ビミョー　伝説的なパワーステーションワゴンの後継車は電気自動車ではない？新型アウディRS 6のエンジンに関する噂

アウディRS 6 e-tron：伝説的なパワーステーションワゴンの後継車は電気自動車ではないのか？新型アウディRS 6のエンジンに関する噂が飛び交っている！しかし、1つだけ確かなことは、純粋な内燃機関車はもう登場しないということだ。

多くのRS6ファンはひとまず安堵するだろう。電動RS6の計画はキャンセルされたように見えるからだ。少なくとも、自動車業界で広まっている噂ではそう言われており、motor1も同様に報じている。だからこそ驚かされるのは、carscoopsでRS6 e-tronの最新スパイショットが公開されたことだ。果たして何を信じればよいのか。

まず、状況の説明から始めよう。新型「アウディA6」はすでに発表され、注文も受け付けている。セダンの価格は55,500ユーロ（約970万円）、「アバント」は58,000ユーロ（約1,015万円）からとなっている。しかし、人気のトップモデルである「RS 6」は、まだ発売までしばらく時間がかかりそうだ。そして、搭載される可能性のあるエンジンについて、今、様々な憶測が飛び交っている。

なぜなら、新世代では、特に伝説的な「RS 6アバント」がその伝説的な地位を失う危険があるからだ。結局のところ、その伝説的な地位は、ステーションワゴンとV8エンジンの珍しい組み合わせによって築き上げられたものだ。そして、アウディは、少なくともこれまでの形、つまり電動サポートのない形で、この8気筒エンジンを将来廃止する意向であると噂されている。V8エンジンの廃止がファンコミュニティでどれほど批判的に受け止められるかは、例えば、新しい「メルセデスAMG C63 S」の場合でも明らかだ。

こうした不透明さの中で、アウディは現行「RS 6」の受注数で記録的な数字を叩き出している。ファンの不安は根拠のないものではない。スパイショットが存在するとはいえ、アウディは当面フル電動RS 6の計画を棚上げしているようだ。しかし最上位モデルは依然として電動化され、プラグインハイブリッドとして登場する可能性が高い。

新型RS 6はV6エンジンのみとなるのか？

V8を積んだPHEV仕様の可能性もあるが、6気筒エンジンとなるシナリオも考えられる。新しい電動化「RS 6」が現行モデル（630馬力）を超える出力を得られるのかどうかは、まだ不明である。

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: Audi