【このボクスターなんぼ?】走行距離約15万kmの2003年式ポルシェ ボクスターが約215万円で販売中!購入すべきか・・・うーん悩ましい
2025年8月21日

ポルシェ ボクスター(986):ドイツの中古車事情。このポルシェのコンバーチブルは1万3,000ユーロ(約220万円)未満!このボクスターには、ポルシェの品質、コンバーチブルの利点、そして長い車検期間がお買い得に見える!
現在、新しいポルシェのコンバーチブルを運転したい人は、「718スパイダー」、「911カレラ コンバーチブル」、または「911タルガ4S」から選択できる。しかし、どのモデルを選んでも、少なくとも15万ユーロ(約2,550万円)を支払わなければならない!
中古車市場なら当然、より手頃な価格で購入可能だ。ツッフェンハウゼン製のコンバーチブルを探していると、「914」に出会うかもしれない。このコンバーチブルは、VW とポルシェの共同開発モデルで、独自のデザインを採用した非常に古いモデル(1969-1974年)のため、日常使いのポルシェを探している多くの人は興味を示さないだろう。

次に注目すべきは「ポルシェ ボクスター(Porsche Boxster)」だ。ミッドシップエンジン搭載のロードスターは、現在の中古車市場で「ポルシェ914」と「ポルシェ964」の間くらいの価格帯にある。15,000~20,000ユーロ(約255~340万円)で出品される個体も珍しくない。例えば、クイックボルンで売りに出されている、この2003年製の「ボクスター」は、わずか13,000ユーロ(約221万円)で手に入る!当時の新車価格は少なくとも76,500ドイツマルク(約675万円)だったので、価値の低下は顕著だ。しかし、今後数年間で適切にメンテナンスされ、2033年にH(クラシックカー)ナンバーを取得すれば、状況は変わる可能性がある。

販売者によれば、この「ボクスター」は夏のみ使用され、それ以外はガレージに保管されていたとのことだ。したがって、ポルシェは悪天候にさらされていない。良好な状態を裏付ける点として、比較的新しい車検ステッカーも挙げられる。次の検査は2026年9月まで不要だ。
ベースモデルの最高性能仕様
魅力的なポイント:この2003年製のマニュアルトランスミッションモデルは、「986」の最後のパワーアップモデルだ。3.2リッターのエンジンを搭載した「ボクスターS」の馬力が252馬力から260馬力にアップしただけでなく、2.7リッターエンジンを搭載したベースモデルも220馬力から228馬力にパワーアップしている。

インテリアの欠陥は最小限
写真を見る限り、ボクスターの外観は整然としているだけでなく、15万km近く走行したにもかかわらず、インテリアも良好な状態を保っている。シートのレザーに裂け目はなく、目立つ使用感は運転席側のドアハンドルとステアリングホイールにのみ見られる。12,490ユーロ(約212万円)という手頃な価格を考慮すれば、これらの欠点は容易に許容できるだろう!

Text: Kim-Sarah Biehl
Photo: AutoScout24/MC CARS