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「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」 が決定!

2020年12月8日

第41回「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」決定!

本年度は新型コロナウイルスの影響で、一時はイヤーカーの選出自体、危ぶまれていましたが、
イベントの開催方法、開催場所、開催概要などを見直すことにより、何とか実施へと至りました。
なお得点などの詳細については、公式サイト http://www.jcoty.org/ でご確認ください。

【日本カー・オブ・ザ・イヤー】SUBARU レヴォーグ

<授賞理由>
 「スバルグローバルプラットフォーム」とフルインナーフレーム構造の組み合わせで類い希な操縦性と快適性を高次元で両立。日常域での扱いやすさを重視した新開発1.8L直噴ターボエンジンはリーン燃焼という新しい技術トライとユーザー目線の開発姿勢で支持を集めた。インテリアも大型センターインフォメーションディスプレイや、フル液晶メーターで構成された先進的なデジタルコクピットを採用するなど大きく進化し、2020年代のベンチマークにふさわしい仕上がり。3D高精度地図データと、GPSや準天頂衛星「みちびき」などの情報を活用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を設定しながら、装着車で317万円(税抜)スタートというコストパフォーマンスの高さも評価した。

【インポート・カー・オブ・ザ・イヤー】プジョー 208/e-208

<授賞理由>
 高剛性ボディとしなやかに動くサスペンションの組み合わせで実現した、クラスを超えた上質な乗り心地と、ドライバーの意のままにライントレースするハンドリングが秀逸。フランス車らしい内外装の高いデザイン性と精緻な作り込みも魅力で、発進時から豊かなトルクを発揮しガソリン車同様のフットワークを持ちながら、400 万円を切る車両価格の EV モデル「e-208」を選べる点も評価した。

【デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー】マツダ MX-30

<授賞理由>
 SUV スタイルながら、観音開きの「フリースタイルドア」の採用などで、新しいスペシャリティカーを提案。インテリアにはコルク素材やリサイクルファブリック、「プレミアムヴィンテージレザレット」と呼ばれる人工皮革を採用するなど、サスティナビリティとデザインの両立も評価した。

【テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー】アウディ e-tron Sportback

<授賞理由>
 高度な回生システムを備えた発電&蓄電テクノロジーを採用。EV 特有のノイ
ズを一切排除し、プレミアムモデルらしい快適性を実現した。大型スクリーンを奢ったイン
テリアやデジタル式の「バーチャルエクステリアミラー」の設定も EV 専用車らしい演出。前
後輪の電気モーターによる強力な駆動力、実用的な 405 ㎞の航続距離も評価を集めた。

【パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー】BMW ALPINA B3

<授賞理由>
 どんなシーンでも最高のパフォーマンスを発揮するスポーツサルーン。ハイスピード域を難なく走りきるポテンシャルを持ちながら、日常域での扱いやすさは感動を覚えるほど。エンジンも足回りもこの上なくスムーズ。20 インチという大径のホイール&タイヤを履きながら、しなやかな乗り味も評価した。

【K CAR オブ・ザ・イヤー】「ニッサン ルークス」「ミツビシ eK クロス スペース/eK スペース」

<授賞理由>
  実用性の高いスーパーハイトワゴンながら、コントロールのしやすい、安定感の高い走行性能で軽自動車の水準を引き上げた。内装の質感やシートの座り心地も評価を集めた。さらに登録車と同等性能の先進安全運転支援システム「プロパイロット/マイパイロット」の採用も大きな魅力になっている。

【2020 – 2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー得点表】
1位
スバル レヴォーグ (株式会社SUBARU) 437点
2位
ホンダ フィット (本田技研工業株式会社) 320点
3位
トヨタ ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス (トヨタ自動車株式会社) 300点
4位
プジョー 208/e-208 (Groupe PSA Japan株式会社) 141点
5位
ランドローバー ディフェンダー (ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社) 105点
6位
アウディ e-tron Sportback (アウディ ジャパン株式会社) 65点
7位
マツダ MX-30 (マツダ株式会社) 63点
8位
アルピナ BMW ALPINA B3 (ニコル・オートモビルズ合同会社) 25点
9位
BMW 2シリーズグランクーペ (ビー・エム・ダブリュー株式会社) 24点
10位
ニッサン キックス (日産自動車) 20点

日本カー・オブ・ザ・イヤーとは?

日本のモータリゼーションの発展と、コンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知
を目的として 1980 年に創設。文字どおり、日本を代表する“クルマの賞典”として、日本国
内だけでなく海外からも高く評価されています。
41 回目となる本年度のノミネート車は、2019 年 11 月 1 日から 2020 年 10 月 31 日までに日本
国内で発表された全 45 台の乗用車。自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる 60 名
の選考委員による第一次選考で、上位 10 台の「10 ベストカー」が選出され、その中から、
同じく選考委員による最終選考投票により、今年度のイヤーカーが決定しました。
なお、今年度から設けられたカー・オブ・ザ・イヤー/インポート・カー・オブ・ザイヤー
以外の 4 つの賞は、すべてのノミネート車が選考対象となります。

■本件に関するお問い合わせ先 日本カー・オブ・ザ・イヤー事務局 e-mail : jimu@jcoty.org
■日本カー・オブ・ザ・イヤー のオフィシャルホームページ < http://www.jcoty.org/ >
■日本カー・オブ・ザ・イヤー の公式 Twitter アカウント < https://twitter.com/japan_coty >