【このT1サンバ バスなんぼ?】ひょえー高ーい このほぼ70年前のVWサンバ バスの値段ですか?たったの2千362万円です なんで?
2025年10月13日

ドイツの中古車情報:VW T1サンバ バス(1956年)。最高の状態のサンババスが販売中。23個の窓、30馬力、そしてたくさんの生き生きとした雰囲気。その販売価格はかなり高額で・・・。
単なる移動手段以上の存在である車がある。「VW T1」はそのひとつだ。伝説的な「VW バス」ほど、新たな出発、自由、冒険を象徴するモデルは他にほとんどない。
そして、おそらく最も美しい形である23窓の「サンバ バス(タイプ24)」は、クラシックバンのアイコンとなっている。まさにそのような1台が、現在ウルディンゲン ミュールホーフェンで販売されている。価格は135,000ユーロ(約2,362万円)と、かなり高額だ。
販売されている「T1」は1956年式で、人気の高いクラシックカー登録(Hナンバー)を取得しており、細部に至るまで修復されている。鑑定評価では、この「VWバス」は夢のような最高評価の「1」を獲得し、再取得価格は186,500ユーロ(約3,263万円)と認定されているのだ。赤と黒の塗装と、黒色のフルレザーのインテリアは、とにかくすべての人の目を惹きつける。
ボンネットの下には、控えめな30馬力の1.2リッター4気筒ボクサーエンジンが搭載されている。これで、ゆったりと時速80kmで走ることができる。そして、まさにそれがこの車の魅力だ。後部の空冷エンジンが独特のうなり声を上げながら、ゆったりとしたクルージングを楽しむことができるのだ。ドライブトレインは、当時としては典型的な4速マニュアルトランスミッションと組み合わせられている。
大きなガラス面とオープンカーのような感覚
8人乗り、5ドア、そして有名なパノラマウィンドウを備えた「サンバ バス」は、当時は高級モデルだった。大きなガラス面が明るさを確保し、オープンカーのような開放感をもたらしている。
「VW T1」は、1950年代から1960年代にかけて、家族だけでなく、サーファーやヒッピーたちにも人気を博した。今日では、特にこの状態のものが販売されている場合、コレクターズアイテムとして高い人気を博している。
結論:
30馬力のバスに135,000ユーロ(約2,362万円)は、非常識に聞こえるかもしれない。しかし、「T1サンバ バス」は、ある50年代の象徴であり、その状態が良ければ良いほど、コレクターとしての価値は高くなる。






Text: Bianca Garloff
Photo: LOC Fahrzeuge OHG