で搭載している。これにより、乾燥重量2,365kgのこの高級セダンは、0から100km/hまで、4.5秒で加速し、電子的に制限された250km/hで最高速度に達する。

V12エディションは、20世紀初頭の歴史的な「マイバッハ ツェッペリン」モデルを彷彿とさせる、ブランドのルーツ、そして伝説的なV12エンジンへのオマージュとなるモデルだ。電動式コンフォートリヤドア、アクティブ走行騒音補償、リヤアクスルステアリング、アクティブサスペンションなどが搭載されている。

メルセデス、職人技にこだわり

この車両は、内装も外装も、マニュファクチュールプログラムによって洗練されている。12気筒のマイバッハは、上部が「オリーブメタリック」、下部が「オブシディアンブラックメタリック」という2色の塗装が魅力だ。外装は、「ハイテクシルバーメタリック」の繊細なピンストライプによってアクセントが付けられている。

ツートーン塗装には最大10日を要する。

この複雑な塗装には最大10日を要する。さらに、5穴の鍛造ホイールと、Cピラーに限定版専用の「マイバッハ」エンブレムが、クロムとゴールドの小さなメダルとともに取り付けられている。

このメダルには「12」の数字が刻まれており、かつての「マイバッハ ツェッペリンDS 8」のラジエーターマスコットを象徴している。メダルの内側にはV字のパターンが刻まれており、V字に配置されたシリンダーを彷彿とさせる。

インテリアの特別感

インテリアも特別感にあふれている。5つのスクリーン(一部はOLED)、サドルブラウン色のナッパレザーのインテリア、手作業で仕上げられたクルミ材のステアリングホイールが採用されている。

ダークナットウッドのリングが、特別版のステアリングホイールを飾っている。

さらに、シートには特別な刺繍が施され、センターコンソールには「1 von 50」と刻印されたプラークが付けられている。後部座席のセンターコンソールには、12個の金色の円と、手描きによる特別なマイバッハ12のエンブレムが飾られている。

センターコンソール上のゴールドのリングがハンドペイントによって仕上げられる。

アクセサリーも追加可能

各車両には、特注のアクセサリーも付属している。これには、「Robbe & Berking」製の銀メッキのシャンパングラス(刻印入り)、サドルブラウンのトランクマット、手作りのギフトボックス(キーホルダー付き)などが含まれる。

メルセデス・マイバッハ V12 エディションには専用のキーボックスと銀メッキのシャンパングラスが付属している。

この特別なリムジンの納車は2025年秋に開始されるが、特定の市場のみとなる。メルセデスはこの「最高級品」の価格については明らかにしていない。しかし、ゴールドメッキのV12ボディが決して安くないことだけは確かだ。

Text: Nele Klein
Photo: Mercedes-Benz Group AG