【限定特別モデル】ポルシェ クラブ オブ アメリカの70周年記念モデル 数量限定の特別モデル ポルシェ911クラブ クーペ 会員のみが購入可能
2025年7月25日

ポルシェ911クラブ クーペ:PCA 70周年記念モデル。ポルシェ クラブ オブ アメリカ(PCA)の70周年を記念し、ポルシェが厳格な数量限定の特別モデルを発売。会員のみが購入可能 – ただし、早めの注文が必要!
「ポルシェ911」は常に特別な存在だが、この特別モデルは真のインサイダーのためのものだ!
「ポルシェ クラブ オブ アメリカ(PCA)」の70周年を記念して、ポルシェは限定特別モデル「911カレラTクラブ クーペ」を発売する。生産台数は70台限定で、米国とカナダのクラブ会員のみに販売される。
特別モデルのベースは、「ポルシェ 911カレラT」の「992.2」世代だ。軽量でシャープなデザインに、6速マニュアルトランスミッションを採用し、余計な装備を一切排除。オートマチックトランスミッションの代わりに、純粋なドライビングプレジャーを提供する。PASMスポーツサスペンションにより、車高は10mm低く設定され、エンジンには393馬力の3リッターツインターボ ボクサーエンジンが搭載されている。

スポーツエキゾーストシステム、スポーツクロノパッケージ、機械式リミテッドスリップディファレンシャルなど、さらに魅力的な装備も標準装備。
特別塗装「ソーラーブルーメタリック」
目を引くのは、この限定カラー「ソーラーブルーメタリック」。2015年に当時の「PCA」モデルで初披露された「クラブブルー」の新たなバリエーションだ。フロントとリアに「インディッシュレッド」の赤いアクセント、そして特別な「70周年PCA」バッジを組み合わせることで、これが普通の「911」ではないことが一目瞭然だ。RSスパイダーホイール「サテンブラック」にシルバーのアクセント(フロント20インチ、リア21インチ)も、高級感をさらに引き立てている。

コクピットまで徹底した専用設計
特別仕様の「911」は、インテリアでもその特別感を際立たせている。ポルシェ クラブ オブ アメリカ(PCA)のロゴ入りドアシル、記念ロゴ入りのドアプロジェクター、ダッシュボードに刻まれた「クラブ クーペ」のシグネチャーが、エクスクルーシブなアクセントを加えている。さらに、「GTスポーツステアリングホイール」とウォルナットウッド製のシフトノブが、「カレラT」の伝統を継承している。

インテリアはブラックレザーで覆われ、アクセントに「スピードブルー」と「インディアンレッド」のステッチが施されている。オプションのエクステンデッドエクイップメントパッケージを選択すると、「PCA」パターンを採用したタータンチェックのシートセンターパネル、シートのロック解除用インディッシュレッドのレザーループ、スピードブルーの塗装を施したキー、ブラックレザーのキーケース(クラブクーペのエンボス加工入り)が付属する。ハイライトは、車とカラーコーディネートされたポルシェデザイン限定の時計だ。

他に類を見ない911
この特別モデルは2025年秋から2026年春にかけて生産され、わずか70台が顧客に納車される。もう1台はポルシェ博物館に展示される。価格はまだ発表されていないものの、通常の「カレラT(146,800ユーロ=約2,500万円から)よりも大幅に高くなる見込みだ。一つ確かなことは、この「クラブ」クーペは真のコレクターのためのモデルであり、「911」が0から100km/hまで加速するよりも早く売り切れるだろう。
Text: Marie Milius
Photo: Porsche