【未来予想図】BMWのウェブサイトに突然4ドアモデルが登場!BMWが近未来モデルの予想図を公開 これはi4の後継モデルかもしれない!
2025年9月30日

BMWのアニメーションが未知のモデルを公開:アニメーションクリップはBMW iX3のアシスタントシステムの機能を紹介しているが、映っているのはセダンだ。これはi4の後継モデルかもしれない!
BMWはすでに電動セダン「i3」を発表しており、第2世代の「iX3」はすでに注文可能となっている。しかし、今、このバイエルン州の自動車メーカーが話題を呼んでいる。BMWのウェブサイトに、これまで知られていなかった4ドアモデルが突然登場した。スポーティなデザインで、明らかに「ニュークラス(ノイエクラッセ)」からインスピレーションを得ており、単なる予想図以上のものと思われる。
この謎めいたモデルは、新しい「iX3」の運転支援システムを説明する、同社ウェブサイト上のアニメーションクリップに登場している。レーダーベースの速度制御、交通標識認識、自動車線変更、そしてアプリを使って駐車スペースへの出入りができるパーキングアシスタントプロフェッショナルが紹介されている。
ニュークラスとの外観上の違い
外観上、この車両は「ニュークラス(ノイエクラッセ)」のデザイン言語を踏襲しているが、「i3」の外観とは明らかに異なっている。現時点では「ビジョン ノイエクラッセ」というコンセプトカーとしてのみ公開されているが、「iX3」とそのコンセプトカーとの類似性を考慮すると、セダンが発表される可能性は極めて高いだろう。

しかし、このモデルにはいくつかの変更点がある。印象的なキドニーグリルと細く2つに分かれたフロントLEDヘッドライト、サイドのフラッシュドアハンドル、細いリヤライト、そして全体的に幅広で力強い外観だ。また、BMWが量産モデル用のサイドミラーを採用していることも注目すべき点であり、コンセプトカーでは珍しいディテールだ。
デジタルデザインは、後のモデルに採用される可能性がある
これがコンピューターで生成されたショーカーなのか、それとも真剣なデザインスタディなのかは、まだ明らかになっていない。珍しいのは、BMWがアニメーションクリップに「iX3」自体を使用しなかったことだ。このアニメーションは、「i3」の初期デザインに基づいているか、あるいは将来実際に量産される可能性のある車両を示唆しているのかもしれない。
たとえば、「i4グランクーペ」の後継となる電気自動車が考えられる。そのプロポーションとスポーティな姿勢は、「i3」のよりダイナミックな代替車として、確かにふさわしいだろう。しかし、BMWが将来モデルに組み込む予定の要素を、単にデジタルデザインで提示しているだけである可能性も同様に高い。このアニメーションが最終的に何を意味するのかは、BMWが近い将来、明らかにするだろう。
Text: Sebastian Friemel
Photo: BMW Group